2007年3月31日土曜日、午前中は、小春日和。 午後から下り坂。
今日で3月、今年度も終わり。。。そして、とうとう。。。
(
岸辺さん、先日から何回、泣くんですか!?まだ、その時
が来たわけではありません、しっかりしてくださいっ
)
月末の今日、いつもにも増してお仕事が。。。
今日までの特価商品のポップを外し、バックへ戻ると、店長が新メンバーの内山さんに「月間特価品」のポップについて説明中だった。
「他の店舗は、どうしているか分かりませんが、本店では、この枠の商品のポップの付け替えは、各、担当者の責任で 早めにポップを外すことも仕方なく・・・」
これを聞いて、ちと、不安になった私は、念の為、もう一度リストを取り出し、売り場確認をして回った。
大丈夫、今日で特売終了のポップは すべて外したわっ。
再び、バックへ戻ると、今度はパソコンの前で、「売価変更」の仕方について、店長が内山さんに説明中だった。
「一歩、間違えると、とんでもないことになるから、操作する時は、充分気をつけて
必ず、この枠を・・・」
再び、どきっ
つい、先日、特定の商品を売変したつもりが、初期画面で、一般食品すべての枠をそれとは知らずに使い、とんでもない事をやらかしたのは、この私。。。
幸い、西村チーフが気付いて、大事には至らなかったのだが、10歳は、寿命が縮まった。
私が通るたびに、このような話をする店長って。。。
鈴木鈴子、しっかり話題の提供者。。。
グロッサリーのお姉さま方は、
「私は売価変更は、せん!南副店長、これ、やっといてください
と、頼んで放っておくと、してくれるよ!」
「恐ろしいことになるから、自分でしないよ。
社員を捕まえたらいいよ」
と、言うが・・・。店長も、南副店長も、私には、
「覚えよう! 自分でしよう! ここに座ろう!」
三原則を掲げるので、恐怖の特殊パソコン君から逃れられない運命なのである。
そんな、こんなで、売り場とバックを行ったり来たりしていると、青果の影に岸辺さんが隠れている。10分以上前、「お疲れさまでした」、といって、上がった筈なのに。いったい、どうしたのだろう。
「岸辺さん、どうしたんですか、こんなところに隠れて・・・」
「さっき・・・ね。西村さんに、挨拶したんよ。そしたら、寂しくて・・・。 あっ、花粉症だから、私・・・。二階じゃ、他の部門の人もたくさんいるし、挨拶しにくいじゃない?貴方も、誰もいないときに、挨拶した方がいいよ」
「誰もいない時に・・・??」
「うん。寂しくなるねえ・・・」
あ~~~あ。お母さん、しっかりして~。明日から、どうなるんだよお。岸辺さんが西村チーフの事で泣くのは、これで4回目・・・。
こっちまで涙が・・・。いやです、こんなの。
笑って見送ろうって決めた筈・・・。
しかし、現実は、こう・・・。
岸辺さんは、そのまま、女子トイレへ駆け込んだ。
しばらく私も、その場で、ぼお~~っとしたままだったが、店長が「何事か!?」といったように、こちらを見ているので、とぼとぼ歩きだした。
・・・と、その時、偶然にも西村チーフがバックへやって来た。
岸辺さんの提案通り、この時とばかりに、お別れの挨拶をした。
そして・・・。岸辺さんが、たった今、泣いて、トイレへ駆け込んだことも、西村さんに暴露してしまった。
そのすぐあとに、バッタリ会ったカト君にも告げると、
「えーっ、そんなあ
」
「つい・・・岸辺さんが、4回も泣いてました!と、いっちゃったわ」
最後の悪戯にしますので。岸辺さん、許してたもれ!
「いい雰囲気で仕事できたし、楽しかった・・・。僕も、ここへ遊びにくると思うし・・・。短い間だったけど、お世話になりました」
ほんとうに。グロッサリーは、いい雰囲気でしたね。
ほんわかとした温かな
雰囲気は、西村チーフが先頭に立って作り出してくれていたことは、誰もが認めるところ。
南副店長は、どちらかといえば、ピリッとした空気をかもし出していた。
そして、「一見、真面目そうで意外性があるO型の店長」(梅子さん評)
三人は、それぞれに個性的で素敵な さくら通り店のトリオ上司だった。
今日で、解散なんだ・・・ね。
ところで、梅子さん、「鈴木さん、O型でしょ?店長も、O型よ!真面目そうに見えるけど、意外な一面が・・・。面白いことが好きでしょ?」・・・私と同列に並べられちゃ、店長に気の毒ですから、やめましょう。それから、何度もいいましたが、私はA型です。もう一度、血液検査をしろとは、失礼な・・・。私にお酒を飲ませれば、更に面白く変わると、期待しているようですが、お酒は一滴も飲めませんので、期待するのはやめましょう。
話がズレました。
すみません。
最後に、グロッサリー女史5人に、事務の花岡さんも加えて6人で、心ばかりのお餞別を梅子さんが代表して手渡した。
私服に着替え、売り場で買い物中の岸辺さんもバックへ呼び、三人で挨拶をしたのであった。
梅子さんが西村チーフを呼びに行っている間、私は岸辺さんと話していた。
「あんなにいい上司はいなかった。日配も頑張ってよく仕事するしねえ。優しいし・・・」
再び、涙ぐんでいた。これで、5回目。
西村チーフの話を聞きながら、岸辺さんは、私に寄りかかり、ショックで倒れるんじゃないかと、心配になった。
「チーフ、結婚する時は、教えてください
いつか、結婚するだろうから・・・」
岸辺さんが、こう言った時には、私の方が、ずっこけそうになったが・・・。
「あ~、なんか、涙出そう・・・」
西村チーフは、ぽお~~っと顔が赤くなり、次第に、じわっ。。。と涙ぐんだ。
西村さんが泣いてるよお~~。
岸辺さんにつられて(人のせいにする私・・・)私も、思わず涙ぐんでしまった。
最後に、西村チーフは、
「岸辺さん、ありがとう。梅子さん、ありがとう。鈴木さん、ありがとう」
と、一人ひとりに頭を下げ、とても丁寧に挨拶をして下さった。
西村さん、今まで、色々ありがとうございました。
このう店での ご活躍をお祈りしています。
今後、さくらの情報は、「とある街のとあるスーパー」で。
(そう、教えました、ブログの存在。詳しくは、明日以降に更新)
又、会う日まで!お元気で
鈴木鈴子