歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

日経MJヒット商品、東横綱;安室奈美恵、西横綱;TikTok

2018-12-05 | 社会・経済
 今年(2018年)もヒット及びヒット商品番付が発表される。三井住友銀行系のSMBCコンサルティングと日本経済新聞社の日経MJヒット商品番付である。SMBCコンサルティング(11月30日)は既出、日経MJは12月4日発表(詳細は5日付日経MJ)。
 日経MJヒット商品番付では、東の横綱には9月に引退した「安室奈美恵」さんを選んだ。
 記事
 「平成の歌姫」とも称される安室さんのファイナルツアーには80万人を動員し国内のソロアーティスト史上最多に。ベストアルバムの販売は241万枚を突破した。化粧品などコラボ商品も好調。安室さんゆかりの地を巡りに沖縄に行くといった関連消費を含めると500億円を超えるという見方もある。
 西の横綱は「TikTok(ティックトック)」。
 記事
 音楽に合わせ約15秒の口パク動画を投稿する中国発SNS(交流サイト)アプリで、若者中心に世界で5億人が利用する。運営する中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)は、11月にソフトバンクグループから出資を受け、企業価値が750億ドル(約8兆5000億円)に上昇したことでも話題を呼んだ。
 ◆2018年ヒット商品番付(日経MJによる)
    東            西
 横綱 安室奈美恵      :TikTok
 大関 スマホペイ      :サブスクリブション
 張出大関 羽生結弦     :大坂なおみ
 関脇 キリンビール「本麒麟」 :ゾゾスーツ
 小結 Vチューバー      :eスポーツ
 前頭 U.S.A.        :カメラを止めるな!
 前頭 日本橋高島屋S.C.   :東京ミッドタウン
 前頭 トヨタ「新型クラウン」 :ニコン「Z7」
 前頭 猛暑消費       :サバ缶
 前頭 森ビルチームラボーダレス :銀座ソニーパーク
   (前頭は抜粋、詳細は5日付日経MJ)
 ◆2018年ヒット番付(SMBCコンサルティングによる) 再出
   東             西
 横綱 ノーベル医学生理学賞   大坂なおみ・大谷翔平
 大関 人生100年時代      平昌(ピョンチャン)五輪、サッカーW杯
 関脇 eスポーツ        第100回全国高校野球選手権記念大会
 小結 働き方改革        安室奈美恵
 前頭1 次世代モビリティサービス AI(人工知能)チャットボット
 前頭2 キャッシュレスの加速   ライブコマース
 前頭3 「チコちゃんに叱られる!」 2025年大阪・関西万博開催決定
 前頭4 築地市場から豊洲市場へ   POCKETALK(ポケトーク)
 前頭5 バーチャルユーチューバー  高刺激食品
 前頭6 Nintendo Labo       日本橋再開発
  敢闘賞:第100回全国高校野球選手権記念大会
  殊勲賞:「チコちゃんに叱られる!」
  技能賞:POCKETALK(ポケトーク)

 今日も少し暖かい、昨日はとても暖かい・・超暖冬かな?
 起きたら、朝日がとても綺麗だ。雲が多いと朝日が映える。

2018年のヒット商品、西の横綱は大坂なおみ選手と大谷翔平選手、東の横綱は「ノーベル医学生理学賞」

2018-12-03 | 社会・経済
 年末が近くなると、今年(2018年)のヒット商品番付が発表される。三井住友銀行系のSMBCコンサルティングは11月30日に「2018年ヒット商品番付」を発表した。少し遅れて12月4日には日経MJヒット商品番付が発表される(多分)。
 東の横綱はがん免疫療法につながる研究で本庶佑・京都大特別教授の受賞が決まった「ノーベル医学生理学賞」。西の横綱は全米オープンテニスで優勝した「大坂なおみ」選手と米大リーグで投打二刀流に挑戦し新人王になった「大谷翔平」選手が選ばれた。
 ◆2018年ヒット番付(SMBCコンサルティングによる)
    東             西
 横綱 ノーベル医学生理学賞   大坂なおみ・大谷翔平
 大関 人生100年時代      平昌(ピョンチャン)五輪、サッカーW杯
 関脇 eスポーツ        第100回全国高校野球選手権記念大会
 小結 働き方改革        安室奈美恵
 前頭1 次世代モビリティサービス AI(人工知能)チャットボット
 前頭2 キャッシュレスの加速   ライブコマース
 前頭3 「チコちゃんに叱られる!」 2025年大阪・関西万博開催決定
 前頭4 築地市場から豊洲市場へ   POCKETALK(ポケトーク)
 前頭5 バーチャルユーチューバー  高刺激食品
 前頭6 Nintendo Labo       日本橋再開発
  敢闘賞:第100回全国高校野球選手権記念大会
  殊勲賞:「チコちゃんに叱られる!」
  技能賞:POCKETALK(ポケトーク)

空家になった理由は、死亡と転居

2018-11-07 | 社会・経済
 最近、空き家に関する出来事を多々耳にする。
 総務省は住宅・土地統計調査で、全国の住宅の空き家の割合が2013年10月時点で過去最高の13.5%になったと発表した。住宅・土地統計調査は5年に一度実施するもので、前回調査(2008年)から0.4%増となった。
 全国の住宅の総数は6063万戸(2008年より305万戸増)で、空き家の戸数は820万戸(2008年より63万戸増)と最高を更新した。人口減少や高齢者の施設への入所などが空き家率を押し上げており、今後高齢化が進めば空き家の増加がさらに加速する見通し。因みに、65歳以上の高齢者世帯は約2100万世帯と約4割である。
 ◆空き家率
 1、山梨  22.0%
 2、長野  19.8%
 3、和歌山 18.1%
 ・
 45、山形  10.7%
 46、沖縄  10.4%
 47、宮城   9.4%
  --平成26年8月24日のブログ(歩けば楽し)より--
 空家になった理由は、住居者の死亡や転居が多い。
 ◆空家になった理由
 死亡:35.2%
 別の住宅へ転居:27.9%
 老人ホーム等の施設に入居:14%
 転勤・入院などにより長期不在に:4.7%
 建替・増改築・修繕のために一時的に退去:0.6%
 無回答:17.6%
 ◆予測(株式会社野村総合研究所より)
 年         住宅総数  空家率
 2018年(平成30年) 6,372万戸 17.0%
 2023年(平成35年) 6,647万戸 21.1%
 2028年(平成38年) 6,899万戸 25.7%
 2033年(平成45年) 7,123万戸 30.4%

 天気は良い。秋晴れ、最高気温も20℃近く、少し暖かさを感じる。風も微風程度。
 今日は立冬。立冬は冬の始まりで立春の前日までが冬。・・もう冬なのだ。
 立冬からの節気(二十四節気)は段々と寒さが厳しさを増す。
  小雪(しょうせつ):僅かながら雪が降り始める
  大雪(たいせつ):雪が激しく降り始める
  冬至(とうじ):北半球で夜が最も長くなる日
  小寒(しょうかん):これより寒さが厳しくなる
  大寒(だいかん):寒さが最も厳しくなる
 梅田川支流の藤川の川岸に”セイタカアワダチソウ”が密集し、花が咲いている。昨年に見た場所から少し移動した・・ようだ。良く繁茂している。
 ”セイタカアワダチソウ”は明治末期に渡来した北アメリカ原産の帰化植物である。多年草で種子や地下茎で増える。地下茎から種子発芽を抑制するアレロパシー物質を分泌するので、純群落を形成して繁茂する。この物質は他種も、自らの種も、発芽も抑制するので、他種植物の侵入も、自己の連作も、困難となる。
 急速に広がったのは第二次世界大戦後で、養蜂業者の蜜源植物として種子の散布説がある・・どこからでたのか不明。花粉症の元凶かと言われた時期があったが、その後関係は薄いと嫌疑は晴れたが悪いイメージは残っている。
 セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
 キク科アキノキリンソウ属
 多年草、種子や地下茎で増える
 北アメリカ原産、明治末期に渡来した帰化植物
 河原・埋立地などの荒れ地で見る
 丈は1.0m~2.5m
 開花時期は10月~11月
 花は茎上部に多数集まって付く、花径は数mmと小さい


100歳以上の方が6万9785人、国内最高齢は田中カ子(かね)さんで115歳

2018-09-15 | 社会・経済
 厚生労働省は、全国で100歳以上の高齢者が「老人の日」の15日時点で、6万9785人に上ると発表した(9月14日)。前年(2017年)から2014人増え、48年連続で過去最高を更新した。医療の進歩や健康志向の高まりで10年前に比べて約2倍に増えた。
 ◆100歳以上の高齢者
  男性:12%(  8331人)
  女性:88%(6万1454人)
 ◆最高年齢
  男性:北海道足寄町の野中正造さん 113歳
  女性:福岡市の田中カ子(かね)さん 115歳
 ◆人口10万人当たりの100歳以上の高齢者(都道府県別)
  1、島根 101.02人(6年連続で首位)
  2、鳥取 97.88
  3、高知 96.50
  4、鹿児島 95.76
  5、香川 84.59
   ・
  43、神奈川 42.33
  44、大阪 40.09
  45、千葉 39.34
  46、愛知 36.78
  47、埼玉 32.90(29年連続で最下位)
 ◆100歳以上の高齢者数
 厚生労働省の資料によると、100歳以上の高齢者数は、
  1963年(調査開始)には153人に過ぎなかった
  1981年に1,000人を超え
  1998年に10,000人を超え
  2012年に5万1376人と調査開始以来5万を越えた
  2050年に約53万2000人(国立社会保障・人口問題研究所の推計)

 今日の天気は、晴れ~曇り、時々雨。
 雨の後に見つけた、”ハナトラノオ”の花。茎先に長い円錐状の花序で花・蕾が沢山付いている。
 花穂の形が虎の尾に似ているのを”トラノオ”と呼び、花が美しいので ”ハナトラノオ(花虎の尾)”となったと言う。名が”○○トラノオ(○○虎の尾)”の花には、蓼(たで)科の伊吹(いぶき)虎ノ尾・春(はる)虎ノ尾 、桜草(さくらそう)科の岡(おか)虎ノ尾 、ゴマノハグサ科の瑠璃(るり)虎ノ尾などがある。科が違うのに結構似た形がある。
 ”ハナトラノオ(花虎の尾)”の花は長さ3cm程の唇形で、角の4隅4列に花列となり花穂を咲き上がっていく。別名で”カクトラノオ(角虎の尾)”と呼ばれるが、これは茎の断面が四角形(4隅に花列)だから。
 ハナトラノオ(花虎の尾)
 別名:角虎ノ尾(かくとらのお)、フィソステギア(学名から)
 学名:Physostegia virginiana
 シソ科ハナトラノオ属
 宿根草
 北米東部原産、大正時代に渡来
 開花時期は7月~9月
 花は長さ3cm程の唇形の花。これが4列となっており、花穂を咲き上がる
 花色は桃紫色~白色


退職後の備えに2880万円は貯めたい

2018-09-12 | 社会・経済
 日本生命保険は、退職後のセカンドライフに関する意識調査を公表した(9月11日)。調査は8月1日から12日まで、インターネットで実施し、男女計7,473人が回答した。日生がセカンドライフに関する調査をするのは初めて。
 退職時までにためておきたい金額は、平均2,880万円。
 退職時に用意したい金額は「1,000万~3,000万円」が全体の36%を占め、最も高かった。50歳以上では3,000万円以上との回答が増えた。
 お金のため方は預貯金が41%と最も高く、貯蓄型保険・年金が28%で続く。
 現時点で目標額に達していなかったのは、
  40~50歳代の80%以上、60~70歳代の60%以上
 定年は60歳との回答が64%で最も多かった
 65歳以上も働き続けたい人の割合は全体の46%。9%が75歳以上も働きたいと答えた。

 今日の天気は、雲多き晴れ。気圧配置が昨日と同じで、西高東低、少し寒い・・10月上旬の気温。
 9月の始めに、東北歴史博物館に出かけた。特別展と今野家(こんのけ)住宅も見てきた。今野家住宅は宮城県指定有形文化財で、東北歴史博物館の正面前にある。宮城県石巻市北上町橋浦から移築された江戸時代中後期の建築物である。
 今野家住宅の敷地には、”ナツメ”が植えられている。春に柳の様な枝に沢山の花が咲いていた。これが緑の果実(長さ2cm~3cmの楕円形)となっている。秋には暗赤色に熟す。生でも食べられ、リンゴの様なサックトした食感で、酸っぱくなく、甘くもない、とか。多くは、暗紅色に熟した果実を、生で食べたり、甘味を加えて煮たりする。
 名(ナツメ)の由来には、夏に新芽がでるから夏芽(ナツメ)の説、お茶に使う抹茶入れのナツメに果実が似ている説があると言う。
 ナツメ(棗、夏芽)
 別名:大棗(たいそう)
 クロウメモドキ科ナツメ属
 落葉高木
 原産地は中国~西アジア、日本への渡来は奈良時代以前とされる
 開花時期は5月~7月
 葉腋に緑色の小さな花が付く。5枚の萼片が開いて星型となり、その間から小さな花弁が出る
 8月~10月に結実し、楕円形の緑色の実となる
 実は成熟して赤褐色となる


世論調査で、現在の所得・収入に「満足・まあ満足」は計51.5%

2018-08-27 | 社会・経済
 内閣府は、2018年度の「国民生活に関する世論調査」を公表した(8月24日)。調査は6月14日~7月1日に全国18歳以上の男女1万人に面接して実施し、5,969人の回答を得た。
 現在の所得や収入に
  「満足している」「まあ満足している」と答えた人の割合は計51.5%
      前年(51.3%)より0.2ポイント増えた
  「不満だ」「やや不満だ」は計46.4%
      前年(46.9%)より0.5ポイント減
      「満足派」が「不満派」を上回るのは2年連続となる。
 現在の生活にどの程度満足しているか
  「満足」「まあ満足」が計74.7%
      前年(73.9%)より0.8ポイント増 過去最高を更新
 生活が
  「向上している」は7.2%(前年より0.6ポイント増)
  「低下している」は13.8%(前年より0.9ポイント減)
 政府への要望を複数回答で聞くと
  「医療・年金などの社会保障の整備」が最多の64.6%(同0.5ポイント減)
     6年連続で最多だった
  「高齢社会対策」が52.4%
  「景気対策」が50.6%
  「防衛・安全保障」は32.8%(同3.4ポイント減)
  「防災」は28.3%(同2.4ポイント増)
     比較可能な1992年以降で最も高かった。6月の大阪北部地震などの影響か 

 朝から曇り、時々小雨。気温は最高気温30℃以下と過ごしやすい。
 歩道沿いの小さな花壇で、”ニチニチソウ”が満開だ。手入れが良く、雑草もない。
 開花時期は6月~10月と長く、まだまだお花は咲くね。花は数日と短命だが毎日の様に新しい花を咲かせるので、ニチニチソウ(日々草)と名付けられた、と言う。
 ”ニチニチソウ”には、ビンカアルカロイドと総称する10種以上のアルカロイドが、全草に含まれる。そのうちの、ビンクリスチンとビンブラスチンには薬用作用があるが、食べると、嘔吐・下痢では済まない。
 因みに、”ツルニチニチソウ(ツルビンカ)”はキョウチクトウ科ツルニチニチソウ属であり別属の植物である。
 ニチニチソウ(日日草)
 別名:日日花(にちにちか)、ビンカ
 学名:Catharanthus roseus
     (Vinca rosea)
 キョウチクトウ科ニチニチソウ属
 一年草
 原産地はマダガスカル~インド
 日本には江戸中期に入ったとされる
 開花時期は6月~10月
 花は3~4cm
(大輪品種で径5cm、極小輪品種は1cm位)
 花弁は5枚に見えるが、根元が筒状で先が大きく5つに裂けている
 花色は白・紅・ピンクなど
 中心に赤や黄色の芽が入るのがある


ふるさと納税、大都市は税流出で悲鳴

2018-07-28 | 社会・経済
 先日(7月6日)、総務省が「2017年度に全国の自治体が受け取った「ふるさと納税」の寄付額が3653億円と、前年度(実績は2844億円)より28%増となった。」と発表した。
 7月27日に、ふるさと納税で控除される住民税が2018年度に全国で約2448億円になると発表した。前年度に比べて37%増えた。都道府県別では、東京都内の控除が約645億円で最も多い。その分だけ、都内の自治体の税収が他の道府県に流出していることになる。
 ふるさと納税は故郷や応援したい自治体に寄付できる制度で、原則として寄付金から2千円を引いた額が所得税や住民税から控除される。今回は18年度分の課税対象となる17年の寄付実績から、地方税である住民税の控除額を算出し、都道府県別に集計した。
 ◆住民税の流失額
 東京都  645億7600万円
     東京23区では16年度だけで386億円が流出
 神奈川県 257億2100万円
 大阪市  211億9200万円
 愛知県  179億6100万円
 千葉県  132億7600万円

 朝は曇り空。9時頃から小雨が降りだす。予報では、1時間に1mmとの事、畑へのお湿り程度にはなるのかな。
 月に1回の検診、病院に出かける。待合室に花が咲いた”サギソウ”の鉢が飾られている。
 鉢には10数本程植えられている。茎はスラリと伸び、その先端付近に白い花が幾つか咲いている。花の径は3cm位で、花弁は大きく3つあり、中裂片は披針形、両側の側裂片は斜扇形で側方に開出てその縁は細かく裂ける。この花弁の姿が、飛行中のシラサギの翼のように見える。名(サギソウ:鷺草)は、この様子(シラサギが翼を広げた様)から。
 サギソウ(鷺草)
 学名:Habenaria radiata
 ラン科サギソウ属(ハベナリア属)
 湿地性の多年草
 原産地は本州・四国・九州、朝鮮半島の一部
 開花時期:7月~9月
 茎頂に1~3個の花、花色は白色、径約3cm
 3枚の緑色の萼片と3枚の花弁がある


平均寿命、男女とも最高を更新、男性81.09歳・女性87.26歳

2018-07-27 | 社会・経済
 厚生労働省の調査で分かった、平成29年の日本人の平均寿命は男性が81.09歳(前年80.98歳)、女性が87.26歳(前年87.14歳)で、ともに過去最高を更新した(7月20日)。最高の更新は男性が6年連続、女性が5年連続である。男女差は6.17歳(前年6.16歳)である。
 過去最高を更新したのは、3大死因(がん、心疾患、脳血管疾患)での人が減少傾向にあり、厚労省は「国民の健康意識の高まりや医療技術の改善で、寿命はまだ延びていく余地がある」と分析している。例えば、この3大死因で亡くなる人がいなくなると、男性で6.81歳、女性で5.61歳、延びると言う。
 厚労省は毎年各年齢の人が平均何年生きられるかを表す「平均余命」の見込みを計算。平均寿命は、その年に生まれた0歳の子供が何年生きられるかを示している。
 試算・・29年生まれの日本人では、75歳まで生きる人の割合は男性75.3%、女性88.1%。90歳まで生きる人の割合は男性25.8%、女性50.2%で、いずれも過去最高となった。
 ◆国・地域別の平均寿命(歳)
         男性   女性
 1、香港     81.7   香港   87.66
 2、スイス    81.5*  日本   87.26
 3、日本     81.09  スペイン 85.84*
 4、ノルウェー  80.91  韓国   85.4*
 5、スウェーデン 80.72  フランス 85.3
              スイス  85.3*
  *は2016年のデーター

 今日は朝からいい天気。台風が接近してるけど、まだ雲が多くない。
 日中は暑いから、早朝に畑を散歩。
 畑は雑草の天国状態。雑草の塊の中に、青色の”ツユクサ(露草)”の花が見える。花は朝咲いて、昼には萎む・・朝の散歩で見える花。
 この事から、名の由来に説がある。1説・・朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させる、1説・・ツユクサは古くは”つきくさ”と呼ばれており、これが転じてツユクサになった、など。”つきくさ”は月草とも着草とも表され、花弁の青い色が「着」きやすいことから「着き草」と呼ばれていたと言われている。古くから利用され親しまれいるので別名が多い。ある本(植物和漢異名辞林)によると37の呼び名(別名)がある、ようだ。
   花の形:蛍草(ほたるぐさ)、帽子花(ぼうしばな)
   花色の青:青花(あおばな)
   青く染まる:月草・着草(つきくさ)、藍花(あいばな)
     万葉集などの和歌集では「月草」の表記が多いと言う
   薬草として:鴨跖草(おうせきそう)
 ツユクサ(露草)
 英名:Dayflower(朝咲いた花が昼には萎む)
 ツユクサ科ツユクサ属
 1年草
 丈は15cm~50cm、直立せず地面を這う
 開花時期:6月~10月
 花は朝咲いて、昼には萎む
 花径は1.5cm~2cm、花色は青
 花弁は3枚あるが2枚に見える。上の2枚は大きく青色で、下の1枚は小さくて白色で目立たない


ふるさと納税の寄付額、3653億円で前年度より28%増

2018-07-07 | 社会・経済
 総務省が7月6日に発表。
 2017年度に全国の自治体が受け取った「ふるさと納税」の寄付額が3653億円となり、前年度(2016年度の実績は2844億円)より28%増、5年連続で過去最高を更新した。2017年度の寄付件数は1730万件(前年度比36%増)。
 2017年度の自治体別の増額幅をみると、最も多かったのは1億円未満で全体の45%。5億円以上は3%に留まり、1億~5億円未満が11%だった。ふるさと納税が特定の自治体に集中するのではなく、利用の裾野が広がり多くの自治体で厚みを増している。
 因みに、ふるさと納税の募集や受け入れにかかる経費も、全自治体合計で2027億円と寄付額の55.5%と高止まり。また、税収が「流出」している自治体からは不満の声も漏れる。東京23区では16年度だけで386億円が流出している。
 ◆ふるさと納税の寄付額の上位(2017年度、総務省)
 1、大阪府泉佐野市(135億3300万円)
 2、宮崎県都農町(79億1500万円)
 3、宮崎県都城市(74億7400万円)
 4、佐賀県みやき町(72億2400万円)
 5、佐賀県上峰町(66億7200万円)
 6、和歌山県湯浅町(49億5100万円)
 7、佐賀県唐津市(43億8900万円)
 8、北海道根室市(39億7300万円)
 9、高知県奈半利町(39億600万円)
 10、静岡県藤枝市(37億800万円)
 ◆ふるさと納税
 ふるさと納税は、寄付額のうち2千円を超える分が住民税や所得税から控除される制度。
 2015年度に減税対象となる寄付額が約2倍に引き上げられたのをきっかけに、豪華な返礼品で寄付を募る自治体が続出。
 総務省は昨年に返礼品の金額を寄付額の3割以内に抑えることなどを求める通知を出した。しかし、返礼品の金額が寄付額に占める割合は全自治体平均で38.5%と、前年度(2016年度)から逆に0.1ポイント上昇した。

 今日は朝から雨。全国的に雨・・西では多大な災害が発生している。災害に負けずに”頑張れ”。
 ブログを見ていたら、「伊豆の下田ペリーロードで、とても可愛い花を見つけました。」との記事があった。旅行先は伊豆下田だったから、”とても可愛い花:ランタナの花”と、なるほどの記事だった。
 ”ランタナ”の花は径5mmほどの小さな花が集まって、5~10㎝程の花になっている。花色は、鮮やかな赤・黄・白・橙など。花期がとても長い花で、花の色が変化する。変化は花序の外側から内側へなので、同じ花序でも内外では花色が異なる。色の変化から、七変化(しちへんげ)の別名がある。
 ”ランタナ”は約150種が熱帯・亜熱帯アメリカに分布する。園芸的に広く栽培されるのは、主に「ランタナ・カマラ」と「ランタナ・モンテビデンシス」とその園芸品種。”ランタナ”と呼ばれるのは、カマラ種を指すことが多い。モンテビデンシス種は葉がカマラ種より小さく、”コバノランタナ”と呼ばれる。
 ランタナ
 別名:七変化(しちへんげ)、紅黄花(こうおうか)
 クマツヅラ科シチヘンゲ属
 半耐寒性常緑小低木
 原産地は熱帯アメリカ
 開花時期は5月~10月
 小花が花茎の先に沢山集まって球状に咲く
  この花の形態を散形花序や傘形花序と言う


2017年度脱税額135億円、過去3番目の低さ

2018-06-16 | 社会・経済
 全国の国税局が2017年度に強制調査(査察)で摘発した脱税事件は174件(前年度比4件減)で、加算税を含む脱税総額は135億円(前年度比26億円減)と統計が残る1972年度以降、3番目に低い額だったことが国税庁のまとめで分かった(6月14日)。
 このうち、事案の悪質性などを考慮し、検察庁に告発したのは113件(前年度比19件減)。1件当たりの脱税額は8900万円だった。業種別では建設業が26件と最多で、不動産業が10件と続く。
 脱税総額は2009年度に300億円を下回って以降、減少傾向にある。海外企業を使った不正取引や、取引証拠の電子化を背景に、脱税手口の複雑・巧妙化が進み、分析に時間がかかることなどが背景にあるとみられる。

 今日は概ね曇。雲は厚くなく、雨は降らない・・かな。
 春に、堤防の横の空き地の”グミ”に花が咲いていた(4月25日ブログ)。”グミ(茱萸、胡頽子)”はグミ科グミ属の植物の総称である。ユーラシアから東南アジアにかけて、50種~70種程あり、日本には十数種があると言われる。良く知られているのは、ナツグミ、アキグミ、ナワシログミ、である。”グミ(茱萸)”の名は、「含む実(くくむみ):実を口に含み皮を出す意味」から「ぐみ」となった説、渋みがあるので「えぐみ」から「ぐみ」となった説、などがある。
 この木は”夏グミ”なので、4月に花が咲き、6月に果実(偽果、長い果柄に楕円形の果実)が赤く熟す。と言うことで、散歩途中で寄ってみた。沢山実がなっており、半分位は赤い。
  因みに、果実が少し大きい唐茱萸(とうぐみ)は、”夏グミ”の変種である。
 ナツグミ(夏茱萸)
 グミ科グミ属
 落葉小高木
 開花時期は4月
 花は両性または単性
 花弁はなく萼(がく)は黄色で筒状、先が4裂し、雄蕊が4本
 6月に果実(偽果)が赤く熟す


日経MJ2018年上期ヒット商品番付の横綱は、大谷翔平と平壌五輪

2018-06-07 | 社会・経済
 日本経済新聞社は2018年上期(1~6月)の日経MJヒット商品番付をまとめた。
 東の横綱に、投打の二刀流で米大リーグで連日活躍する「大谷翔平」を選ぶ。
 西の横綱に、平昌五輪が入った。(詳細は、6月6日付日経MJに)
 ◆日経MJ2018年上期ヒット商品番付(日経新聞より、前頭は抜粋))
     東            西
 横綱 大谷翔平       平壌五輪
 大関 フリマ経済圏     君たちはどう生きるか
 関脇 スタートトゥデイ   eスポーツ
    「ゾゾスーツ」
 小結 カプコーン      おしゃべりAI
   「モンスターハンター:ワールド」
 前頭 高アルコールビール  強炭酸
 同  ライブコマース    財布レス
 同  東京ミッドタウン日比谷 ウメダフードボール

 今日もいい天気、良く晴れた。暫く、雨が降っていない、ので、早朝に畑に水運び。
 空地の隅で、”ヒメフウロ”の群れが小さな花を咲かせている。一つの群れは、葉が少し紅葉し、もう一つは、葉が緑・緑・・なぜ色が違うのだろう。
 咲いている花は小さくて可愛らしい、このことから”ヒメフウロ(姫風露)”と名付けられたとか・・。別名は”シオヤキソウ(塩焼草)”、全草に特有の匂いがあり、この匂いが塩を焼いた時のものであるからと言う。
 ”ヒメフウロ”は本州や四国の一部の石灰岩地に自生し、レッドリスト(絶滅危惧Ⅱ類)に指定されている。我々が目にするのは、国外などから帰化したもの、と言われる。
 ヒメフウロ(姫風露)
 別名:塩焼草(しおやきそう)
 フウロソウ科フウロソウ属
 多年生草本植物(種は420種以上が確認されている)
 開花時期は4月~10月(初夏が最盛期)
 花は5弁花、花弁には2本の濃い紅筋がある、花径は1.5~2cm
 花は茎の先に1~2個付ける
 茎と葉の端が赤みを帯びている


2017年の出生数は94万6千人、出生率は1.43に低下

2018-06-02 | 社会・経済
 厚生労働省は、人口動態統計による2017年の合計特殊出生率が1.43となり、前年より0.01ポイント下がったと発表した(6月1日)。2017年の出生数(生まれた子どもの数)は94万6060人で、前年から3万918人減り、過去最少となった。死亡数は134万433人(同3万2685人増)で戦後最多、つまり、自然減は39万4373人。
 ◆合計特殊出生率
 1人の女性が一生に産む子どもの数に相当
 人口推計で最も重要な指標が出生率で、2.07が人口維持の目安となる
 15~49歳の女性人口は約2498万人で前年に比べ1.3%減った。女性人口の減少に加え、第1子を産む平均年齢は30.7歳と過去最高の水準で高止まりしている。第1子の出産年齢が上がると、第2子以降の出産は減る傾向にある。
 合計特殊出生率を女性の年齢(5歳階級)別にみると、35歳以上で上がった一方、34歳以下は軒並み下がった。
 ◆各国の合計特殊出生率(2016年)
    合計特殊出生率 平均初産年齢
 日本   1.44     30.7歳
 米国   1.82     26.2
 フランス 1.92     28.5
 ドイツ  1.60     29.4
 英国   1.79     28.9
 韓国   1.17     30.3

 ”シラン”が咲いている。5月の中旬頃から咲きだしている。そろそろ、旬は過ぎたかな。
 名(シラン;紫蘭”の由来は、紫色の花を咲かせる蘭だから、と言う。そうか、そんなことは”シラン(知らん)”かった・・と親父ギャグ。
 花色には紫色だけでなく、純白色(白花シラン、白蘭:ハクラン)、淡青紫色(青花シラン)などがある。白花の先端が紫紅色の口紅シランや葉に白い縁取りが入る覆輪(ふくりん)シランもある。
 シラン(紫蘭)
 ラン科シラン属
 宿根草
 地表近くに球茎(球根のようなもの、バルブと言う)ができる
  白及根(はくきゅうこん)は、漢方薬として止血・あかぎれ・慢性胃炎に用いる
 丈は30cm~70cm
 原産地は日本・台湾・中国
 開花時期は5月~6月


京都賞の賞金を倍増の1億円に

2018-04-14 | 社会・経済
 稲盛財団は、科学や文明の発展に貢献した人に贈る京都賞の賞金を1億円にすると発表した(4月12日)。
 同財団によると、来年に京都賞創設35年を迎えるのを前に、稲盛氏(財団理事長)が5000万円から1億円に増額を決めた。稲盛氏は「日本人の持つ美徳の一つである”利他”という心を顕彰事業に体現させたい、との思いを込めた京都賞が、今後さらに”光”を増し、世界に向け燦然(さんぜん)と”輝き”続けることを願い、このたび賞金額を1億円に増額することにした」とコメントした。
 1億円の賞金は、ノーベル賞の賞金(約1.2億円)と同程度で、国際的にみても高額の賞となる。賞金が高額にのぼる賞は、ほかに、バルザン賞(約1.1億円)、唐賞(約1.8億円)、ブレークスルー賞(約3.2億円)などがある。
 ◆京都賞
 京都賞は、京セラ創業者で名誉会長の稲盛氏が私財を拠出して1984年に創設。
 先端技術部門、基礎科学部門、思想・芸術部門、の3部門4授賞対象分野で毎年6月に発表される。大隅良典さん、山中伸弥さん、ジャック・キルビーさんら、京都賞を受けた後にノーベル賞に選ばれた人も少なくなく、海外でも評価が高い。
 ◆高額賞金の賞
 バルザン賞(約1.1億円)
 バルザン賞は、バルザン財団(イタリアとスイスに別々に本部があり、隔年でそれぞれの本部が賞を選考する)が自然科学分野2賞・人文科学分野2賞を与えるものである。3から5年おきに人道的活動などにたいしても授与される。
 1961年にノーベル財団を表彰したのに始まり、1978年から毎年表彰を行っている。
 主唐賞(約1.8億円)
 唐奨(とうしょう)は、2014年に台湾で創設された世界的な賞。
 「持続可能な開発」、「バイオ医薬」、「中国学」、「法の支配」の4分野で顕著な功績を残した人物に贈られる。
 ブレークスルー賞(約3.2億円)
 ブレイクスルー賞は、下記3部門からなる自然科学における国際的な学術賞。
  基礎物理学ブレイクスルー賞-2012年創設
  生命科学ブレイクスルー賞-2013年創設
  数学ブレイクスルー賞-2014年創設

 ”M”デパート前、地下鉄の出入口付近、”モクレン”の花が咲いている。でも咲き始めが早かったから、少し散り気味だ。いつもの年より早い開花だ。
 モクレン(木蓮)と言えばこの木で、”シモクレン(紫木蓮)”とも呼ばれ、白い花の”ハクモクレン(白木蓮)”と対比している。花は上向きで、全開せず半開状(開ききらない状態)に咲いている。花弁6枚、萼3枚、雄しべと雌しべは螺旋状に多数が付く。良い香りがする。
 名(木蓮:もくれん)の由来は、花がラン(蘭)に似ているから「木蘭(もくらん)」、ハス(蓮)に似ているから”木蓮(もくれん)”と呼ばれるようになった、と言う。因みに、モクレン属は地球上で最古の花木と言われ、白亜紀(恐竜時代、約1億年以上前)の地層から化石が発掘されている。
 モクレン(木蓮)
 別名:紫木蓮(しもくれん)、もくれんげ(木蓮花、木蓮華、木蘭花)
    マグノリア(Magnolia)
 モクレン科モクレン属
 落葉高低木(樹高は3m~5m)
 原産地は中国
 開花時期は3月~5月
 新葉が出る前に、紫紅色で卵形の大きな花を咲かせる
 咲くのは、白木蓮より少し遅い
 花色は濃紅色(外側)・白色(内側)


2017年の世界の半導体製造装置市場は566億ドル、前年より37%増

2018-04-07 | 社会・経済
 日本半導体製造装置協会(SEAJ)は、2017年の半導体製造装置市場が566億ドル(前年より37%増)に達したと発表した(4月5日)。同統計は、国際半導体製造装置材料協会(SEMI)と一般社団法人日本半導体製造装置協会(SEAJ)が共同で、世界95社以上の半導体製造装置メーカーから毎月提供されるデータに基づいて算出したもの。
 地域別では、韓国が前年比133%増の179億5000万ドルと驚異的な伸びを記録し、前年トップ地域であった台湾(同6%減の114億9000万ドル)を抑え、トップ地域に躍り出た。また、3位となった中国も同27%増の82億3000万ドルとなり、順調に市場の拡大が続いていることを示す格好となった。4位となった日本地域も同40%増の64億9000万ドルと大きく伸ばしたほか、5位の北米も同24%増の55億9000万ドルと好調であり、6位の欧州も36億7000億ドルと絶対額は少ないものの韓国に次ぐ同68%増という高い市場の伸び率を記録するなど、台湾を除いたほとんどの地域で大きく成長を遂げた年となったようだ。
 ◆2016年および2017年の地域別 半導体製造装置販売額と前年比成長率
      (出所:SEAJ、SEMI、SEMIジャパン)  単位:10億US$
    2017CY   2016CY
   (1~12月) (1~12月)
 日本 6.49     4.63
 北米 5.59     4.49
 欧州 3.67     2.18
 韓国 17.95    7.69
 台湾 11.49    12.23
 中国  8.23    6.46
 その他 3.20    3.55
 合計  56.62   41.24  前年比成長率37%

 深夜か早朝に雨が降ったようだ。路面が濡れていた。畑への恵の雨となれば良いが。
 お庭に”ヒサカキ”が植えられており、塀越しに枝が道に出ている。この枝に花が咲いている。実を付けない雄花だ。
 ”ヒサカキ”は雌雄異株なので、実が付いているのは雌木。でも、雄花・雌花だけを付ける雄株・雌株だけでなく両性花の株もあると言う。
 名(ヒサカキ)の由来は、「榊に非ず」から「非さかき」説、サカキより小振りから「姫サカキ」説がある。
 ヒサカキ(姫榊)
 学名:Eurya japonica
 ツバキ科ヒサカキ属
 雌雄異株(常緑小高木)
 開花時期は3月~4月
 白い小さな花が葉腋(ようえき)に付ける
 5弁花で花径は数mm
 雄花は鐘形で、雌しべは退化して見えない
 雌花は杯形、雌しべのみで花柱は3裂してる
 果実も径数mm程で、秋に黒紫色に熟す
 サカキの代用として枝葉を神前に供える


少年の刑法犯摘発、戦後最少を更新、振り込め詐欺は増加

2018-03-09 | 社会・経済
 警察庁のまとめで、2017年に全国の警察が刑法犯で摘発した14歳~19歳の少年は、2万6797人(前年比15.0%減)だった(3月8日)。14年連続の減少で戦後最少を更新した。一方で、振り込め詐欺への関与で摘発されるケースが再び増加した。特別法犯では、若年層への浸透が懸念される大麻事件による摘発者数が4割増えた。
 ○刑法犯の摘発者数減少
  要因の一つが、窃盗犯の万引きや自転車盗などの「初発型非行」の減少。
  摘発者数に占める割合は2011年は7割だったが、2017年は6割弱で前年比15.5%減の約1万5千人だった。
  罪種別では殺人などの凶悪犯や、暴行・傷害などの粗暴犯も1割以上減った
 ○増加傾向
  詐欺などの知能犯による摘発は899人で7.9%増えた。
  知能犯では振り込め詐欺に絡む摘発者が35.8%増の478人と、2年ぶりに増加。
  現金の受け取り役の「受け子」が多くを占め、最年少は14歳の男子中学生。
 ○特別法犯
  大麻事件による摘発者が41.4%増の297人で、2013年(59人)の5倍になった。
  内訳は有職少年が155人、無職少年が67人だが、高校生が65.6%増の53人と増加。
  警察庁幹部は「覚醒剤などと比べて安く入手でき、少年でも手を出しやすいのかもしれない」と警戒している。
 因みに、警察庁のまとめ(暫定値、1月18日発表)で分かった。
 2017年に全国の警察が認知した刑法犯は91万5111件で、戦後初めて100万件を割り込んだ2016年をさらに8万1009件下回って過去最少を更新した。ピークは2002年の約285万件。
 ○殺人や強盗などの重要犯罪が1万889件で、前年から657件減った。
  殺人は920件で25件増、放火も959件で45件増。
  人身売買は239件で11件増。
 ○窃盗犯は65万5541件で、前年より6万7607件減った。

 朝は雨が降っていた。時々小雨になる、傘を差して散歩に。
 ”オウバイ”に花が咲きだした。名(オウバイ:黄梅)に梅と付くが、梅(バラ科サクラ属)ではなくジャスミン(モクセイ科ジャスミン属)の仲間である。ジャスミン属ではあるが花に香りはない・・?。
 名の由来は、黄色の花が梅に似る、咲く時期が梅と同じ頃、からと言う。花・姿が良く似ているものに、”ウンナンオウバイ(雲南黄梅)”とか”オウバイモドキ”と呼ばれるのがあるが、これらは常緑樹。オウバイは落葉樹、花期には葉はまだ出ない。
 オウバイ(黄梅)
  中国では、迎春花(げいしゅんか)と呼ばれる
   旧正月(2月)頃に咲き出すから
 モクセイ科ソケイ(ジャスミン)属
 落葉性半つる性低木
 中国北部原産、15世紀末に渡来
 開花時期は2月~4月、花期には葉はまだ出ない
 花色は明るい黄色、花径は2.5cm位
 花の形は高杯形で、梅に似る
 花には一重と八重がある