第1回の追悼式は、1952年(昭和27年)5月2日に実施されました。
終戦から69年を迎えた平成26年8月15日(金)およそ310万人の戦没者を慰霊する政府主催の全国戦没者追悼式が、東京の日本武道館で行われました。合掌
式典には全国の遺族の代表などおよそ6000人が参列し、正午の時報とともに、参列者全員で1分間の黙とうをささげました。と報道されました。
散華されました多くのみ霊をお偲び致しますと共に、平和な世の中に過ごす事の出来ます幸せに感謝をし、二度と悲惨な戦争が起こることの無きように恒久平和を祈りながら
TV報道より記録させていただきました。
壇上に上がられた天皇皇后両陛下は菊の花で飾られた310万人を慰霊する標柱に拝礼されました
オーケストラによる「君が代」斉唱 遺族・来賓など6000人の参列者
お言葉を述べられる天皇陛下
遺族を代表して、昭和19年にサイパンで夫を亡くした愛知県豊橋市の牧野笑子さん(88)が「最愛の肉親を失った私たち遺族の悲しみは、ことばでは語り尽くせない程
深く、切ないものでございます。
過去の悲惨な戦争から学んだ教訓と平和の尊さを次の世代にしっかりと伝え、この悲しい歴史を二度と繰り返さないことをお誓い申し上げます」と追悼の辞を述べました。
終戦から69年を迎え、遺族の高齢化は一層進み、参列した遺族のおよそ8割が70歳以上になりました。
最年長の参列者で、神奈川県相模原市に住む100歳の難波いそさんは、終戦の半年前に夫の壽一さんをフィリピンのルソン島の戦闘で亡くしました。
難波さんは「戦時中は空襲がひどくて友達も皆亡くなり、100歳まで生きてこられるとは思いませんでした。これからもずっと平和が続いてほしいと思います」と話して
いました。
また、最年少の参列者で、鹿児島県奄美市に住む7歳の福田鈴さんは、曽祖父の重岡秀彦さんが終戦の翌年に満州で亡くなりました。
福田さんは、「1人寂しく中国で亡くなったひいおじいさんがかわいそうです。戦争は怖いので、しないでほしいです」と話していました。
献花をされる各県代表者 献花 ↑ をされた千葉市遺族会会長