平成26年8月9日(土)長崎は被爆から69年の原爆の日を迎えた。合掌
長崎市松山町の平和公園で、市主催の原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が営まれ、参列した約5600人の被爆者や遺族らが犠牲者を悼んだ。
式典には、各地の被爆者や遺族代表、安倍首相のほか、米、仏、インドなど核保有国、欧州連合(EU)などの代表が出席。
米国のキャロライン・ケネディ駐日大使も、6日の広島原爆忌に続いて参列した。
原爆投下時刻の午前11時2分に「長崎の鐘」が鳴らされ、参列者全員で黙とうし、犠牲者の冥福を祈った。
田上富久市長は平和宣言で「集団的自衛権の議論を機に、安全保障のあり方が議論されている。
「戦争をしない」という平和の原点が揺らいでいるのではないかとの不安と懸念が、急ぐ議論の中で生まれている」と述べ、政府にこうした声に真摯に向き合い、
耳を傾けるよう求めた。被爆者代表は「平和への誓い」の中で「憲法を踏みにじる暴挙」と批判した。
(以上は平成26年8月10日(日)の千葉日報より転載)
以下、式典の様子をTV報道より保存させていただきました。
式典会場 長崎市松山町の平和公園 司会進行役の高校生
「ひまわり」 合唱団の皆様の 「もう二度と」 の歌で開始された式典
この1年間の死没者3355人を追加して165409人の名簿が「奉安」されました
被爆者、遺族代表他による献水 市長・遺族代表による 「献花」
「長崎の鐘」 と共に黙祷 合掌
長崎市 田上市長の 「平和宣言」 のお言葉より
長崎市 田上市長の 「平和宣言」 のお言葉より
長崎市 田上市長の 「平和宣言」 のお言葉より
日本政府に耳を傾けて欲しいと訴えました 被爆体験を切々と訴えました
山里小学校に建立の「あの子らの碑」 「あの子」を合唱する山里小学校6年生の児童
式典には、福島献南相馬市の高校生、福島県川内村の小学生ら約5900人も参列して、原爆投下時刻の午前11時2分に黙祷し、犠牲者の冥福を祈りました。
長崎市によると、長崎市内に住む被爆者は平成26年3月末時点で3万5857人となり、平均年齢は78・93歳となった。
厚生労働省によると、被害者健康手帳の保有者は3月末で19万2719人と、初めて20万人を下回った。と報道されました。
以上の報道に、犠牲になられました多くの皆様のご冥福をお祈り申し上げますと共に、今尚、原爆の後遺症に悩み、苦しみながら高齢を迎えられております多くの
長崎市民の皆様に心からお見舞を申し上げます。
私は遺児の一人として戦争の悲惨さを後世に伝えるべく平成26年8月9日(土)の大切な記録を保存させていただきました。