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梅雨明けは熱中症に気をつけよう

2015-07-29 | 健康・病気
 暑い日が続く。
 熱中症は7月下旬~8月上旬の梅雨明け直後に多く、梅雨の晴れ間の暑い日にも起こると言う。そして、熱中症による死亡災害は7月がもっとも多い。死者のうち、65歳以上の高齢者が8割で、中でも75歳以上が全体の6割と特に多い。「高齢者は熱中症になるリスクが高い」事を明らかにした平田准教授は「後期高齢者は体温上昇に気付きにくい。周りの人たちが十分に目配りする必要がある」と言う。
 名古屋工業大学の平田晃正准教授らの研究グループは、以前「高齢者は加齢によって皮膚の温度感知センサーが鈍り、体温上昇を招く」との研究結果を発表しており、加えて「脳や内臓も同様に鈍化する」ことを明らかにした。実際に高温下で体温変化を検証することは危険を伴うので、高齢者の脳の体温を実際に調べた日本とカナダの研究データを基に、気温と体温の上昇の関係を割り出す数式をつくり、スーパーコンピューターで解析した。
 気温35℃・湿度60%の条件で、22歳(若者)・65歳(前期高齢者)・75歳(後期高齢者)について、、体温の上昇や汗のかき方などがどのように変化するかを調べた。この条件の90分後、体温の上昇は、22歳が0.2℃、65歳が0.4℃だったが、75歳は0.8℃と大きかった。汗のかき方は、22歳はすぐにかき、65歳は15分後からで、75歳は30分後で量も少なかった。これより、75歳以上の後期高齢者は体温を感じる機能が衰えて汗をかくのが遅くなり、体温が上がりやすいので熱中症になる危険性が高くなる。・・直に後期高齢者となるから暑さに十分留意しよう。

 雲が多いが晴れ。今日も暑い。この暑さはマダマダ続きそう。
 小さな川の傍にある空き地で咲いていた”アメリカチョウセンアサガオ”。白い大きなラッパの様な花で、緑の葉の茂みで輝いている。花は径10cm程と大きく、チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)の仲間では一番大きな花である。名(アサガオ)の如く朝に開いて昼前に閉じてしまう。
 葉の上面や茎枝に短い軟毛があり、チョウセンアサガオと区別できる。有毒植物である。
 アメリカチョウセンアサガオ(アメリカ朝鮮朝顔)
 別名:毛朝鮮朝顔(けちょうせんあさがお)
 ナス科チョウセンアサガオ属 (ダツラ属)
 多年草
 原産地は北米南部、メキシコ
 江戸時代末期・明治時代に渡来し、観賞用として栽培された帰化植物
 開花時期は7月~9月
 花色は白、花径10cm程、花筒は5条の筋があり、浅く10裂
 花後の実は球形のさく果(熟すと果皮が裂開する果実)、太くて長い棘がある


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