汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 快楽の余韻

2009年11月23日 | 初期中期の詩
陽の当らない墓場の憂鬱に
私の生の高揚が、シャボン玉の膨張のように
張り裂け、独特の憐憫が
避けきれぬ魔術の攻防に
我が精神の躍動に暗黒は
容赦の無い憐れみの微笑を浮かべるだろう

黒色の夕日が
仄かな安らぎに変わるときには
恨みの節が、そして更なる欲望の源が
溢れる涙に抗うように
私の精神を圧迫し
漆黒の魔術師
そして、悪魔の降臨に平伏す

私の生きる歓び
聖なる接吻に悦びを感じ
震わせる身体にあなたの華奢な白い指は
私の心奥底の脆弱な花を握り潰す

私の快楽の深淵を
香しいあなたの髪に釘づけの私の視線が
更なる快楽を求めて
あなたのそのふくよかな滑らかな乳房に
私は、何かに憑かれたかのように
噛みつき、そして頬を埋め
そして悲しみの涙を流して
私はあなたに赦しを請い続ける
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