「第22回NHK全国短歌大会 (Eテレ)」
日 時 令和3年2月21日(日) 午後2時半~3時半
出演者 選者3名 小島 なお・斉藤 斎藤・穂村 弘の先生方
司 会 星野 真理さん(俳優)
朗 読 入選歌 加賀美 幸子さん
近藤芳美賞15首の作品朗読は剣 美さん
入選者の紹介は 小島よしおさん
感染症対策のため公開イベント中止にNHKのスタジオからの放映でした
小島よしおさんが入選者にインタビューしてくださいました 題詠「生」と自由題合わせて19,128首寄せられました
入選作品26首の中から印象に残りました作品の一部をご紹介させて頂きます。
今年度から、ジュニア(幼児・小学生・中学生)の部と一般の部の統合、インターネットからの投稿受付開始に最年少は4歳、最高齢は104歳とこれまで以上に幅広い世代
から作品が寄せられた大会に、26首入選歌の中に、小学校2年生の渡辺 洵君が特選を受賞されました。
特選 神奈川県 渡邉 洵君(9歳)「風を食べ・・・」素晴らしいお歌 洵君 特選にお喜びの指導者のお祖父様とお母様
「選者 小島なお先生のお言葉」
昨年の7月から導入されたレジ袋有料化。これまでごみとして風に飛んでいたレジ袋はお金へと変貌したのです。
変化してゆく日常を遊び心のある視点で捉えた自在な1首。生き生きと逃げていった5円は何処へ。
このお言葉に感激しました 2年前の1年生の時も入選、この時は家族の皆様と壇上に
「内腿の弾痕(たまあと)白くなりてさへお父上様は戦争について語らなかった」と戦争体験を詠まれました歌は1首のみでした
自由題2首・題詠「生」1首合わせて3首1組として投稿に、結果は題詠「生」 が特選、自由題2首が入選にお喜びの西村 佳津子様
19,128首から入選26首、そして大賞3首が発表されました 大賞1首目 岡山県 加藤三雄様「ウイルスの記事ひとつなき・・・」
大会大賞受賞にご家族の皆様とお喜びの加藤三雄様 大賞2首目 埼玉県 萩原 信子様「モーツァルトの鬘のやうな・・・」
東先生の選評にお喜びの萩原 信子様 選評される 選者 東 直子先生
大賞3首目 茨城県 菅野 公子様「目より下・・・」マスクの歌に 菅野 公子様は高校の先生、生徒からお祝いの
を頂きましたと
選者 佐々木 幸綱先生の選評にお喜びの 菅野 公子様 選評される 選者 佐々木 幸綱先生
「近藤芳美賞のご紹介」
上記は近藤芳美賞に輝きました 兵庫県 高山 葉月様の素晴らしい 15首 をご紹介させて頂きました。
私ごとですが近藤芳美賞応募者 373組 5595首の中、「近藤芳美賞」1名、「選者賞」3名、「奨励賞」6名の中に名前を連ねて頂きました。
この度、作品15首が表具されて郵送されてまいりましたので、記念に保存させて頂きました。
尚、本年は3首1組応募作品も2首入選を頂きましたので、歌友の皆様のお歌と共に保存させて頂きました。
東 直子先生選佳作 腕の中跳ねるのけぞる蹴りあぐるきみは若鮎 遡上のまなか 平 尾 三枝子様
入 選 春の夜の満月までも掴めさう少女は伸びゆくポプラの若木 平 尾 三枝子様
抜け殻と並びて蝉の骸ありこの世とあの世は地つづきならむ 平 尾 三枝子様
テレワークの息子が植えたるミニトマト初収穫の両掌に光る 岩 津 美 子様
野辺に咲くリンダウに会ひコロナ禍の心鎮まるその濃むらさき 私
題詠「生」入選 父からの軍事郵便胸に秘め生きる糧とし導かれ来る 私
活字でしか見たことのない有名歌人の顔が
出て、アウトラインが掴めました。
もう22年も続いているのですね。
入選句、秀句、特選句とはいかなる句であろうか…と思いながら読み深く見入りました。
ホット、ハットするような歌、
心にグサリと、それが心地よい
本音が、ほっとそこの雰囲気に灯かりをつける様な
やっぱし、心温まり一時は涙であっても
大変勉強になりました。
・ハッとして心の肥やし春の歌 (縄)
、
おかげさまでこの度は佳き夢を見させて頂きました。
未熟ですが精一杯の作品でした。
今後ともご指導の程、宜しくお願い申し上げます。
素敵なお歌を詠まれますお方にご覧いただきます事は恥ずかしいですが
本日作品15首を保存させて頂きました。
ご存知と思いますが、NHK全国俳句の部は2月28日(日)
午後3時15分~4時15分までEテレで放送されますね。
久しぶりにブログを拝見して知りました。
書道に短歌にコツコツと精進している功績ですね。
とにかくおめでとうございます。
歌会も休会にお会いできませんが、早く皆様にお会いしたく思います。
千葉市短歌大会も中止のご連絡がまいりましたが、残念ですね。
今後ともご厚誼の程、宜しくお願い申し上げます。
この度は有り難うございました。
短歌は、日常生活の中に歌があるとの選者のコメントを聞き納得でした。
9歳の子どもの短歌等、子どもから高齢者まで幅広く、日常生活の中での一寸した
出来事に感じたことを綴る短歌改めて奥深さを感じました。
NHK短歌大会初めて拝見、お蔭で楽しむことが出来ました。
司会者・ゲスト・選者の先生方・、
(中でも斎藤斎藤という名の先生もいらっしゃって・・)
19128首、・・皆さん57577に思いのたけをこめていらっしゃる短歌の世界、
興味をひいたのは、
「風を食べ 宙に飛んでく レジふくろ 1枚5円の お金がにげる」と詠んだ
9才の男の子に思わずにこりと拍手!です。
番組終了後
改めて、okoさんの作品の一首、一首を声を出して詠んでみました。
どの作品も心にじーんと響きます。
特に9歳のお子様の「そのときの様子を残すことがことができるから短歌は大事」
のお言葉に改めて学ばせて頂きました。
又、大賞に選ばれました孫に作ったカブト
「ウイルスの記事ひとつなき1枚を選りて・・・」
高校の先生のマスクの歌等々は、まさに「そのときの様子を残す・・・」
時代の背景を詠みました大切な歌を学びました。
近藤芳美賞受章作品は素敵な演出でしたが難しい歌に理解に苦しみました。
月見草33号にも掲載いたしました。
製本は来週ですので、しばらくお待ちください。
これからも御励み下さい。
近藤芳美氏は、昭和63年私が朝日歌壇に初入選
したときの選者でした。
今はその新聞の購読は止めていますので
出していません。