汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 破廉恥な憩い

2009年11月03日 | 初期中期の詩
熱気は滞る倦怠を更に浄化の信徒へとかなぐり上げていく
肋骨に響き渡る聖なる精魂にも、私の身体的なあらゆる術が
織りなす滑稽な常識のように、私の身を焦がすのだ
霊的な信仰は、容易くエゴイズムへと傾くであろう
屈強な男たちが彩るのは言われもない倦怠と
露骨なほど厭らしい美の骨頂なのだ
呻き声に引き寄せられて、地獄の苦しみに苛まれ
雷を懐に縛り付けられたかのように
哀しみは身体中に恐怖の戦慄を与え
蠢く恐怖、怠惰、狂気
そのどれもが私の心の中で執拗に暴れまわり
その陶酔が、それらの狂喜が、私の心をどれだけ慰めものにした事か!
分かり合えぬ苦しみは、いつ尽き果てるともなく朦朧と
締め付けられる心は快感に咽び
淫乱な憩いの灯を、私は羞恥の眼差しで、あなたに赦しを請うだろう
破廉恥な快楽は、其処では湧き上がってきていて
辛辣な交換が、私の口を更なる欲情をへと駆り立てて
私は死人のように疲れ果ててしまった
忘却は限りのない洗礼を私の汚物に塗れた心を何処までも賤しく浄化していく
これは夢の話の続きだ
露呈は更なる恥辱を招き入れる
私はその羞恥の中で、ただひたすらに、汚辱に耐え忍ぶだけである
コメント

みやすけの詩 恐怖

2009年11月02日 | 初期中期の詩
遠くの方で跪いて
見渡す空の滑稽さに呆れ返り
矛盾の撫で回す様な残酷さも
羞恥に震えて泣き叫んでいる凄惨さも
闇雲に露見していく憂悶に歪んだ表情に
意識は冷たく縮こまっていく

雨粒に染み渡る苦悶は
冴え渡る辟易に、惜しげもなく歓びを与え
音もなく忍び寄った陰に怯える小心
暮れまとう静謐さ
カマドウマの奏でる悲哀に溺れた憂愁に踊らされて
私は逃げまとう
恐怖から逃れたい一心で
夜は残酷に私を引き千切り
そして、かなぐり捨てる
コメント

みやすけの詩 いたずら書き

2009年11月01日 | 初期中期の詩
僕らはみんな生きている♪
生きているから何思う♪
手のひらはべたべたで♪
洗ってみれば、真っ赤にただれる♪
僕は気絶♪

長所とかは夕日の向こうにあるものさ
細菌感染はひどいよ
目は細くてね
涙は枯れていたのを忘れてた
オードリーヘップバーン!
ヘップバーン!!
バーン!
そして死んだ
とても多くの人が

Let it beなんて現に思う
所詮人の流れは止まらないいかずちなのさ
ユラーリ、ユラーリと漂っても
見つかるのは落ちぶれた貝殻
空に手を振ってみても
ヤツは一瞬の一瞥もくれない
ユラーリ、ユラーリ流れていく
ユラーリ、ユラーリ超えていく
ユラーリ、ユラーリ、ユラーリ
コメント