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アルツハイマー病での脳神経を死滅させる仕組みを解明

2015-08-03 | 健康・病気
 先端医療振興財団や京都大などのチームは、脳内に蓄積しアルツハイマー病を引き起こすとされるタンパク質「アミロイドベータタンパク質」が球状の集合体となって神経細胞を死滅させる仕組みを解明した(7月31日発表)。
 アルツハイマー病は、異常な構造のタンパク質「アミロイドベータタンパク質(Aβ)」が脳内に蓄積し、神経細胞を死滅させ、脳の機能を低下させる、とされる。Aβが約30個球状に集まると、アミロスフェロイドと呼ばれる塊となり、強い毒性を持ち、患者の脳に蓄積していく。
 チームは、Aβが複数集まる神経細胞死の原因物質「アミロスフェロイド(ASPD)」をアルツハイマー病患者の脳から取り出すことに成功している。今回、ASPDが神経細胞を死滅させる際、結合しようとする標的が神経の生存に重要な役割を果たすタンパク質「NAKα3」を突き止めた。ASPDに結合しようとする特定の4種類のアミノ酸でできたペプチドも発見した。ラット実験で、これでASPDを覆うとNAKα3と結合されずに神経細胞が死ぬのを防げたと言う。今後はサルなどの動物を使い、効果を確かめるとの事。
 ◆アルツハイマー型認知症
 認知症は、アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症に大別できる。
 アルツハイマー型認知症は老年期(65歳以上)の認知症の6割以上が該当し、高齢者ほどその頻度は高い。
 記憶に関わる脳の神経細胞が死滅し、進行的である。現在での治療は症状の進行を少し遅らせるだけであり、有効な治療法はない。

 暑い。今日も晴れ。
 ここ暫くは歩数が減少している。日中の散歩はとても危険なのだ・・熱中症が怖い。
 道路の植栽地に低木程の背丈の草が生い茂り、白い花が咲いている。茎先に長さ15~25cm位の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、長さ1.5~2.0cm程の蝶形をした淡黄白色の花を沢山付けている。花の名が分からないので、Webで聞いて”クララ”と教えて貰った・・ありがとう。
 名の”クララ”とは外国名からかなと思ったら、日本語。由来は、根を噛むと目が眩むほど苦く、くらくらするので眩草(くららぐさ)と呼ばれ、これから”クララ”になったと言う。根(苦参:くじん)は消炎・鎮痒作用などがあり、漢方薬で使う。家畜の駆虫薬(寄生虫を駆除)にも使われる。
 クララ(苦参、眩草)
 別名:草槐(くさえんじゅ)、苦参(くじん)
 マメ科エンジュ属(クララ属)
 開花時期は5月~7月
 花色は白から淡黄白色
 花後の豆果は4~5個の種子を含み、長さ7~8cm程


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