今日は市議選挙の投票日である。晴れて良い天気だ。投票所は小学校の体育館となっている。
道すがらに”何故か気になる”ものを見る。無花果と柿である。無花果は少し赤く熟してきた。柿はまだ小さくて青い。”気になる”のは何故だろう・・・自分が食べれる訳でもないのにね。
イチジク(無花果、クワ科イチジク属)はカラガキ(唐柿)とかナンバンガキ(南蛮柿)とも言う。
数千年前から栽培されたと思われ、旧約聖書にも出てくる果物だ。アダムとイブが体を隠すのに最初に使ったのはイチジクの葉だ。
日本には中国から17世紀頃に伝来した。
カキ(柿)は柿の木の果実で、大きく分けて渋柿と甘柿がある。柿には渋み成分のタンニンがあり、渋柿は水溶性タンニンなので食べると渋い。熟すとタンニンは不溶性タンニンに変化し渋さを感じない。
柿渋(柿タンニン)は古くから利用されている塗布剤だ。防腐剤・補強剤や防水剤である。紙衣(かみこ)は柿渋を防水剤・補強剤として利用したものだ。
投票所からの帰り道に白いフヨウ(芙蓉)が咲き始めているのを見つけた。一重だからフヨウと思うが、見たのは午前なので夕方に少し酔った様なピンクになったらスイフヨウ(酔芙蓉)だ。スイフヨウは八重が多いが一重もある。
フヨウ(芙蓉)アオイ科フヨウ属の落葉低木
丈は2~3m、花径は10~15cm
1日花であるが日々次々と開花する
同属のムクゲ(槿)と似た花であるがメシベの先が曲がっている。樹形は、ムクゲは上に伸びる直線的な形、フヨウは枝分かれのある横広の形である。葉はムクゲより大きい
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