世界の国・地域の海の「健康度」を表す指数を米国・カナダ研究チームが開発し、171の世界の海域(EEZ:排他的経済水域)を評価した。これによると、日本周辺の海は100点満点中69点(世界平均は60点)で、11位だった(2012年8月16日発表)。この海洋健康度指標の評価は、自然のままの海洋の状態ではなく、沿岸国・地域が受けるメリットの観点からとの事。日本は世界で6番目に広いEEZ(排他的経済水域)を有し、この水域から大いなる恵みを受けている。
評価は、米カリフォルニア大のベンジャミン・ハルパーン博士らによるものである。漁獲量・養殖生産量・富栄養化による海洋汚染の状況・海の生物種の数など100種類以上のデータを基にし、「きれいな水」・「食料供給」・「炭素の貯蔵量」・「生物多様性」・「沿岸域の保護」・「観光とレクリエーション」・大型漁船を使わない「零細漁業」・「地元経済の支援体制」・「海洋の個性」などの10項目を100点満点で評価する。
◆海の健康度(海洋健康度指標)の評価
最高点:86点、ジャービス島(南太平洋にある米国領の無人のサンゴ礁の島)
最低点:36点、シエラレオネ共和国(西アフリカ大西洋岸に位置する)
世界の平均点:60点
アメリカ:63点
中国:53点
ドイツ:73点、保護対策が手厚く、市民の評価も高い
日本:69点、観光とレクリエーションが1点だったが他は概ね高得点
塀沿いの小さな花壇にグラジオラスに似た清楚な白い花が咲いていた。名前が判らなかったが、花の傍に名札があり、「アシダンテラ」とあった。「アシダンテラ」の他に、アシダンセラ、アキダンテラ、アキダンセラなどと呼ばれる。花姿がグラジオラスに似て、良い香りがするので、別名ニオイグラジオラスと言われるようだ。
アシダンテラ(アシダンセラ)
学名:Acidanthera bicolor
別名:ニオイグラジオラス
英名:peacock orchid
(ピーコック オーキッド)
アヤメ科グラジオラス属
(球根植物、寒さに弱い)
原産地はエチオピア、日本には1935年頃に入ってきた
丈は60cm~90cm
開花時期は7月~9月
花はうつむき加減に長く伸びた花茎に数個咲く。花びらは白~乳白色で、花びらの付け根に目の様な茶褐色の斑が入る。
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