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健康保険組合が実施するがん検診、部位により受診率に差

2016-05-13 | 健康・病気
 厚生労働省は、企業の健康保険組合が実施するがん検診の実態調査の結果を公表した(5月12日)。
 同省が職場のがん検診に関する実態調査をしたのは今回が初めて。調査は昨年(2015年)12月~今年1月、全国の1406の健康保険組合にアンケートを送付し、1238の組合から回答を得た。
 これによると、部位により受診率に差があった。健康診断などの機会にがん検診を受診している従業員は肺がんで7割を超え、婦人科系の乳がんや子宮頸(けい)がんなどでは3割台に留まる。
 検診率(異常が発見され、精密検査を受けた)
  肺がん  72%(精密検査45%)
  大腸がん 61%(精密検査45%)
  胃がん  57%(精密検査44%)
  乳がん  35%
  子宮頸がん 32%
 ◆がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針
 がんにかかる日本人は2人に1人、3人に1人ががんで死亡している。
 がんの治療で重要なのは、早期発見・早期治療である。厚生労働省は、5年後の見直しを経て2012年6月に策定された「がん対策推進基本計画」では、「5年以内に受診率50%(胃、肺、大腸は当面40%)」が掲げられ、40~69歳(子宮頸がんは20~69歳)を対象に受診率を算定している。
 死因別死亡数(2011年の人口動態統計より)
 1位 がん28.5%(35万7185人)
 2位 心疾患15.5%(19万4761人)
 3位 肺炎9.9%(12万4652人)
 4位 脳血管疾患9.9%(12万3784人)

 晴れ。少し気温が高くなってきた。夏日(25℃以上)ではない。
 駐車場の隅で、”アジュガ”の花が咲いている。株から青紫色の小さな花(径1cm位)が幾重にも重なって付いた塔の様な花穂(かすい)が立ち上がり、この花穂が幾つも見える。花は特徴的な唇形で、上唇は2つに浅く裂け、下唇は大きく3つに裂け、真ん中の裂片が大きい。
 キランソウ属は、シソ科の属の1つで、ラテン名のアジュガ(Ajuga)で呼ばれることも多い。世界の熱帯・温帯地域に約50種が分布している。主に、”アジュガ”の名で見かけるのは、アジュガ・レプタンス(Ajuga reptans)である。これを、和名でセイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)と呼んでいる。
 アジュガ
 別名:西洋十二単(せいようじゅうにひとえ)、西洋金瘡小草(せいようきらんそう)
 学名:Ajuga reptans
 シソ科キランソウ属
 原産地はヨーロッパ、中央アジア
 開花時期は4月~5月


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