スーパーコンピューターの性能ランキング「TOP500」が2012年6月18日に発表され、(独)理化学研究所と富士通の共同開発による”京(けい)”が性能ランキング2位となった。”京”が世界一だったのは1年間(2期)だけだった。
首位は米国のセコイア(IBM製)で、計算速度は16.324ペタフロップス(毎秒1.6324京回の計算速度)。セコイアは2京/秒の計算速度を目指していたので、”京”が抜かれるのは時間の問題だった。セコイアは速度で”京”を追い抜いただけでなく、半分の電力消費量と施設規模も小さい。
“ポスト京”はまだ構想段階であるが、「ある」との事。2015年頃に10京、2018年~2020年に100京構想だ。1位を目指しても1年程で2位となってしまう激しいトップ争いだ。
今回のスーパーコンピューターTOP10は、米国製が3機、中国とドイツが各2機、日本・イタリア・フランスが各1機。メーカーではIBM(米国)がTOP10のうちの半数、500のランキングにも213機が入っている。2位も米国のヒューレット・パッカード(HP)で500のうち約3割との事。
◇世界スパコン順位(性能ランキングTOP500、2012.6)
順位 研究機関 メーカー 計算速度(京/秒)
1位 米国(ローレンス・リバモア) IBM 1.63
2位 日本(理化学研究所) 富士通 1.05
3位 米国(アリゴンヌ国立研究所) IBM 0.82
4位 ドイツ(ライプニッツコンピューターセンター) IBM 0.29
5位 中国(天津スパコンセンター) NUDT 0.26
1週間ぶりの散歩だ。旅行と体調不良で歩かなかったから、少し歩くと疲れる。
しばらく見ていなかったら、スイカズラがもう終わってた。二つの花がペアで咲く、清楚な白色の花で甘い香りがする。蕾は細長く淡紅色で、開花した直後は白色で次第に黄色となり、最後に淡紫色となる。白色から黄色と花色が変化することから、金銀花の別名がある。その他に、冬を耐え忍んで葉を落とさない事から忍冬(にんどう)との別名がある。
スイカズラ(吸葛、吸い葛)
別名:忍冬(にんどう)
金銀花(きんぎんか)
英名:honeysuckle
スイカズラ科スイカズラ属
常緑の蔓(つる)性木本
開花時期は5月~6月
名(吸い葛)の由来は、花の蜜を吸うと甘いから(の説)、花弁の形がものを吸う時の唇の形に似ている(の説)と言う。どちらの説でも納得。
因みに、蕾・茎葉は漢方(抗菌作用、解熱作用)で利用され、蕾は金銀花・茎葉は忍冬と言う生薬との事。
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