連休明けの今日。
二日ぶりに出勤した鈴木鈴子でっす!
春ウララのような陽気で半分うきうき、残り半分どきどきしながら出かけた。今朝は矢木さんと一緒に10時出勤。二人でプラットホームへ行くと、グロッサリーの北島サブちゃん・・・ことカトちゃんが、口笛を吹きながら、入荷商品を台車に積んでいた。
「何?カト君。えらい機嫌がいいねえ。口笛吹いて
」
と、矢木さん。
「もう、春ですしね
」
と、私。
私の連休中、何か、事件がなかったか!?(例えば、1ケース発注したつもりの生パン粉が10ケース届いたとか・・・)
カトちゃんは、今日の入荷分はいつもより、多いか?少ないか?と私に聞くが、定かではない。月曜に通常の発注をした翌日の火曜日に、商品が入荷されるのを待たずに前倒し発注した為、(私が英語学校の仕事の都合で、連休に入ったため) もう、何を頼んだかなんて、忘れてしもうた。はははっ・・・。
「水曜日は凄かったですからね。今日は逆に少ない・・・?のか?水曜日は僕が台車一台カップラーメンを出して、残りは店長が出したんですよ」
うん、うん、そうだろう。
私が休みの日に商品が入荷された場合、出す人は これまでは、つばめ君か、ハマグリ君だった。
つばめ君が去った後は、康永君が出してくれる。
一緒に働いていて感じたのは、康永君は、カップラーメンを出すのをこよなく愛しているようだ・・・?ということ。
いつも、こちらが何も言わなくても、積極的に手伝ってくれる。
同じく、カップラーメン博士のハマグリ君も、やはり、手があくと、
「手伝いますよ!」
と、やって来る。
そんな二人の為に、私が居ない日くらい、たっぷりとカップラーメンの荷出しをエンジョイしてもらおう!と、気を利かせて?? ちょっと多目にカップラーメンの発注をしておいた。
康永君と、ハマグリ君、さぞかし、楽しんで出してくれただろうね!カップラーメンの山に囲まれて、幸せをかみ締めたに違いないわあ。
「水曜日、康永君、いなかったんですよ」
あっ・・・そう。
えっ!? 今、なんて言ったあ?カトちゃん!
「最初に言うべきか、どうか、迷ったけど・・・。
店長が出したんですよ、カップラーメン!」
「ええ~~~!!店長が!?」
なっ・・・なんで、店長が、カップラーメンを!?
定番商品の荷出しを???
「私、副店長が定番商品を荷出ししても、驚くのに、何で店長がカップラーメンの荷出しをするのっ!?!?」
康永君とハマグリ君の為に、特別に、たくさん発注しておいたカップラーメンを店長が荷出しした・・・という事実。
一言でいうと、思いっきりガーン!!!だ。
こんなこと、予想だにしなかった。
「僕、4人の店長を知ってるけど、あんなに働く店長、見たことない・・・」
私も見たことない。
想像したくない。
店長が、カップラーメンに埋もれながら荷出しをしている姿なんて・・・。
「店長、何て思いながら、荷出ししたんだろうね・・・。とほほ・・・」
こんなに いっぱい発注して・・・。
一体何を考えているのかね・・・!?!?
・・・って、呆れたでしょう・・・ね。
バックへ行くと、岸辺さんに会った。
「他の人が荷出しすると、訳分からなくなるでしょ?
あっ!!そういえば、鈴木ちゃんが休みの日、
店長がカップラーメンを出してたよ!
仕方ないよねえ・・・。人手が足りないときは」
再びガーン!!!
そして、帰宅時間まじか・・・。
矢木さんは言った。
「あっ、なんかねえ・・・。そういえば、
店長がカップラーメンを出してたみたいだったよ!」
またまた、ガーン!!!
仕事を終え、母、家出(熊本の実家へ行って、すでに三週間)の最中の今、主婦の私は、買い物をして帰ったのだが、売り場で午後から出勤してきた店長を見つけた。
とととととっ・・・・と、さりげな~く、店長に近付き、
「お疲れ様でした!!」
と、店長の背後から声をかけた。
店長は、エンドにお菓子を出していたのだが、振り返ると、にこやかに、 「お疲れ様!」
と、言ってくださった。
お疲れ様でした・・・(カップラーメン!!!)
と、心の中で呟いたことは、言うまでも無いです。
店長、お世話になりました。
康永君とハマグリ君用のジョークを店長が受ける羽目になるなんて・・・。
人生、何が起こるか分かりません・・・ね!?(爆)