みんなが選んだちば文化資産「千葉寺と千葉笑い」
【千葉寺】は市内最古の寺院で、縁起では元明天皇の和銅2年(709年)の建立と伝えられています。
昭和5年から27年までの間に5回の発掘調査が行われ、奈良時代末期に4間×4間の瓦葺きの金堂が存在したことがわかっています。
また、旧寺域が70間(126m)四方との推定もされました。出土品には軒丸瓦、経筒、合子、和鏡など貴重なものが数多くあります。
その他、境内には県指定天然記念物の公孫樹や丹後堰開削を記念した新潼記念塔などの文化財が点在しています。(以上千葉県のHPより)
千葉寺と千葉笑いを紹介する千葉テレビアナウンサー 千葉寺の大イチョウと本殿
行基菩薩が観音様を安置したことが始まりと伝えられています 聖武天皇が千葉寺(せんようじ)と命名
千葉寺(せんようじ)の山門 千葉寺(せんようじ)は坂東三十三観音第29番札所
千葉寺に伝わる「千葉笑い」について
【千葉笑い】は江戸時代に始まり明治時代に一旦途絶えましたが、平成22年(2010年)に復活しました。
「声の目安箱」といわれ、時の権力者であった殿様や代官様などに対して、お面や頬被りをして不平不満などを大声でぶちまけて、最後は笑って大晦日を過ごしたといわれています。
「千葉笑い」は「奇習」と言われております 千葉寺や隅に子どももむり笑い 小林一茶
毎年12月31日に行いますと説明する 自治会長 秋元 修身様 2010年に「千葉笑い」が復活しましたと説明
全然おとがめがないということでお子様も参加されました こういう風習は珍しいので多くの住民が参加されました
【千葉寺の公孫樹(いちょう)について】(千葉県のHPより)
千葉寺は、一般に「ちばでら」と呼ばれるが、正式には「せんようじ」という。
奈良時代の僧行基の開創と伝えられる。境内からは奈良時代の特徴を示す瓦も出土しており、創建は奈良時代にさかのぼる寺院であることは間違いない。
指定されたイチョウは、境内中央の本堂手前にある。主幹は落雷や戦時中の火災によって焼失したが、現在でも樹勢は旺盛で、高さは約27m、幹周約10mに達する。
イチョウは雌雄がある樹木で、このイチョウは「雄株」である。
根元は太い根が四方にはり、下方の太い枝からは「気根」とか「乳柱」と呼ばれる根がたくさん垂れ下がってる。
樹齢は1000年超えと、寺伝によると和銅2年(709)に僧行基が千葉寺を開基した当時の植栽と云われている。
イチョウの仲間は、2億5千年以上前に世界中に繁茂していたが、その後訪れた氷河期により、他の仲間は絶滅し、原生のイチョウのみが生き残ったとされる。
日本には野生種はなく、日本のイチョウは中国から渡来したものとその子孫である。
千葉寺境内に聳える大銀杏 紅葉に彩られた大銀杏
雄の木なので銀杏は落とさないと説明されました 大銀杏は「御神木」として仏様が宿る木として保存されていますと説明ありました
大銀杏は樹齢1000年を超えて千葉寺をお守りしていますと説明ありました
歴史は古い物があるので人類が続くかぎりこの千葉寺は続くという気持ちで守ってまいりたいと話されました