戦争を知らない子どもたちへ
まもなく8月15日、66回目の終戦記念日が巡って参ります。
語り部の説明と共に平和祈念展示資料館において、14歳の志願兵 水嶋 隆様 (現在82歳) が戦争を知らない子ども達へ語り継ぎました。
8月10日 日本テレビ 「ミヤネ屋」 の放送 終戦5日前66年前の新聞に見る日本、14歳志願兵、17歳特攻兵の証言を交えた貴重な報道でした。
放映によります一部の上層部の間違った戦争意識により尊い多くの命が奪われた戦争の悲劇を振り返り、当時の記録として収めさせていただきます。
子どもたちに体験を話される14歳で航空隊に志願した水嶋 隆様 (82歳)
展示品を見ながら多くを質問しておりました
学童疎開 http://www16.plala.or.jp/senso-koji/gakudou.html
原爆投下後の新聞 原爆投下を報道した僅かな紙面に
玉音放送を聞いた後の感想に の水嶋様
放送を見て
知らないと恥改めて多くの事を確認できる機会に恵まれましたが、それは皆、悲しい出来事の確認でした。
初めて知ることとなりました疎開の 「残留組」 と言う言葉に愕然としました。
残留組 = 健康上の理由や、疎開させる費用がなく都市に残った。
いつの世も弱い者が犠牲になるのですね。
原爆投下後の新聞の記事は表面に記載されることなく 「戦時中の情報統制」 により原爆報道は広島、長崎共に2日後であったことの事実。
それ以上に戦争指導者たる者が戦争終結に即座に導かなかったことの確認。
水嶋様は 「展示物を見ただけでは子どもたちは理解で出来ない」 と話されました。
国の為に尊い命を犠牲にされた多くのみ霊に心からのご冥福をお祈り申し上げます。合掌