平和祈念式典 令和2年8月9日(日)午前10時35分開始
気温
会 場 長崎市平和公園
原爆の犠牲になられました長崎市民の多くの御霊に哀悼の誠を捧げます。合掌
「75回目の長崎原爆の日 核なき世界願い、追悼の祈り」 (日本経済新聞の記事より転載させて頂きました)
長崎は8月9日、75回目の原爆の日を迎えた。爆心地近くの平和公園(長崎市)では平和祈念式典が開かれ、追悼の祈りがささげられた。
同市の田上富久市長は核軍縮に逆行する国際情勢への危機感を表明し、新型コロナウイルス感染拡大を例に挙げ、核兵器廃絶に人類全員が当事者として向き合うよう訴えた。
日本政府には核兵器禁止条約の早期署名、批准を求めた。
長崎市によると、式典には被爆者や遺族、68カ国の代表ら約500人が出席。新型コロナ対策として例年の10分の1程度に縮小した。
参列者は原爆投下時刻の午前11時2分に黙とうし、犠牲者の冥福を祈った。この1年間で新たに3406人の原爆死没者の名簿が奉安され、長崎原爆の死没者は計18万5982人になった。
安倍晋三首相はあいさつで「核兵器のない世界の実現に向けた国際社会の努力を着実に前に進めていくことは我が国の変わらぬ使命だ」と述べたが、核兵器禁止条約には言及しなかった。
田上市長は平和宣言で、被爆者の手記を初めて紹介。原爆で妻子を亡くした作曲家の木野普見雄さんがつづった惨状を通して核兵器の脅威を訴えた。
厚生労働省によると「被爆者健康手帳」を持つ全国の被爆者は2019年度末時点で13万6682人。ピークだった1980年度(37万2264人)と比べて6割減少した。
平均年齢は83.31歳と高齢化が進み、各地で被爆者団体の解散が目立っている。
式典会場の長崎市「平和公園」 式典には被爆者や遺族、68カ国の代表ら約500人が出席。例年の10分の1程度に縮小されました
令和2年、新たに3406人の原爆死没者の名簿が奉安され、長崎原爆の死没者は計18万5982人が奉安されました
参列者は原爆投下時刻の午前11時2分に黙とうし、犠牲者の冥福を祈りました
水を求めて亡くなられた犠牲者のために献水が行われました 市長及び市民代表者によります献花が行われました
長崎市 田上富久市長の平和宣言
田上富久市長は核軍縮に逆行する国際情勢への危機感を表明し、新型コロナウイルス感染拡大を例に挙げ、核兵器廃絶に
人類全員が当事者として向き合うよう訴え、日本政府には核兵器禁止条約の早期署名、批准を求めました。
「世界の人たちのために警告を発し続けてきた被害者に同じように
心からの敬意と感謝を込めて拍手を送りましょう。」に参列者が
「平和への誓い」 被爆者代表 深堀繁美様 アントニオ・グテレス国連事務総長の代理の中満泉事務次長が
事務総長のあいさつを代読されました