歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

築地最後の初競り、大間産クロマグロが1匹3645万円

2018-01-05 | ニュース
 築地市場で5日早朝、今年最初の取引となる「初セリ」が開かれ、1匹405キロの青森県大間産クロマグロが1匹3645万円(1キロあたり9万円)の最高値で競り落とされた。10月に豊洲に移転するため、築地での初セリは今回が最後となる。(2017年12月に、都と市場業界団体が豊洲市場を2018年10月11日にオープンすることで合意した。)
 最高値がついた巨大マグロは1994年に大間町で水揚げされた過去最大の440キロに迫る大きさ。築地のマグロ専門仲卸大手、やま幸が落札した。1キロあたりの単価が最も高いマグロを落札したのは寿しチェーン「すしざんまい」を運営する喜代村で、同じく大間産のクロマグロ(1匹190キロ)を1キロあたり16万円、1匹3040万円で競り落とした。
 今年(2018年)の1匹あたりの価格は昨年(2017年)年のおよそ半分ほどである。今年の価格は、「入荷が非常に多かったため、買い付けが分散した」(卸大手)と言う。
 ◆築地マグロ初競りの最高値
  2018.1.5 青森県大間産  3,645万円(405kg)
  2017.1.5 青森県大間産  7,420万円(212kg)
  2016.1.5 青森県大間産  1,400万円(200kg)
  2015.1.5 青森県大間産   451万円(180kg)
  2014.1.5 青森県大間産   736万円(230kg)
  2013.1.5 青森県大間産  15,540万円(222kg)
  2012.1.5 青森県大間産  5,649万円(269kg)
  2011.1.5 北海道戸井産  3,249万円(342kg)

今年(2017年)の十大ニュース、社会部長が選ぶ

2017-12-19 | ニュース
 新聞之新聞社主催の選考会が、在京新聞・通信7社の社会部長らが出席し、今年の十大ニュースを選んだ(12月18日)。在京新聞・通信8社とは、産経・毎日・日経・東京・共同通信など。
 1位に、「神奈川・座間で9遺体発見。27歳男逮捕。SNS接点」を選んだ。
 ◆2017年の十大ニュース
 1位 神奈川・座間で9遺体発見。27歳男逮捕。SNS接点
 2位 小池劇場都議選で圧勝。衆院選で失速
 3位 南スーダンPKO日報隠しが発覚、防衛相ら辞任
 4位 森友・加計問題、国会で首相追及。内閣支持率急落
 5位 北朝鮮のミサイル発射相次ぎ、緊張高まる
 6位 九州北部豪雨。福岡・大分で38人死亡・3人不明
 7位 天皇の退位特例法成立。2019年5月から新元号
 8位 電通過労死事件で有罪判決。働き方改革加速
 9位 改正組織犯罪処罰法成立。共謀罪の趣旨盛り込む
 10位 将棋界快挙相次ぐ。藤井四段29連勝、羽生永世7冠達成
 番外
  桐生が日本人初の9秒台。男子陸上100メートル
  上野動物園でパンダ誕生。名はシャンシャン。29年ぶり赤ちゃん公開
  ノーベル平和賞にICAN
  ノーベル文学賞はカズオ・イシグロ氏

 今日の午前は曇、午後から雪でなく小雨が降る。
 朝に空を見た。日の出付近の西の空が広く赤い。今日はいい天気かな、と思った・・。

2017年のユーキャン新語・流行語大賞は「忖度(そんたく)」「インスタ映え」

2017-12-02 | ニュース
 2017年の「ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)が発表された(12月1日)。
 今年1年間に登場した新語や流行した言葉から、「現代用語の基礎知識選 2017ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート50語から選ばれた。
 年間大賞は、「忖度(そんたく)」「インスタ映え」の2語が受賞した。
 ◆忖度
 本年3月、「直接の口利きはなかったが、忖度があったと思う」という籠池泰典氏の発言から。ネット辞書の検索ランキングでは4ヵ月間、この言葉が1位を独走した。
 ◆インスタ映え
 テキストよりも大事なのは画像。SNSで「いいね!」獲得するために、ビジュアルを競う。ケータイで写メを撮るに「インスタ映え」意識が浸透した。
 ◆2017年ユーキャン新語・流行語大賞 トップテン・選考委員特別賞
 ○トップテン
 35億
 Jアラート
 睡眠負債
 ひふみん
 フェイクニュース
 プレミアムフライデー
 魔の2回生
 ○○ファースト
 ○選考委員特別賞
 9.98
 29連勝

 天気は朝から晴れ。気温は低く、朝の玄関では4℃、最高気温7℃。
 散歩で見つけた”ウスベニアオイ”の花。開花時期は夏頃だから、季節外れの開花だ。寒さが増すこの時期の開花は、寒さに抵抗しているようだ。”ウスベニアオイ”の変種(亜種)にゼニアオイがあり、両者の区別は茎の粗毛の有無で、これは茎に粗毛があるのでウスベニアオイ(・・と思う)。
 ウスベニアオイはマロウ(Mallow)とも呼ばれ、ブルーマロウ(Blue mallow)とかコモンマロウ(Common mallow)とも言う。花はハーブティとして利用され、初め澄んだ青色、後に茶色となる。酸性のもの(レモン・炭酸水など)を入れるとピンク色に変わり、大変人気がある・・らしい。
 ウスベニアオイ(薄紅葵)
 別名:マロウ(Mallow)
    ブルーマロウ(Blue mallow)、コモンマロウ(Common mallow)
 アオイ科ゼニアオイ属
 多年草、丈夫で寒さに強い
 江戸時代の始めに渡来、野草化した帰化植物
 丈は60cm~1.5m、葉の形は掌状
 主な開花時期は5月~8月
 花は赤紫色、花の径は3.5cm位


17年生まれの赤ちゃん、多い名前は結菜・咲良と悠真・陽翔・悠人

2017-12-01 | ニュース
 明治安田生命保険は、今年生まれた赤ちゃんの名前調査の結果を発表した(11月28日)。結果は、今年生まれて明治安田生命の被保険者となった1万6330人(男児8300人、女児8330人)を対象に集計した。
 男の子は「悠真」(ゆうま=主な読み方)、「陽翔」(はると)、「悠人」(ゆうと)の3つが1位、女の子は「結菜」(ゆいな)、「咲良」(さくら)の2つ1位だった。複数が1位とは、1984年の調査開始以来初めてで、「多様性の表れといえそうだ」と分析される。
 ◆平成29年生まれの赤ちゃんの名前ランキング
 順位 前年順位 名前 読み方 人数
 男の子(調査数8300人)
 1、(3)悠真:ゆうま 37人
 1、(4)陽翔:はると 37
 1、(13)悠人:ゆうと 37
 4、(9)湊:みなと 34
 5、(2)蓮:れん 33
 5、(79)蒼:あおい 33
 女の子(調査数8033人)
 1、(5)結菜:ゆいな 45人
 1、(5)咲良:さくら 45
 3、(29)陽葵:ひまり 42
 4、(5)莉子:りこ 39
 5、(14)芽依:めい 38

 天気は晴れ、雲が多い。気温は低く、最高気温8℃。12月下旬の気温のようだ。
 散歩道で見かけた”ヒメツルソバ”、小さなピンク花(径1cm~1.5cm)が集合して金平糖の様になっている。とても綺麗で可愛い。茎は横に這うように広がっている。葉にはタデ科特有の暗紫色のV字模様があり、紅葉している。
 ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)
 別名:寒虎杖(かんいたどり)、ポリゴナム
 学名:Polygonum capitatum
 タデ科イヌダテ属
 ヒマラヤ原産、明治時代にロックガーデン用に導入された
 常緑多年草(寒い冬は枯れる)、匍匐性
 種子・株分け・挿し木で殖える
 開花時期は7月~11月
 小球形に小さな花が纏まっている、花色は薄紅、花径は1cm~1.5cm
 葉にはタデ科特有の暗紫色のV字模様がある


旧基準の建物の16%は耐震不足で、6強以上で倒壊の恐れ

2017-10-15 | ニュース
 国交省などによると、1981年以前の旧耐震基準で建てられたホテル・病院・小中学校などの建物のうち、一定規模以上の約8700棟の耐震性を診断したところ、約16%が震度6強~7の地震で倒壊や崩壊の恐れがあることがわかった。
 10月現在で、北海道・東京都・和歌山県は公表に至っていないが、ほかの44府県の各自治体(大津市を除く)は結果を公表した。棟数は計約8700棟。
 診断は2013年11月施行の改正耐震改修促進法に基づくもの。震度6強~7の地震でも倒壊・崩壊しないとする新耐震基準(81年6月導入)以前に建てられた3階建て5千平方メートル以上の宿泊施設・病院・店舗、2階建て3千平方メートル以上の小中学校といった多くの人が利用する建物などが対象である。
 所有者が2015年末までに診断を受け、報告を受けた自治体が結果を公表することが求められている。

 朝から曇。今日は1日雨が降らない、の予想。
 ”ミゾソバ”の隣で、小さな花が咲いている。花に見える赤いツブツブ、赤い花弁(はなびら)ではなく咢(がく)である。だから花が枯れずに何時までも咲いている様に見える。
 タデ(蓼)と言うと、”ヤナギタデ(柳蓼)”を言い、これには茎・葉に苦味がある・・これを好んで食べる虫(蓼虫:たでむし)もいる。ことわざ「蓼食う虫も好きずき」がある。辛味がなく香辛料には使えないタデが”イヌタデ”。”ヤナギタデ”に似る、が違う・役に立たないものに付けられた”イヌ”・・これが名の由来らしい。
 イヌタデ(犬蓼)
 タデ科イヌタデ属
 一年草
 茎先に付く花穂は長さ数5cm
 花期は6月~10月
 別名にアカマンマ(地方で)
 アカマンマとは赤飯のこと、ままごと遊びに使った
 イヌタデは食用にできると言う。辛味がないので香辛料にはならないが、花の咲く前なら煮物・油炒め・揚げ物でも食べられる、らしい・・食べたことはない。


親のストレス耐性や生き残り能力は遺伝するのか

2017-01-10 | ニュース
 京都大の西田栄介教授(細胞生物学)らのチームは、「親が苦難を乗り越えて獲得したストレスへの耐性や生き残る力は、子や孫にも引き継がれることを、線虫を使った実験で確認」と発表した(1月9日付の英科学誌電子版)。
 チームは3つのストレスをそれぞれ数百匹の線虫に数日間加えた。その後、ストレスを加えなかった線虫のグループと共に、害のある溶液に浸し、何日生きるかなどを比較した。ストレスを与えた線虫は、寿命とストレス耐性が約20%増加。その子や孫を調べると、ストレスを与えずに育てたのに、寿命と耐性が約10~20%増えていた。
 環境への適応力を子孫に継承する種の生存戦略の可能性があると言う。チームは「人でも同じようなことが起きているとすれば、訓練や勉強によって得た能力が子に受け継がれているかもしれない」としている。

 今日の天気は晴れ。気温は冬の平年並みで最高気温は数℃。
 所用があり、郊外に出かけた。畑が広がっており、緑で覆われた所がある。近くに寄って見たら、”ブロッコリー”畑だ。まだ収穫されない小さな”ブロッコリー”がある。
 ”ブロッコリー”の別名(和名)は、メハナヤサイ(芽花野菜、芽花椰菜)、ミドリハナヤサイ(緑花野菜、緑花椰菜)と呼ばれ、蕾の状態の花序や茎を食用とする。花を食用とするキャベツの一種がイタリアで品種改良されたとされる。
 ブロッコリー(英語:Broccoli)
 別名:メハナヤサイ(芽花野菜、芽花椰菜)、ミドリハナヤサイ(緑花野菜、緑花椰菜)
 アブラナ科アブラナ属
 原産地は地中海沿岸
 日本に渡来したのは明治時代、急速に普及したのは1980年代から
 旬の季節は10月~3月頃


築地のマグロ初競り、大間産クロマグロが1匹7420万円

2017-01-05 | ニュース
 築地市場で新春恒例のマグロ初セリで、青森県大間町産の生クロマグロが1匹7420万円(1Kg35万円)の最高値で落札された(1月5日早朝)。2016年の5.3倍で、2013年につけた1匹1億5540万円の史上最高値以来の高値。
 ◆築地マグロ初競りの最高値
  2017.1.5 青森県大間産  7,420万円(212kg)
  2016.1.5 青森県大間産  1,400万円(200kg)
  2015.1.5 青森県大間産   451万円(180kg)
  2014.1.5 青森県大間産   736万円(230kg)
  2013.1.5 青森県大間産  15,540万円(222kg)
  2012.1.5 青森県大間産  5,649万円(269kg)
  2011.1.5 北海道戸井産  3,249万円(342kg)

 午前は曇り、時々小雪が舞う。午後に晴れて、日が射す・・少し暖かくなる。
 近所の”ロウバイ”に花が咲き出した。春の到来を告げる花で、1月~2月頃に咲く。でも昨年の12月に咲いており、いつもより早い開花かな。
 ”ロウバイ”は中央部が暗紫色で、花弁は黄色。”ソシンロウバイ(素心蝋梅)”は、蝋細工の様な艶のある黄色で、中央部の色も黄色。花弁も花中心も同じ(黄色と同色)なので、ソシンロウバイと付いている。
 名(ロウバイ:蝋梅)の由来は、「蝋細工の様な梅に似た花」説、「花色が蜜蝋(みつろう)に似ている」説、「臘月(ろうげつ、旧暦の12月)に、梅に似た香りの花」説がある。
 ロウバイ(蝋梅)
 別名:唐蝋梅(とうろうばい)、唐梅(とうばい、からうめ)
 ロウバイ科ロウバイ属
 落葉低木(丈は2m~4m)
 中国原産、17世紀頃に渡来
 開花時期は1月~3月
 花径は2cm程、花色は花弁も花中心も黄色


遺伝子組み換え(GM)食品の表示義務の対象を拡大

2017-01-04 | ニュース
 消費者庁は、遺伝子組み換え(GM)食品の表示義務の対象を拡大する検討に入った(1月2日)。現在はGMの大豆やトウモロコシなど8作物を使った納豆や豆腐、スナック菓子など33の加工食品が対象。GM作物や加工食品の輸入が増える中、消費者がより安心して食品を選べるようにするのが狙い。
 2017年度に食品業界や消費者団体などを交えた有識者検討会を設け、議論を始める。欧州連合(EU)ではGM作物を使った加工食品全てを対象に表示を原則義務付けており、同様の厳しい基準を導入できるかどうかが議論の焦点。
 因みに、米議会上院は2017年7月7日、食品メーカーに対し遺伝子組み換え作物(GMO)使用の表示を義務付ける法案を初めて可決した。今後、下院に送付され可決される見通し。
 ◆遺伝子組み換え(GM)
 遺伝子操作を、英語でGenetic Modification(GM)。
 遺伝子操作を「遺伝子組み換え」と称し、他生物の遺伝子を人為的・強制的に組み込む。他生物の遺伝子を人為的に組み込まず、特定遺伝子を抑制する遺伝子操作も含まれる。

 朝から雨。昼頃から曇り・晴れ。風はない、雪もない。雨とは、変に暖かい冬なのかな。
 塀から飛び出す、”シロヤマブキ”の黒い実を見つけた。”シロヤマブキ”は白花の”ヤマブキ”ではない。”シロヤマブキ”はバラ科シロヤマブキ属であり、”ヤマブキ”はバラ科ヤマブキ属であり、属が異なる。”ヤマブキ(山吹)”はヤマブキ属の一属一種の落葉低木で、花色は黄色(山吹色)で5弁花。”シロヤマブキ”は4弁花。
 ”シロヤマブキ(白山吹)”の名は、花の様子が”ヤマブキ(山吹)”似の白花から付けられた。因みに、実がなるのは”ヤマブキ”も”シロヤマブキ”も花が一重(ひとえ)だけ。
 シロヤマブキ(白山吹)
 バラ科シロヤマブキ属
 落葉低木
 開花時期は4月~5月
 花は花弁4枚(径3cm~5cm)で白色
 果実は痩果で、1花に光沢がある黒色の実が4個付く
 4個の実は熟すと黒色となる


国内最速のスパコン稼働、京の2倍の速度

2016-12-29 | ニュース
 話題を紹介する前に、本年(2016年)も本ブログを愛読して頂き感謝しております。3.11からの復興の応援となればと思い始めたものです。あれから5年経ちましたが、思いはまだまだ継続しています。

 東京大学と筑波大学は、計算速度が国内最高のスーパーコンピューター「オークフォレスト・パックス」の運用を始めた(12月1日)。来年(2017年)4月から、高度な計算を必要とする大学や企業の研究開発に活用される。
 新スパコンは、富士通が超高性能な部品などを使って製作した。東大柏キャンパスに設置され、開発費は5年半のリース料も含め約72億円(京のほぼ10分の1)。計算速度は最大で1秒間に約2京5000兆回(京は1兆の1万倍)で、理化学研究所の「京けい」の計算速度の約2.2倍となる。11月に発表された世界のスパコンの計算速度「TOP500」で、京(7位)より上位の6位となった。

 今年の12月は色々な出来事、と言うより「難」があった。
 この「難」を転ずるには、”ナンテン(南天)”があるでしょう。1月前に撮影した赤・白色の”ナンテン(南天)”の実。これで「難転・・難を転ずる」としよう。
 ”ナンテン(南天)”は「難転・・難を転ずる」「成天」から厄除けの縁起木(吉祥木)として植栽される。栽培の歴史は古く、江戸~明治時代に100種以上の園芸品種が作られたと言われ、現在でも40種ほどが栽培されている。果実の色は普通赤色であるが、実色が黄白色のシロミナンテン、淡紫色のフジナンテン、橙色のウルミナンテンなどの園芸品種がある。
 ナンテン(南天)
 別名:南天燭(なんてんしょく)、南天竹(なんてんちく)
 メギ科ナンテン属
 半常緑性の低木
 原産地は中国、日本で自生しているが古くに渡来した種が野生化
 ナンテンは紅葉も実も美しいので庭園に良く使われる
 開花時期は6月~7月
 花色は白色(中央は黄色)、花径は数mm
 果実は径6mm~7mm位、秋頃から色ずく


2016年「今年のブレークスルー」に日本発の成果2件が選ばれる

2016-12-26 | ニュース
 米誌「サイエンス」が、2016年の優れた業績10件を選ぶ「今年のブレークスルー」に、日本の研究者が関わった2つの成果が選ばれた。日本発の成果が選ばれたの2013年の「がん免疫療法」以来3年ぶり。
 ○ips細胞から卵子を作製
 九州大学の林克彦教授と京大の斎藤通紀教授らがマウスのiPS細胞から卵子を作製した研究。
 卵子の形成は複雑な過程をたどるため体外での培養は困難だった。研究グループは約3年かけて最適な条件を探り培養に成功し、卵子から子マウスも誕生させた。不妊の原因解明などにつながると評価された。
 ○類人猿にも他者の心を読み取る高い認知機能がある
 チンパンジーなどの類人猿にも他者の心を読み取る高い認知機能があることを示した、狩野文浩・京大特定助教と米デューク大などによる共同実験。高い認知機能はヒトだけが持つという定説を覆し、心理学や進化学に大きな影響を与えた。
 ◆サイエンス誌による2016年のブレークスルー
 1 アインシュタイン博士が予測した重力波の検出
 2 太陽系に最も近い恒星を周る地球に似た惑星を発見
 3 人工知能「アルファ碁」がプロ棋士と対戦し勝利
 4 老化細胞を取り除いたマウスの寿命を延長
 5 類人猿が他者の心を読む能力を持つことを実証
 6 自然界にないたんぱく質を人工合成
 7 マウスにips細胞から培養で卵子を作成
 8 アフリカを出た人類の起源を遺伝子解読で照明
 9 遺伝子配列を解読する超小型装置の開発
 10 微細な柱状構造を活用する高性能レンズの開発

 12月も後数日を残すのみ。月日が経つのは早い、1年はすぐだった。
 散歩道沿いにある”ユズ”。家の前に植えられている。果実も沢山付けている。手を伸ばせば直ぐに採れるから便利だね。 ユズは結実するまでがとても遅い。結実まで、桃栗三年柿八年・・と言うが、”ユズ(柚子)”では「柚は九年でなりかねる」「柚は遅くて十三年」「柚子の大馬鹿十八年」などと言われる程だ。”ユズ”は俳句での季語は、「柚子の花」が夏、「柚子」が秋、「柚子湯」が冬である。
 因みに、「冬至に柚子湯」は、お湯に入って健康(融通よく)に、
  冬至(とうじ)→湯治(とうじ) お湯に入る
  柚子(ゆず) →融通(ゆうづう) 健康に
 ユズ(柚子、柚酸)
 ミカン科ミカン属(シトラス属)
 常緑小高木、柑橘類の一種(枝に棘がある)
 柑橘類の中で最も耐寒性がある
 中国原産、日本には奈良時代か飛鳥時代に渡来したと言われる
 開花時期は5月~6月、花は白い小さな五弁花を葉の脇につく
 結実期は10月~11月、淡黄色の熟した果実の表面は凸凹で、強い香りがする


清の皇帝・乾隆帝の玉璽、パリの競売で25億円で落札

2016-12-24 | ニュース
 清の皇帝、乾隆帝(第6代皇帝:在位期間1735年10月8日~1796年2月9日)の玉璽(印章)が、パリの競売大手ドルーオで競売にかけられ、事前予想価格の約20倍の2100万ユーロ(約25億7000千万円)で落札された(12月14日)。
 服飾デザイナー、故イブ・サンローラン氏のパートナーだった富豪ピエール・ベルジュ氏が売りに出した。落札価格は100万ユーロ前後と予想されていた。落札者は「中国の収集家」とされるが、詳細は明かされていない。
 玉璽は19世紀末、度々訪中した仏海軍関係の医師が持ち帰ったとされる。乾隆帝は約1800個の玉璽を所有し、うち約700個が不明で、残りは故宮博物院などに収蔵されているという。
 玉璽(印章)は赤みがかった「ステアタイト」(凍石)に9匹の竜などの細密な装飾がある。
 ◆ステアタイト(steatite)
 マグネシウム、シリコン、アルミニウムの酸化物を含んだ滑石で緻密質塊状のもの。また滑石を主成分とする素地またはその磁器の呼称。主要産地はアメリカ、中国など。磁器の生素地として、また透光性を増すために素地に添加して使用される。

 寒い。青空だけど風が冷めたい。
 散歩中に、時々寄り道をしてコーヒーを頂く。そのお店で見かけた可愛い写真。アイスクリームかな、一生懸命に食べてる様子がとても可愛い・・写真を1枚(撮影写真の使用を許可してもらいました、ありがとう)。

 何気ない事に、とても感心することがある。「何気ない事」には、見えない「出来事」がいっぱいあるからかな。と思って畑にいったら、”ヒガンバナ(彼岸花)”の葉が大きく育っている。”ヒガンバナ(彼岸花)”は、花が咲く頃は葉がなく、葉があるときは花がなく、花と葉が一緒の時期がない。だから、”ヒガンバナ(彼岸花)”は葉見ず花見ず(はみずはなみず)とも呼ばれる。韓国では「花は葉を思い、葉は花を思う」・・相思華(さんちょ)と呼ぶとか。
 ヒガンバナ(彼岸花)
 別名:曼珠沙華(まんじゅしゃげ)
  異名多く、死人花(しびとばな)・地獄花(じごくばな)・捨子花(すてごばな)などと不吉さを表すものもある
 ヒガンバナ科ヒガンバナ属
 多年草(球根性植物)
 日本の固有種でなく、中国から伝来した史前帰化植物と考えられている
 開花時期は、9月(お彼岸の頃)
 花茎の成長はとても早く、花も数日で終わる


”ヒガンバナ”の傍に”ホトケノザ””ノボロギク”が見え、春の花の準備かな。

国宝級の曜変天目茶碗か、テレビ東京「鑑定団」で発見

2016-12-22 | ニュース
 テレビ東京は、鑑定番組「開運!なんでも鑑定団」の収録で、世界に3点しかないとされる「曜変天目茶碗」とみられる陶器が、新たに見つかったと発表した(12月20日)。
 テレビ東京によると、徳島県のラーメン店経営の男性が番組に鑑定を依頼。大工をしていた男性の曽祖父が、戦国武将・三好長慶の子孫が暮らす屋敷の移築を請け負った際、買い受けた骨董品に交ざっていたらしい。番組内で古美術鑑定家の中島誠之助さんが「曜変天目に間違いない」とし、2500万円の鑑定額を付けた。
 曜変天目茶碗は、南宋時代(12~13世紀)の中国でつくられ、形で残るのは世界に3つ(~4つ)とされる。茶碗の内側には、漆黒のうわぐすりの中に大小に連なる銀色の斑紋があり、その周りに光彩が現れているため、宇宙に星々が輝くように見える。
 「曜変」は「窯変(容変)」と表記され、陶磁器を焼く際の予期しない色の変化を指す。茶碗の星のような紋様・美しさから、「星の瞬き」「輝き」を意味する「曜(耀)」の字が当てられるようになった。
 ◆曜変天目茶碗を所蔵
 曜変天目茶碗は、南宋時代(12世紀~13世紀)の中国で作られた。
 現存するものは世界で4点、その全てが日本にあり、3点が国宝、1点が重要文化財に指定されている。
 国宝を所蔵
 大徳寺龍光院(京都府京都市北区)
 藤田美術館(大阪市都島区)
 静嘉堂文庫美術館(東京都世田谷区)

 クリスマスが近くなると、”ポインセチア”を良く見かける。今日見かけたのは病院、風邪がやっと治った。
 花の下に着いている赤い葉(葉ではなく、これは苞(苞葉)で、本当の葉はその下の緑色)が鑑賞の対象で、赤さはキリストの血の色に例えられから、と言う。苞葉の赤色が標準的であるが、多彩な色の園芸種があり、白色・クリーム色・赤と白の混在色などがある。今頃に見られる色付きは、クリスマスの時期にあわせて短日処理したものと言う。
 苞葉の中心の茎の頂部に小さな花があり、花は杯状花序で、花びらはない。小さな花が数個固まって咲くので1つの花のように見える。
 因みに、全草に有毒成分(フォルボール)が含まれ、皮膚炎・水疱などを引き起こす。ハワイで子供がポインセチアを食べて死亡した例が報告されている。
 ポインセチア
 別名:猩猩木(しょうじょうぼく)
 学名:Euphorbia pulcherrima
 トウダイグサ科ユーフォルビア属
 常緑性低木
 原産地はメキシコ(なので、寒さに弱い)
 日本には明治時代に渡来
 開花時期は11月~1月
  (黄白色の苞葉は、品種名:シトラス)


社会部長が選んだ今年(2016年)の十大ニュース

2016-12-16 | ニュース
 新聞之新聞社主催の選考会が、在京新聞・通信7社の社会部長らが出席し、今年の十大ニュースを選んだ。在京新聞・通信7社とは、産経・毎日・日経・東京・共同通信など。
 1位に「天皇陛下による退位のご意向。有識者会議の議論始まる」を選んだ。
 ◆2016年の十大ニュース
 1位 天皇陛下による退位のご意向。有識者会議の議論始まる
 2位 相模原市の障害者施設で19人刺殺
 3位 舛添東京都知事の辞任と小池知事の誕生。豊洲市場移転延期と五輪計画見直し
 4位 熊本で2度の震度7。台風10号で北海道、岩手で死者・行方不明者27人
 5位 オバマ米大統領広島訪問。安倍首相も真珠湾慰霊へ
 6位 18歳で選挙権。参院選で与党大勝。両院で改憲勢力3分の2超
 7位 リオ五輪・パラリンピックで日本選手活躍
 8位 長野県でスキーツアーバス転落、15人死亡
 9位 普天間基地の辺野古移転訴訟で沖縄県の敗訴確定へ。オスプレイ不時着事故も
 10位 バングラデシュのテロで7邦人犠牲
 次点
  ポケモンGO過熱
  高齢者運転の暴走事故相次ぐ
  米大統領にトランプ氏。TPP発効困難に
  刑事司法改革関連法が成立。司法取引可能に

 日毎に寒さが増して来る。西日本は寒波に襲われ、雪が多い・・。
 散歩道沿いのお庭に植えられている”ヒメリンゴ”。葉は殆ど散り、少しだけの赤い果実付いている。これも鳥たちに食べられてしまう。
 ”ヒメリンゴ”の祖には、中国原産の犬林檎(いぬりんご)の別名説、犬林檎と蝦夷の小林檎(えぞのこりんご)の雑種説がある、と言う。
 ヒメリンゴ(姫林檎)
 別名:犬林檎(いぬりんご)、実海棠(みかいどう)
 バラ科リンゴ属
 耐寒性落葉小高木
 開花時期は4月~5月(桜より遅れる)
 花は5弁花、花色は最初薄桃で満開時に白色となる
 果実は小さなリンゴ似(径1cm~2cm位)で、秋に赤・黄色となる
 果実の観賞期は10月~11月


今年の日本カー・オブ・ザ・イヤー、1位は5代目の「スバル・インプレッサ」

2016-12-10 | ニュース
 その年の最も優秀なクルマの「日本カー・オブ・ザ・イヤー2016-2017」の最終選考会が開かれ、5代目となる新型「スバル・インプレッサ」が今年のイヤーカーに選ばれた(2016年12月9日)。
 ノミネートされた上位10車が最終選考の候補車となる。ノミネート車は、2015年11月1日~2016年10月31日までに発表または発売され、年間の販売台数が500台以上見込まれている乗用車が対象で、全35台がノミネートされた。選考委員は、自動車評論家・ジャーナリスト・有識者からの59名。
 ◆第1次選考対象車「10ベストカー」と、最終選考での得票点数
 1位:スバル・インプレッサスポーツ/G4(420点)
 2位:トヨタ・プリウス(371点)
 3位:アウディA4シリーズ(149点)
 4位:ボルボXC90(145点)
 5位:メルセデス・ベンツEクラス(114点)
 6位:アバルト124スパイダー(107点)
 7位:ジャガーFペース(106点)
 8位:ホンダ・フリード/フリード+(41点)
 9位:日産セレナ(11点)
 10位:BMW M2クーペ(11点)
 インポート・カー・オブ・ザ・イヤー2016-2017:アウディA4
 イノベーション部門賞:日産セレナ
 エモーショナル部門賞:BMW M2クーペ
 スモールモビリティ部門賞:ダイハツ・ムーヴ キャンバス
 実行委員会特別賞:ホンダNSX

 今日の天気は、晴れ・曇り・雪と変化が多い。風が冷たく、気温も低く最低気温8℃以下かな。明日はもっと寒い、との予報。
 ”オモト”が赤橙色の実を付けている。”オモト”は日本独特の観葉植物として愛され、江戸中期に爆発的に流行した。葉・実の美しさから縁起のよい植物とされている。長寿草とも呼ばれる。園芸植物として人気が高く、様々な種類(1000種以上とか)が作出された。
 名(オモト)の由来は、根茎が太く大きな株を意味する大本(おおもと)からで、常緑の葉から万年青(まんねんせい)とも言い、良質のオモトを産した大分県の御許(おもと)山からとの説もある。
 オモトは花・実より葉を楽しむ観葉植物で、草丈から大葉種(30cm~50cm)・中葉種(15cm~30cm)・小葉種(3cm~15cm)に分けている。
 オモト(万年青)
 英名:Lily of China
 学名:Rohdea japonica
 ユリ科オモト属
 原産地は日本・中国
 耐寒性常緑多年草
 開花時期は5月~6月
 花は葉の間から花茎を伸ばし、淡い黄緑色の小さな花が円筒状に密生
 秋(10月~12月)に赤橙色に熟した扇球形の漿果(しょうか)を付ける
 俳諧では秋の季語


2016年の新語・流行語大賞は、「神ってる」

2016-12-06 | ニュース
 今日の午前の天気は、変化が著しい。雨、曇り、晴れ・・。
 今年(2016年)の「ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)が発表された(12月1日)。
 今年1年間に登場した新語や流行した言葉から、「現代用語の基礎知識選 2016ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート50語から選ばれた。
 年間大賞は、プロ野球セ・リーグで25年ぶりのリーグ優勝を果たした広島の緒方監督が発した言葉で、選手の活躍ぶりを象徴する「神ってる」が選ばれた。「選考委員特別賞」として、一連の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城を修復するために寄付を募る「復興城主」が選ばれた。
 ◆2016年ユーキャン新語・流行語大賞
              「現代用語の基礎知識」選
 年間大賞:神ってる
 選考委員特別賞:復興城主
 トップテン
  ゲス不倫:週刊誌にスクープされた不倫騒動
  聖地巡礼:漫画・アニメの舞台になった場所などを訪れる
  トランプ現象:アメリカ大統領選挙で過激な発言で物議を醸した
  PPAP:ピコ太郎さんのユニークな曲と動画
  保育園落ちた日本死ね:待機児童の問題についての匿名ブログ
 (僕の)アモーレ:サッカーの長友佑都選手が女優の平愛梨さんとの交際を宣言言葉
  ポケモンGO:熱中する人の姿が見られたスマートフォン向けのゲームアプリ
  マイナス金利:日銀の大規模緩和
  盛り土:豊洲市場の問題を象徴

 朝は雨、少し強い降り。10時頃より晴れ。晴れたが気温は上がらず、風強く、最高気温15℃位かな。
 お家の横の小さな庭で、”まゆみ”の実が弾き始めている。花は人目を引かない花で、小さな淡緑色の花である。でも、秋の実は、素敵な景色を見せる実である。緑玉の実が赤い殻の実となり、やがて殻が弾けて赤い種子が見える。
 名(マユミ:真弓)の由来は、この木を材料として弓を作ったからで、材質は白くて緻密・良く撓る。こけしや将棋の駒も作る。因みに、果実は有毒(吐き気や下痢など)なので食べない。
 マユミ(真弓、檀)
 別名:山錦木(やまにしきぎ)、川隈葛(かわくまつづら)
 ニシキギ科ニシキギ属
 雌雄異株と言われる(不完全雌雄異株?)
 雌株のみでも果実は付く
 落葉小高木(樹高は3m~10m)
 原生地は日本、朝鮮半島、中国
 開花時期は5~6月
 花は淡緑色の小さな(径1cm位)4弁花
 果実は10月~11月に熟す。ピンク色の殻が弾けて赤い種子が見え、この様子がとても可愛い
 白い殻もある