歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

大学生の読書時間、5割超がゼロ

2018-03-02 | 受験・学校
 全国大学生活協同組合連合会は、2017年の学生生活実態調査を発表した(2月26日)。1日の読書時間について「ゼロ」と回答した大学生が53.1%(前年比4%増)となり、調査項目に入った2004年以降で初めて半数を超えた。
 調査は昨年(2017年)10月~11月、全国30の大学生協で実施。男女1万21人の回答を集計した。
 これによると、1日の読書時間は、平均は23.6分で
  0分:53.1%
  30未満:10.2%
  60分未満:17.0%
  120分未満:13.0%
  120分以上:5.3% 調査開始から4.5~7.5%で推移していた
 ゼロと答えた学生は5年前(34.5%)から18.6%増えた。読む層と全く読まない層の二極化が進んでいる
 1ヵ月の書籍費は
  自宅生:1340円
  下宿生:1510円 支出に占める割合は1970年以降、最低

 今日の天気は大荒れ。風がとても強く、小雨・小雪が舞う。
 明日(3月3日)は桃の節句、雛祭り。耳(みみ)の日(昭和31年に日本耳鼻咽喉科学会制定)でもある。
 ”節”とは古代(唐)中国の暦からの季節の節目である。この中で奇数(陽)の重なる月日が(陰)となるとし、5節句を邪気を祓う行事とした。1月1日(元日)は別格で1月7日とし、11月11日もこの”節句”とはなるが「五行思想:万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなる」との対応から暦にはない。”節句”は奈良時代に伝来し、平安時代から行事があった。
 ★日本の五節句
 1月7日 人日(じんじつ)の節句      七草の節句
 3月3日 上巳(じょうし、じょうみ)の節句 桃の節句、雛祭り(女子の節句)
 5月5日 端午(たんご)の節句       菖蒲の節句   (男子の節句)
 7月7日 七夕(しちせき、たなばた)の節句 七夕祭り
 9月9日 重陽(ちょうよう)の節句     菊の節句
 因みに、日本人形協会では昭和天皇の即位以来、男雛を向かって左に置くのを「現代式」、右に置くのを「古式」としている。
 宮城野区文化センターで雛祭りの雛壇

2016年度にわいせつ行為で処分を受けた公立学校の教職員は226人

2017-12-28 | 受験・学校
 文部科学省の調査で、「2016年度にわいせつ行為で懲戒処分などを受けた公立学校の教職員は全国で226人」(12月27日)。調査を始めた1977年度以降で過去最多で、数年前から200人超えだった。
 処分を受けた教職員の所属先は、小学校68人、中学校79人、高校67人、特別支援学校12人。
 わいせつ行為などの相手は、自校の児童生徒が109人(前年より18人増)、自校の教職員が38人などとなっている。
 処分のうち、免職が129人、停職が50人、免職の数は過去最多だった。
 体罰で処分された教員は654人(前年度よりも67人減)。大阪市立桜宮高の体罰事件を受けて2013年度には4000人近くまで増えたが、近年は減少傾向にある。

 朝から晴れ。気温が低いので、昨日に積もった雪は融けない。畑も一面の雪景色。
 小さな庭に、小さな”カルーナ・ブルガリス”が植えられている。緑緑の葉の木と、紅葉した木がある。
 エリカの近縁種であるが、”カルーナ・ブルガリス”は針葉樹のような葉である。生息地は冷涼で湿潤な荒地に沢山のカルーナが生えて草原のように見えるようだ。
 ”カルーナ”には、主に花を楽しむタイプと紅葉を楽しむタイプがありと言う。この”カルーナ”はどちらなのかな。
 カルーナ・ブルガリス
 別名:ヘザー、御柳擬き(ぎょりゅうもどき)
 学名:Calluna vulgaris
 ツツジ科カルーナ属
 耐寒性常緑落葉低木(多年草)
 原産地はシベリア、ヨーロッパ、北アフリカ
 開花時期は8月~10月、紅葉時期は11月~3月


科学の甲子園ジュニア全国大会で東京都代表チームが優勝

2017-12-08 | 受験・学校
 科学技術振興機構(JST)が主催する第5回科学の甲子園ジュニア全国大会で、筆記競技や実技競技の得点を合計した総合成績により、東京都代表チーム(筑波大学附属駒場中学校、豊島岡女子学園中学校)が優勝した。
 全国大会は12月1日~3日の3日間、茨城県つくば市で開かれ、全国47都道府県から選ばれた代表チームの中学生計282人が参加した。期間中理科や数学に関する知識とその活用能力を駆使してさまざまな課題に挑戦した。
 本会は、「全国の中学生が科学と実生活とのつながりに気付き、科学を学ぶことの意義や楽しさを実感できる場を提供する」ことを目的に、JSTが主催して2013年から毎年開催した。今回(5回目)は、全国で計28,000人近い中学生が都道府県大会にエントリーし、各都道府県から選抜されたチームが全国大会に参加した。
 第6回大会は平成30年12月上旬、第5回大会と同じ茨城県つくば市で開催される予定。
 ◆入賞
 総合成績 優勝 文部科学大臣賞
  筆記、実技競技の総合得点順
  東京都チーム:筑波大学附属駒場中学校、豊島岡女子学園中学校
 総合成績 第2位 科学技術振興機構理事長賞 トヨタ賞
  茨城県チーム:茨城県立並木中等教育学校
 総合成績 第3位 茨城県知事賞 常陽銀行賞
  北海道チーム:北海道教育大学附属旭川中学校、釧路市立景雲中学校
 総合成績 第4位 つくば市長賞 筑波銀行賞
  奈良県チーム
 総合成績 第5位 日本理科教育振興協会賞
  高知県チーム
 筆記競技 第1位 ULJapan賞 筆記競技の最高得点 奈良県チーム
 筆記競技 第2位 内田洋行賞 筆記競技の第2位  兵庫県チーム
 実技競技① 第1位 東芝賞 実技競技①の最高得点 茨城県チーム
 実技競技① 第2位 学研賞 実技競技①の第2位  岐阜県チーム
 実技競技② 第1位 パナソニック賞 実技競技②の最高得点 北海道、富山県、奈良県、大分県チーム
 実技競技② 第2位 ケニス賞 実技競技②の第2位  岡山県チーム
 企業特別賞 SHIMADZU賞 チームワーク賞:チームワークに優れたチーム  福島県チーム
 企業特別賞 帝人賞 女子生徒応援賞:女子3名以上を含むチームのうち、総合成績最上位のチーム 東京都チーム
 企業特別賞 ナリカ賞 フレッシュマン応援賞:1年生を含むチームのうち、総合成績上位のチーム 山形県チーム
 企業特別賞 スカパーJSAT賞 工作デザイン賞:実技競技①で優れたデザインを開発したチーム  福井県チーム
 企業特別賞 ヤガミ賞 実験スキル賞:実技競技②で優れた実験技術を発揮したチーム  東京都チーム

 一日中、曇空。時々、小雨が降る。最高気温は8℃、寒い日だ。
 塀から飛び出した”シロヤマブキ”の黒い実を見つけた。”シロヤマブキ”は白花の”ヤマブキ”ではない。”シロヤマブキ”はバラ科シロヤマブキ属であり、”ヤマブキ”はバラ科ヤマブキ属である。”ヤマブキ(山吹)”はヤマブキ属の一属一種の落葉低木で、花色は黄色(山吹色)で5弁花。”シロヤマブキ”は4弁花。
 ”シロヤマブキ(白山吹)”の名は、花の様子が”ヤマブキ(山吹)”似の白花から付けられた。因みに、実がなるのは”ヤマブキ”も”シロヤマブキ”も花が一重(ひとえ)だけ。
 シロヤマブキ(白山吹)
 バラ科シロヤマブキ属
 落葉低木
 開花時期は4月~5月
 花は花弁4枚(径3cm~5cm)で白色
 果実は痩果で、1花に光沢がある黒色の実が4個付く
 4個の実は熟すと黒色となる


2017年春の大学進学率は52%

2017-08-28 | 受験・学校
 大学進学率は進学該当年齢(18歳人口)のうち、4年制大学に進学した者の割合である。『学校基本調査』から算出する場合、当該年春の大学入学者数を3年前の中学校・中等教育学校前期課程卒業者数で除して算出する。分子に過年度卒業生(浪人経由者)も含まれるが、当該年の18歳人口からも浪人を経由して大学に入る者が同程度と仮定し、両者が相殺するとみなす。
 2017年春の大学入学者は62万9736人で、3年前(2014年春)の中学校・中等教育学校前期課程卒業者は119万8290人である。今年春の大学進学率は、52.6%となる。全国値は52.6%であるが、県別にみると東京の72.8%から大分の36.9%と大きな開きがある。
 ◆都道府県別の大学進学率(2017年春)
      合計  男子  女子  男/女
 全国平均 52.6%
 東京都  72.8  72.4  73.2  0.989
 山梨県  60.6  69.1  50.9  1.356
 京都府  64.7  68.8  60.6  1.135
 大阪府  55.3  59.5  50.9  1.170
 奈良県  57.0  61.4  52.2  1.178
  ・
 大分県  36.9  40.6  33.2  1.222
 沖縄県  37.1  38.6  35.6  1.083

 今日はもう秋かなと思う天気。明日からまた雨の予想だ。
 畑の”ニラ”に花が咲始めている。小さな種も出来ている。漢方では乾燥した種子「韮子(きゅうし)」を強精・下痢止めなどに用いる。
 ”ニラ”には独特の匂いがある。この匂いは硫化アリル(アリシン)などの硫黄化合物である。この独特の匂いから、名(ニラ)の由来に”においきらう(香嫌)”から”ニラ”に変化したと言う説がある。食べて美味しいから”みら(美辣)”が”ニラ”となった説もある。食べるのは、根元から生える葉・・どんどん採るとどんどん伸びる。
 古い時代(古事記・万葉集)では加美良(かみら)・久々美良(くくみら)→みら、と呼ばれている。
 因みに、「韮」は春の季語で、「韮の花」は夏の季語である。
 ニラ(韮、韭)
 ユリ科(ヒガンバナ科)ネギ属
 多年草
 緑黄色野菜
 原産地は東アジア
 史前帰化植物、古い時代(弥生時代?)に渡来
 開花時期は8月~10月
 花は半球形の散形花序で白い小花を沢山付ける
 花弁が6枚に見えるが、花弁は3枚で苞が3枚
 子房には黒色の小さな種ができる


国際生物学オリンピックで、日本代表4名全員が銀メダル

2017-07-31 | 受験・学校
 文部科学省は30日、英国で開かれた国際生物学オリンピックで、日本代表の高校生4人全員が銀メダルを獲得したと発表した(7月30日)。
 日本代表の2017予選では、3,849名(女性:2,099名、男性:1,750名)が挑戦した。
 ◆受賞者
 日本代表の高校生4人全員が銀メダルを獲得
 池田(いけだ)亘孝(のぶたか)さん 筑波大学附属駒場高等学校(東京都)3年(18歳)
 江口(えぐち)彩花(あやか)さん 桜蔭高等学校(東京都)2年(17歳)
 佐藤(さとう)源気(げんき)さん 滋賀県立膳所高等学校(滋賀県)3年(17歳)
 津島(つしま)彰悟(しょうご)さん 武蔵高等学校(東京都) 2年(16歳)
 ◆参加国数と人数
 64ヵ国・地域 241名
 ◆開催地と会期
 イギリス(コヴェントリー)
 平成29年7月23日(日曜日)~29日(土曜日)

 今日の天気は曇~晴れ。最高気温が30℃程と暑い。台風が日本列島に接近している、雨が心配。
 畑のお隣は、雑草の花畑。”ハキダメギク”が群生し、花を咲かせている。”ハキダメギク”は冨栄養(有機物が多い)地に生える植物、畑は冨栄養土。名”ハキダメギク:掃溜菊”の命名者は牧野富太郎博士、ゴミを掃き捨てる”掃溜め(共同ゴミ収集所)”で咲いている事から、との事。
 花は小さく(径数mm)、葉は大きい。花弁は白色で5枚の先端が浅く3裂している。この舌状花と中心の多数の黄色の筒状花からなる。
 ハキダメギク(掃溜菊)
 キク科コゴメギク属
 一年生植物
 原産地は熱帯アメリカ
 大正時代に渡来と言われる帰化植物
 丈は15cm~60cm
 開花時期は6月~11月
 葉・茎に短毛がある
 花は径数mm、白色で5枚の先端が浅く3裂している舌状花と中心の多数の黄色の筒状花からなる


勉強嫌い、小学は3割、中学高校は6割

2017-05-01 | 受験・学校
 東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所の共同研究プロジェクト「子どもの生活と学びに関する親子調査 2016」による結果。
 調査は、全国の小1~高3の子ども約1万6千人とその保護者を対象に、2015年・2016年に実施している。小3までは保護者が、小4以降は子ども自身が回答した。
 2016年調査の各学年の勉強嫌いの比率は、小1~6は20~30%台だが、中1で45.5%に急増。中2で57.3%、中3~高3にかけても60%前後となった。
 1年間で「嫌い」から「好き」に変わった子どもは各学年で6.3%~17.6%いる。
 嫌いから好きになった中学生は、平均の勉強時間が1日当たり約2時間12分と前年比約35分増加。成績も26.8%の子どもが上がった。勉強する理由で、「新しいことを知るのがうれしいから」は72.0%で、2回とも「嫌い」だった中学生より35.2ポイント高かった。
 好きに変わった中学生は、「何が分かっていないか確かめながら勉強する」が73.7%で、嫌いのままの中学生より26.9ポイント高かった。「テストで間違えた問題をやり直す」は70.1%、「友だちと勉強を教え合う」は65.5%で、嫌いのままの中学生とはそれぞれ17.0、14.2のポイント差だった。

 生垣の間から”ゴウダソウ”の花が見える。”ゴウダソウ”の名の由来は、1901年(明治34年)に東京美術学校教授の合田清氏がパリから種子を持ち帰ったのが始まりである。学名はルナリア(Lunaria annua)で、属名の Lunaria はラテン語の「Luna(月)」から、団扇の様な丸い莢の形から名づけられたものである。

 花後にできる莢がとてもユニークで、団扇(うちわ)の様な円形の平たい莢(さや)の中に数粒の種がある。最初は淡緑色だが段々と曇りガラスの様な透明感のある薄い膜となる。熟して種が出てしまっても薄い膜(隔膜)が株に残る。
 ゴウダソウ(合田草)
 別名:ルナリア(Lunaria)
   大判草(おおばんそう)、銀扇草(ぎんせんそう)、銀貨草(ぎんかそう)
 アブラナ科ルナリア属
 一年草
 原産地はヨーロッパ中央部
 開花時期は5月~6月
 花は径2cm位でアブラナ科特有の十字形の花びら
 花色は赤紫色、白色もある
 花後の種子は薄く半透明で団扇のような形の莢に入っている


新小学1年生の将来就きたい職業、スポーツ選手やケーキ屋・パン屋

2017-04-06 | 受験・学校
 クラレは小学校に今春入学する新1年生に「就きたい職業を尋ねた」アンケート結果を発表した(4月5日)。調査対象は2017年4月に小学校に入学する子どもとその親 、クラリーノ製ランドセルを購入した方にアンケートはがきを配布、採用数は子ども4,000名(男女各2,000名)とその親4,000名。
 新小学1年生の将来就きたい職業の1位は、男の子は「スポーツ選手」、女の子は「ケーキ屋・パン屋」。1位は調査を始めた1999年から19年連続。
 親が就かせたい職業は
 男の子の親
  1位:公務員
  2位:スポーツ選手
  3位:医師
 女の子の親
  1位:看護師
  2位:公務員
  3位:薬剤師
 ◆新小学1年生の就きたい職業(クラレ、2017年)
   男の子             女の子
 1、スポーツ選手(21.9%)  1、ケーキ屋・パン屋(30.3%)
 2、警察官(14.5%)     2、芸能人・歌手・モデル(12.9%)
 3、運転士・運転手(9.0%)  3、看護師(6.2%)
 4、消防・レスキュー隊    4、花屋
 5、TV・アニメキャラクター  5、教員
 6、研究者          6、医師
 7、ケーキ屋・パン屋     7、保育士
 8、医師           8、警察官
 9、大工・職人        9、アイスクリーム屋
 10、パイロット       10、TV・アニメキャラクター

 今日は晴れて暖かい。明日も暖かい予想だ、桜が咲く。
 空地に”ムスカリ”が咲いている。春に咲く花だから、春が来た・・実感。
 ムスカリ
 別名:ブドウヒアシンス
    (Grape hyacinth)
 ユリ科(ヒアシンス科)ムスカリ属
 原産地は地中海沿岸
 球根植物(秋に植え、春に咲く)
 開花時期は3月~5月
 花は壺形・長楕円形で1本の花茎に沢山咲く
 付いた花がブドウの様に見える
 花色は明るいブドウ色(青紫色)、白・黄・黄緑色もある


子どもの教育資金に不安を感じる、75.0%が回答

2017-04-04 | 受験・学校
 ソニー生命保険株式会社は、「子どもの教育資金に関する調査」をインターネットリサーチで実施した。
 期間:2017年2月9日~2月13日
 対象:大学生以下の子ども(複数いる場合は長子)がいる30~59歳の男女
   1,000名の有効サンプルを集計
 ○夫婦の教育熱
  夫婦ともに教育熱心だ:21.6%
  自分は教育熱心だがパートナーはそうではない:17.9%
  パートナーは教育熱心だが自分はそうではない:24.2%
  夫婦ともに教育熱心ではない:36.3%
 ○子どもの将来
 子どもの将来に関する項目をいくつか挙げて、それぞれどの程度不安を感じるか
  不安を感じている人の割合(不安を感じる:「非常に」と「やや」の合計)
   学校生活:48.2%
   インターネットやSNSの利用:63.6%
  子どもの進路に関する項目
   受験・進学:71.2%
   就職活動:64.9%
  教育資金
   不安を感じている人:75.0%
 ○教育資金に不安を感じている人(750名)は
  教育資金がどのくらい必要となるかわからない:57.2%
  収入の維持や増加に自信がない:44.1%
  貯蓄が苦手:28.0%
 ○子どもの教育資金を捻出するために節約している支出
  外食費:42.3%
  衣類・ファッション費:38.0%
  レジャー・娯楽費:36.5%
  自分のこづかい:34.6%
  食費(外食除く):28.8%
  水道光熱費:24.0%
  交際費:24.0%

 玄関前の小さなお庭で、”アネモネ”が色とりどりの花をつけている。”アネモネ”はキンポウゲ科イチリンソウ属で、”クリスマスローズ”と同じだから、この時期の花なのかな。
 ”アネモネ”の仲間は約120種があり、日本ではシュウメイギク(英名:Japanese anemone)など10数種が知られている。その中で”アネモネ”と呼ばれているのは、”アネモネ・コロナリア”や”アネモネ・フルゲンス”などから作られた園芸品種と言う。”アネモネ”をアネモネ属(Anemone)の総称と言うこともある。
 ”アネモネ(Anemone)”はギリシャ語の”風(anemo)”が語源である。”風”となったのは、風通しの良い場所を好む、種には長い毛があり風で運ばれる、春風が吹き始めると開花する、妖精アネモネに由来、などの説がある。英名で”wind flower”、和名では”ボタンイチゲ(牡丹一華)”、”ハナイチゲ(花一華)”、”ベニバナオキナグサ(紅花翁草)”など。
 アネモネ
 学名:Anemone coronaria
 キンポウゲ科イチリンソウ属
 原産は南欧地中海沿岸、明治初期に渡来。
 開花時期は4月~5月
 花には一重や八重咲がある
 花色は白・ピンク・青・赤など。
 アネモネは花弁(かべん、花びら)がなく、花弁に見えるのは萼片である
 キンポウゲ科植物は毒性を持つもの多く、本草も全草に毒物(プロトアネモニン)を持ち、植物の汁液に触れると激しい炎症(皮膚炎・水泡など)となる


自宅生の大学入学まで、費用の平均総額は国公立で125万・私立で149万

2017-02-16 | 受験・学校
 全国大学生活協同組合連合会の調査で、「自宅生の受験から大学入学までにかかった費用の平均総額は国公立で125万6千円、私立で149万2千円。下宿生はそれぞれ200万8千円、222万3千円。比較可能な2008年の調査以降、いずれも最高だった。」
  調査対象:2016年に入学した新入生(学部生)の保護者
   子供の在籍校は国公立が63.3%、私立が36.7%
  調査期間:2016年4月~5月
  調査方法:郵送調査(一部手渡し)
  回収数:122大学生協の20,906(回収率 29.3%)
 受験から入学までにかかった費用
  国公立・自宅・医歯薬系:1,239,600円
  私立・下宿・医歯薬系:2,927,700円
 ○自宅生
  国公立:1,256,300円
   国公立文科系:1,259,700円
   国公立理工系:1,256,500円
   国公立医歯薬系:1,239,600円
  私立:1,492,100円
   私立文科系:1,374,300円
   私立理工系:1,674,500円
   私立医歯薬系:2,269,200円
 ○下宿生
  国公立:2,008,000円
   国公立文科系:1,976,700円
   国公立理工系:2,006,500円
   国公立医歯薬系:2,138,400円
  私立:2,222,700円
   私立文科系:2,097,700円
   私立理工系:2,457,600円
   私立医歯薬系:2,927,700円

 今日は気温が低いが、風が弱く晴れて日が射す。穏やかな日だ。
 散歩で目にした”モミジバゼラニューム”。花はもう終わっているが、綺麗な葉が元気だ。名の如く、葉に赤色・黄色・緑色の縁が入り、モミジの葉に似ている。開花時期は長く、4月~11月。
 ”モミジバゼラニューム”は”ゼラニウム”の園芸品種で、1986年にカナダのイアン・ギラム(Ian Gillam)さんが作出したと言う。
 モミジバゼラニューム
  (紅葉葉ゼラニューム)
 別名:バンクーバー
 フウロソウ科テンジクアオイ属
 半耐寒宿根草
 南アフリカ原産
 葉はモミジの様な暗赤色に黄緑色の覆輪がある
 秋からの低温期には葉色が鮮やかとなる
 花は径2cm位で、花色は色鮮やかは朱赤色
 開花時期は4月~11月


2017年度の国公立大2次試験の志願倍率(速報)は4.5倍、前年並み

2017-02-06 | 受験・学校
 文部科学省は、2月1日午後3時現在の国公立大学の2次試験志願状況を発表した。締め切りは2月1日。
 前年(2016年)の同時点と比べ、全体の志願者数は257人減の45万5509人で、募集人員に対する倍率は前年と同じ4.5倍となった。確定の志願者数と倍率は15日に発表する。前年の確定倍率は4.7倍だった。
 国立大(82大学389学部)の志願者は32万6763人で、倍率は前年の同時点と同じ4.1倍。後期日程の定員が減った影響などで、全体の志願者は前年より2745人減少した。
 公立大(84大学178学部)は前年より2488人増の12万8746人で、倍率は前年より0.1%高い6.2倍。独自日程で試験を実施する国際教養大(秋田県)と新潟県立大は集計に含めない。
 国立大の前期日程で高倍率は、
  東京芸術大美術11.8倍
  広島大法(夜)9.6倍
  高知大理工7.3倍 など
 国立大の後期日程で高倍率は
  島根大人間科学85.2倍 など
 公立大の前期日程では
  北九州市立大地域創生学群12.3倍
  名古屋市立大医7.2倍
  福井県立大海洋生物資源7.1倍 など
 公立大の後期日程では
  高知県立大看護40.3倍
 2次試験は、前期日程が2月25日から、後期日程が3月12日以降に実施される予定。
 公立大学の中期日程は3月8日以降の実施。なお、前期日程における第1段階選抜、所謂「足切り」合格者の発表は2月8日まで。

 天候は晴れ。気温は最高気温11℃とか。風がとても強く、体感気温が低くなる。
 2月に入り、いよいよ寒さが厳しくなる・・。寒さが厳しい季節には、常緑の木々が頼もしく感じる。
 散歩で見つけた”ユーカリ”の木。コアラが食べる植物として知られており、銀色を帯びた緑葉が観葉植物として好まれる。お花屋さんでも良く見かける。”ユーカリ”は、フトモモ科ユーカリ属に分類される常緑性高木の総称である。種類は数百種類程あり、変種も含めると千種類近くになる。オーストラリアやニュージーランドに自生する。
 良く知られている品種は、
 マルバユーカリ(ユーカリ・ポポラス)
  ハートのような形の葉をつける品種。葉色はブルーグレイで、ユーカリの中では生育が穏やか。
 レモンユーカリ(ユーカリ・シトリオドラ)
  日本で多く流通している。葉からレモンのような香りがして、精油・入浴剤・ポプリに使われる。
  10~20cmほどの葉は、先が尖っていて、光沢のある緑色をしている。
 コマルバユーカリ(ユーカリ・グニー)
  若木はたまご型の葉をつけ、生長するにつれて先が尖った葉をつける。
  樹高25mほどになり、葉が小さいことが特徴。
 ユーカリ・ラディアータ
  葉から採れる精油は、他のユーカリに比べて刺激が少ない。アロマオイルとして広く流通。
 ユーカリ・グロブルス
  ユーカリのオイルというと、本種の精油を指すことがほとんど。
  抗菌や呼吸器系の炎症に効果があるとされる。
  大きいものだと70~100mほどの巨木へと生長する。
  コアラの食物としてよく知られている。
 散歩での”ユーカリ”は、多分”マルバユーカリ”と思う(自信なし)。
 ユーカリ
 フトモモ科ユーカリ属
 常緑性高木(樹高:5m~60m)
 原産地は、オーストラリア タスマニア島 ニュージーランド
  日本に1875年頃に渡来、街路樹や切り枝(生け花)に利用される
 開花期:品種により異なる


子供の生活、規則正しさが定着しつつある

2016-10-03 | 受験・学校
 文部科学省は、小学6年と中学3年を対象に4月に実施した2016年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した(9月29日)。参加は、全国の国公私立小中計2万9428校の約207万3000人。
 調査に合わせて、小学6年生と中学3年生に平日の就寝時間を聞いた。
 小学6年生
  午後9時より前:6.6%
  午後9~10時:42.9%(2007年度の10時より前就寝は41.8%)
  午後10~11時:36.7%
  午後11~午前0時:10.9%
  午前0時以降:2.9%
 中学3年生
  午後9~10時:6.1%
  午後10~11時:29.6%
  午後11~午前0時:41.7%
  午前0時以降:21.7%(2007年度は30.3%)
 同じ調査で、自宅での授業の復習や手伝いなどの割合が増えており、文部省の担当者は、「規則正しい生活が定着しつつある」と分析した。

 今日の天気は曇り。雨は降っていない。
 公園を散歩していたら、親子でシャボン玉遊びをしていた。可愛かったので、一枚(お母さんが了承)。

全国学力テスト、地域差縮小続く

2016-10-01 | 受験・学校
 文部科学省は、小学6年と中学3年を対象に4月に実施した2016年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した(9月29日)。結果は8月25日に公表予定だったが、委託業者による集計漏れなどのミスが判明し、約1ヵ月延期された。参加は、全国の国公私立小中計2万9428校の約207万3000人(小6:約103万5千人、中3:約103万8千人)。国語と算数・数学の基礎知識を問うA問題と活用力を試すB問題に解答した。熊本地震の影響で、4月19日の実施を見送った熊本県の全校と大分、宮崎両県の一部の学校は集計に反映されていない。
 調査結果より、都道府県別の公立校の標準化得点(平均正答数が100となるように標準化した得点)の上位3自治体と下位3自治体の平均を比較すると、中学数学Bを除く全ての問題で前年度から差が縮小した。現行の学力テストが始まった2007年度以降の10年間でも、全体的に差が縮まる傾向が見られた。一方、国語Bや算数・数学Bでも自分の考えを明確にしたり、情報を読み取って記述する問題などに間違いが目立ち、知識の活用力は依然として課題が残った。
 ◆全国学力テスト  正答率(%)
 小学校(小6)
 国語A    国語B     算数A    算数B
 平均  72.9     57.8      77.6     47.2
 1、石川78.6 1、秋田64.0  1、石川82.4 1、石川53.5
 2、広島78.4 2、石川63.0  1、福井82.4 2、秋田51.8
 3、秋田77.4 3、福井62.7  3、秋田82.0 3、福井51.5
 3、青森77.4 4、愛媛60.9  4、沖縄80.7 4、富山51.4
 5、高知77.2 5、富山60.5  5、富山80.5 5、東京49.8
        5、広島60.5  5、愛媛80.5
 中学校(中3)
 国語A    国語B     数学A    数学B
 平均  75.6     66.5      62.2     44.1
 1、秋田79.1 1、秋田72.4  1、福井69.3 1、福井50.8
 2、石川78.1 2、石川70.8  2、秋田66.6 2、富山49.1
 3、富山78.0 3、富山70.5  3、兵庫65.7 3、石川48.8
 4、福井77.9 4、福井70.1  4、石川65.6 4、秋田48.4
 5、群馬77.4 5、静岡69.9  5、富山65.4 5、静岡46.6
                       5、愛媛46.6

 今日も晴れ。昨日も晴れだったから何か嬉しくなる。
 空地から塀越に”アレチヌスビトハギ”の枝が伸びている。枝には花が付いており、実もなっている。花は淡赤紫色で、長さ7mm~8mm程である。実は数個の小節果からなり、小節果は長さ7mm位。実の表面はかぎ状に曲がった毛が密生し、熟すと節から離れて衣服などにひっつく・・ひっつき虫だ。
 全体に”ヌスビトハギ(盗人萩)”と似ているが、花は”ヌスビトハギ”よりやや大きく、”ヌスビトハギ”の実は2個の小節果である。
 ヌスビトハギ(盗人萩)の名の由縁は、花が萩に似ており、実が2個小節果の形が「盗人の忍び足の足跡」に似ているから、と。”アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)”は、どこでも生える生命力から、と言う。
 アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)
  アレチノヌスビトハギ(荒地の盗人萩) とも言う
 マメ科ヌスビトハギ属
 一年草
 原産地は北米
  外来植物、1940年に大阪で初めて確認
  在来の”ヌスビトハギ”に代わって分布域を広げる
 開花時期は7月~9月
  ヌスビトハギの花は小さくて3mm~4mm、ピンク色
  アレチヌスビトハギの花は7mm~8mm程、淡赤紫色


国際地理五輪、日本の高校生が銀2銅1を獲得

2016-08-23 | 受験・学校
 文部科学省は、世界の高校生らが参加して中国で開かれた「国際地理オリンピック」で、日本代表の高校生2人が銀メダル、1人が銅メダルを獲得と発表(8月22日)。
 国際地理オリンピックは1996年から始まり、日本は2008年から参加。今年は44ヵ国・地域の172人が参加。
 銀メダル
  渋谷教育学園幕張高3年の大鶴啓介さん(18)
  福岡県立修猷館高3年の松藤圭亮さん(17)
 銅メダル
  筑波大付属高3年の佐藤剛さん(18)。佐藤さんは昨年銀だった。
 ◆日本の受賞者
 2016年:銀メダル2名、銅メダル1名 44ヵ国・地域172名
 2015年:銀メダル3名、銅メダル1名 40ヵ国・地域158名
 2014年:銀メダル1名 36ヵ国・地域144名
 2013年:銀メダル1名、銅メダル1名 32ヵ国・地域126名
 2012年:銅メダル1名 32ヵ国・地域126名
 2010年:銅メダル1名 28ヵ国・地域105名

 朝は晴れ。午後から怪しい雲が・・曇り空から雨に。
 散歩で見つけた”ルリマツリ”。日陰となっている建物横の空き地、雨樋が横にあった。花色は爽やかな水色で、5弁花。花色が白色もある。
 ルリマツリの仲間(プルンバコ)は20種程が知られており、その中の南アフリカに分布する”プルンバコ・アウリクラータ(Plumbago auriculata)”を和名で”ルリマツリ”と呼ぶとの事。名(ルリマツリ:瑠璃茉莉)の由来で、「ルリ」は花色から、「マツリ」は花姿がマツリカ(ジャスミン)に似ているからと言う。
 ルリマツリ(瑠璃茉莉)
 別名:プルンバーゴ
 学名:Plumbago auriculata
 イソマツ科ルリマツリ属(プルンバーゴ属)
 常緑~落葉低木(寒地では落葉)
 原産地は南アフリカ
 開花時期は6月~10月
 花径は2cm~3cm
 花色は水色、白色もある


第27回国際生物学オリンピックで、参加者4人全員がメダル獲得

2016-07-28 | 受験・学校
 国際生物学オリンピック日本委員会が発表(7月25日)。
 ベトナム・ハノイで7月17日~24日に開かれた第27回国際生物学オリンピックで、日本代表として参加した4人の高校生が金メダル1個と銀メダル3個を獲得した。
 第27回は、68ヵ国・地域から263人の高校生らが参加した。第1回が開催されたのは、1990年に現在のチェコ共和国(当時はチェコスロバキア)で、日本は2005年から参加。メダルは、参加者の上位約1割(今回は26人)に金メダル、約2割(同51人)に銀メダル、約3割(同74人)に銅メダルが贈られた。
 金メダル
  宮崎県立宮崎西高校2年の外山太郎(とやまたろう)さん(16)
 銀メダル
  立命館慶祥高校(北海道)2年の中桐悠一郎(なかぎりゆういちろう)さん(16)
  灘高校(兵庫県)1年の保呂有珠暉(ほろうずき)さん(15)
  桜蔭高校(東京都)3年の村上侑里夏(むらかみゆりか)さん(18)
 日本委員会の集計によると、日本代表は5位に入った。1位はシンガポール、2位は中国、3位は台湾、4位は米国だった。

 天気は曇り。少し蒸し暑い日だ。でも最高気温は30℃を越えていない。
 先日”マツバボタン”を紹介した。似た花に”ハナスベリヒユ(別名:ポーチュラカ)”がある。”マツバボタン”の別名も”ポーチュラカ”なので混乱する。
 ”ハナスベリヒユ”は、畑の雑草として繁茂する”スベリヒユ”と”マツバボタン”の交配種もしくは”タチスベリヒユ”の突然変異種とされている。茎・葉は”スベリヒユ”と同じく多肉質で、花は”マツバボタン”と良く似ている。名(ハナスベリヒユ)の由来は、スベリヒユの改良種で、綺麗な花が付くから。
 因みに、畑の雑草の”スベリヒユ(スベリヒユ科スベリヒユ属の多年生植物)”を、戦後の食糧難時代に食べた記憶がある・・昔々の話。
 ハナスベリヒユ
 別名:ポーチュラカ
 スベリヒユ科ポーチュラカ属
     (スベリヒユ属)
 原産地は不明、熱帯・亜熱帯地方か
 ドイツから1983年に入って来たとされる
 丈は10cm~20cm(這うように伸びる)
 開花時期は6月~10月
 花径は3cm位、花色は白・黄・ピンク・薄紅など
 一重咲きと八重咲きがある


2016年国際物理五輪で日本代表の高校生5人全員がメダル獲得

2016-07-19 | 受験・学校
 文部科学省の発表(7月17日)。
 スイス・リヒテンシュタインを会場に7月11日から17日まで開催された「第47回国際物理オリンピック(IPhO)」で、日本から参加した高校生5人全員がメダルを獲得した。「IPhO」は、20 歳未満を対象とした物理の国際的なコンテストで、2016年の大会は、世界84ヵ国・地域から398人が参加した。
 金メダル
 東大寺学園高(奈良県)2年渡辺明大さん(17)、2年連続の金メダル
 大阪星光学院高(大阪府)3年吉田智治さん(17)、昨年の銀に続く金獲得
 筑波大付属駒場高(東京都)3年福沢昂汰さん(17)
 銀メダル
 灘高(兵庫県)1年吉見光祐さん(16)
 銅メダル
 洛星高(京都府)3年高羽悠樹さん(17)
 メダルは、上位約8%に金、次の約17%に銀、次の約25%に銅、が授与される。

 曇り勝ちな晴れ。少し気温が高く、夏らしくなった。
 ”ハナアオイ”の花が綺麗に咲きだした。草丈は1m足らずで、株元から数本ほどの枝が伸び、先端に花径約10cmの花が咲いている。花の花弁に脈が浮き出ている。花色はピンクだが、白色や淡紅色もある、と言う。
 因みに、タチアオイ(立葵、アオイ科ビロードアオイ属)を”ハナアオイ(花葵)”と呼んでいる場合があるが、両者は別々の属である。
 ハナアオイ (花葵)
 英名:Queen mallow、Rose mallow
 アオイ科ラヴァテラ属
 一年草(半耐寒性、極端な暑・寒には弱い)
 原産地は地中海沿岸
 日本には、明治中期に渡来と言われる
 開花時期は5月~9月
 葉腋に10cm程の淡紅色・白色の花が咲く