戦没者310万人を追悼
66回目の終戦記念日
会場のご案内より
遺族約4900人が参列 オーケストラによる 「君が代」 斉唱
御席にお着きになられた両陛下 「お言葉」 を述べられる両陛下
靖国の妻 馬場宮子様(97歳) 献花をされる各県遺族代表の皆様
終戦66年目を迎える2011年8月15日 (月) 政府主催の 「全国戦没者追悼式」 が日本武道館で行われました。
追悼の対象・他は (新聞報道による)
戦死した軍人・軍属230万人と空襲や広島・長崎に投下された原爆で亡くなった一般市民80万人の計310万人。
式典には天皇、皇后両陛下をはじめ、戦没者の遺族約4900人と、菅首相や各界代表が参列。
正午の時報を合図に全員で1分間の黙とう。
天皇陛下のお言葉に続き、海軍兵だった父をフィリピンで亡くした河西佐智子さん (67) 甲府市が遺族を代表して追悼の辞を述べ、参列者の代表が献花。
参列者の最高齢者は東京都の 馬場宮子様 (97) ↑
(HPより)
戦地に向かう夫の靴の音が聞こえなくなるまで玄関で見送った。 今もはっきりと覚えている。
19年6月、中国で戦死。出征時におなかの中にいた長男ら4人の子供が残された。
2年前、戦死して以来初めて夢に清三さんが現れた。 軍服でひげを生やした若い姿のまま。
「『今から温泉に行こう』 と言われて、喜んで準備していると目が覚めた」。
以来、追悼式に一度は出席したいと思うようになったという。
15日、日本武道館の座席に座ると 「お参りができてうれしい」 とほほ笑んだ。
厚生労働省による
遺族の高齢化に伴い参列者の世代交代が進む。
10年前に548人だった戦没者の妻は今年は43人(参列予定者数)で過去最少、父母は2年ぶりにゼロになった。
参列者の約3分の2を戦没者の子供と孫が占め、子供の世代も約6割が70歳以上になった。
15日は千葉県忠霊塔拝礼式に参列のために 予約をして出かけました。
ビデオ・新聞報道により記録をすることが出来ました。
千葉県からは洋上慰霊に参加した千葉市4名を含む220名が参列。
又4名の中のお一方のお母様 (89歳) もとてもお元気で、娘様共々参列出来ましたことに安堵の気持ちです。
戦争も遠くなりましたが私たち遺族は事実は事実として、子どもたちに戦争を語り継ぐ使命があると思います。
恒久平和を願いますと共に、被災地の一日も早い復興を願い8.15の記録と致します。