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日本遺族通信 令和3年1月15日号 遺書と九段短歌

2021年01月18日 20時53分53秒 | 日本遺族通信


                  令和3年1月 靖国神社社頭に掲示されました遺書 合掌

「元旦の横須賀より」に「18年の新年にお雑煮を頂きました。」とお書きになられておりますが、19年の新年にはとてもお雑煮を頂くどころではなかったったのではと
想像しております。お兄様も軍隊にとお書きになっておりますが、お兄様の安否が気になります。
25歳の若き青年に残念!もしかしてお兄様も?と思いますと涙があふれました。このような遺書を今後書くことがないようにお祈りするばかりです。合掌

「九段短歌」
今年は戦後75年を迎え、国民の多くが戦争を知らない国民となりましたが我々遺族の悲しみは永遠です。
今号に洋上慰霊にご一緒させて頂きました「鳥海」艦長ご子息様、佐世保市の田中 暁様 93歳のお歌を拝見することが出来ましたことに
お元気にお過ごしの御事と拝察申し上げております。
しかし、友人の青森県の田中 恭子様のお歌を拝見することができませずに残念に思っております。
私たちは命ある限り鎮魂の歌を詠み、永遠に御霊を偲びたく思います。
鎮魂の歌にお目を通していただけましたら幸いに存じます。 

参考までに「幸」の「草書」文字です。    歌に詠みました文字は最初の を浮かべながら詠みました。

投稿開始から15年めを迎え、令和3年1月15日号で145首目(千葉市 嘉子)の掲載を頂き、励みを頂いております。
これからも戦死の父を偲び学んで参りたく思います。皆様のご指導の程、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

蛇足ですが、毎月15日発行に16日には配達されますが、確か「今年度から土曜日は配達なし?」と伺いました。
そのために16日(土)、17日()の2日間は、令和3年最初の掲載を祈りながら待ち続けました。

コメント (6)
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