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世界の海に流出するプラスチックごみは、最大1270万トンと推計

2015-08-04 | 環境
 米ジョージア大の研究チームは、「2010年に、世界の海に流出したプラスチックごみは480万トン~1270万トンにのぼる」との推計結果を、米国科学振興協会(AAAS)年次総会で発表した(2月12日)。
 チームは、世界192ヵ国について、ごみ総量、その中のプラスチック総量、ごみの処理体制、沿岸部の人口などのデータを分析し、2010年に海に流出したプラスチックごみの量を計算した。
 世界のごみ量25億トン、うちプラスチックは2億7500万トン。プラスチックは消費増大傾向があり、2012年の生産量は世界で2億8800万トン。プラスチックごみのうち、1.7~4.6%の480万トン~1270万トンが海に流出したと推計された。
 プラスチックごみは環境汚染の原因になるだけでなく、細かく砕かれ魚などの体内に蓄積されることがある。このため、「魚を食べた人間の健康に影響が出る可能性もある」と警告。プラスチックの使用量削減や、プラスチックごみの適切な管理の必要性を訴えた。
 国別では
 中国が世界の約28%(132万トン~353万トン)と最も多く流出
 次いで、インドネシア:世界合計の約10%
 3位はフィリピン:世界合計の約6%
 米国は20位(0.9%)、日本は30位(0.4%)
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 因みに、2011年の日本の廃プラスチック排出量は952万トン、有効利用量は744万トンで、有効利用率78%となっている(プラスチック循環利用協会)。

 雲少なく晴れあがる。気温も上がった。暑い。
 畑は雨が降らないので乾燥状態。こんな日照りでも元気な雑草”スベリヒユ”が繁茂し、枝先に黄色の小さな花を咲かせている。花は朝早く咲き、昼頃には萎む・・花を見たのは早朝。
 葉は少し厚くて丸っこい、若葉は食用になる・・小さい頃食べた記憶がある。茹でると独特のぬめりがあり、すべすべする。このスベスベから”スベリヒユ”との名がついたとか・・。名の由来には、葉っぱが滑らかなところから、との説もある。
 因みに、同属に「花滑りひゆ」があり、学名に由来した”ポーチュラカ”と呼ばれる。
 スベリヒユ
 別名:蜻蛉草(とんぼぐさ)・・葉の形がトンボの様
    五色草・・根が白、茎が赤、葉が緑、花が黄、種子が黒 より
 学名:Portulaca oleracea
 スベリヒユ科ポーチュラカ属(スベリヒユ属)
 一年草
 開花時期は7月~9月
 枝先の葉の中心に黄色の5弁花、花径は数mm
 果実は熟すと上部が取れる蓋果で、沢山の細かい種子を持つ


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