昨夜、遅番で仕事から帰宅後、初めてパソコン君を開かなかった。昨日、今日と二日連続で、ショッキングな発表があったからだ。
心の整理が付かず、何も言葉にすることが出来ない・・・そんな心理状態だった。
ブログの更新は、その前の深夜に「お料理した後」し、宿題のアンケートを仕上げ(2ページの力作)、出勤。
遅番とはいえ、洗濯物を干し、夕食の準備をして、「温めるだけ」にしてから職場へ行ったので、早朝からバタつき、殆ど寝ていない。
遅番で、午後出勤すると、休憩室で休んでいたスタッフに会った。
私が作成したアンケート2ページ(ブログで紹介した文章そのまんま)を見た矢木さんと岸辺さんは、
「すご~い!!
副店長が喜ぶよ!^0^ とうとう、グロッサリーにも、花岡さん(
グロッサリー事務。灰色勤務表
作成者)に対抗する人が出てきたねえ。
温泉旅行、間違いなしだわ!何より、メーカーさん
が喜ぶよ。レシピ付き!
」
「いいえ・・・。多分、副店長は、喜ばないでしょう。欠品リストと反省文を提出した時も、コメントなしでしたから」
それに、コンプライアンスに関するアンケートを手渡した時は、固まってましたから!
私から何か、提出物を手渡される時の副店長の「びくっ」とした表情といったら・・・
気の毒なくらいです。
青果の社員が、提出しなければならない文章作成に頭を抱えていた時には、副店長、堂々とアドバイスしていたのに・・・。
「売り場へ行ったら、副店長に見せなさいよ!」
と、岸辺さん達に言われ、バックへ。
誰もいない。
バックは、し~~~んと静まり返っている。
まるで、その後の出来事を暗示するかのように・・・。
私は、設置されていたアンケートボックスへ誰にも見せずに投函した。
その直後。
外でタバコを吸っていたらしい南副店長と、西村チーフがバックへ、ひょい!と突然現れた。二人の顔を見て・・・。
何でだろう。何故だか、ただならぬ雰囲気を感じてしまった。
もしかして・・・。
もしかしたら・・・。
勤務終了間近。
パソコンの前で説明していた副店長に、思わず、
「副店長、異動するんですか?」
と、聞いてしまっていた・・・。
おいおい、仕事の説明とは、全く関係ない話題でしょ?
心の何処かで、私自身にそう語りかける声がしたが、無視した。
「はい。異動します。内示が出たから・・・。よっぽどの事が無い限り・・・」
「はあ・・・」
・・・って事は、昇級試験に合格したってこと・・・ね。
おめでとうございます・・・って言わなきゃいけないんだよね。
嫌だ。
副店長が居なくなっては困る。
お米の発注、誰がするの?
色々あったけど。
時々、グサッとくることも言われたけれど。
何より、副店長が居なくなったら寂しいじゃない。
ふわふわと宙を舞う様に、無重力空間へ迷い込んだ私の心。
その後、周囲に居た他の部署の社員達が、
「南君が居なくなったら、寂しくなるねえ。ここ、結構、長かったよね!」と、明るく言っていた。
「オープニングから居るから、さくらには思い入れがある・・・」
副店長は、しんみり・・・と語った。
その後、どうやって帰宅したか、はっきり言って、覚えてないのよね。電車とバスで帰ったんだろうけれど・・・。
バスを待ってる時間が いつもより長かったところを見ると、知らない間に、バスが行っちゃったのかも・・・ね。
南副店長、異動。
これだけで、もう、充分ショックなのに・・・。
翌日・・・つまりは、今日、もっとショックな発表が朝礼であったのだ。
嘘でしょう???
続く・・・。
written by 鈴木鈴子 to be continued...