滋賀県栗東(りっとう)市の市教育委員会が5月23日発表した、「栗東市の弥生時代の集落跡である下鈎(しもまがり)遺跡で20年前に出土したものの、用途が分からず、「銅環(どうかん)」と仮称されてきた青銅製のリング(弥生時代後期後半;2世紀後半)がある。これがてんびんを使って重さを量る「環権(かんけん)」と呼ばれる分銅だった可能性の高いことが分かった」。青銅製環権は中国や韓国では墓に副葬された例があるが国内で見つかるのは初めて。
下鈎の青銅品は1999年に見つかり、腕輪の「銅釧(どうくしろ)」としては大きすぎるため、用途は不明だった。福岡大研究員だった輪内遼さん(佐賀県嬉野市職員)らが2017年ごろから調査し、韓国南部の茶戸里遺跡1号墓(紀元前1世紀)で出土した青銅製環権と重さを比較した。青銅品は重さが89.3グラム。茶戸里で出土した最大の環権(22.73グラム)の約4倍に当たるという。これまで見つかっている古代の分銅は質量が2の累乗倍という法則性があり、環権の可能性が高いと判断した。外径12.7cm、内径11.25cmで厚さ0.7cm。平たん面もあり、積み重ねに適した形状。集落跡の川底から弥生後期の土器と出土した。下鈎では中国の前漢鏡(紀元前1世紀ごろ)の破片もあり、鏡とともに弥生中期にもたらされた可能性もあるという。
輪内さんは「大陸から計量技術とともに伝わってきたとみられる。今回は単独での出土だが、ほかの重さの環権が国内で見つかる可能性は高い」としている。
下鈎遺跡では青銅器や祭祀に使う赤色顔料「朱」を生産しており、市教委は「中国か朝鮮半島からの渡来品と考えられる。他地域との交易や、青銅の配合、朱の計量など精密な計量に用いたのだろう」としており、弥生時代に度量衡制度が伝わっていたことを示す史料として注目されそうだ。
天気は晴れ。最高気温28℃と夏日となった。
◆日最高気温によって、夏日、真夏日、猛暑日と日最高気温によって決められる。
最高気温が25℃を超えた日を夏日、30℃を超えた日を真夏日、35℃を超えた日を猛暑日と言い夏の暑さの目安としている。
暑い日に見つけた”シラー”の花。小さな花に囲まれて咲きだした。シラーは属名(ユリ科シラー属)で、およそ80種程と沢山の種類がある。中でも、良く見られるのが星型の花を沢山付ける”シラー・ペルビアナ(学名:Scilla peruviana)”で、これをシラー(又は、スキラ)と呼ぶことがある。和名は”大蔓穂(おおつるぼ)”だが、”シラー”の名が知られている・・らしい。
小さな花が花茎の先端にまとまり、花色は濃い青紫色。葉は線形や帯状で地際から出ている。因みに、地下茎部分が有毒、と言う。
シラー(シラー・ペルビアナ)
別名:大蔓穂(おおつるぼ)
英名:Cuban lily、Peruvian lily
学名:Scilla peruviana
ユリ科ツルボ属(シラー属またはスキラ属)
秋植え球根
原産地はポルトガルなど
日本へは明治中期に観賞用として渡来
開花時期は4月~6月
花色は濃い青紫色や白色
下鈎の青銅品は1999年に見つかり、腕輪の「銅釧(どうくしろ)」としては大きすぎるため、用途は不明だった。福岡大研究員だった輪内遼さん(佐賀県嬉野市職員)らが2017年ごろから調査し、韓国南部の茶戸里遺跡1号墓(紀元前1世紀)で出土した青銅製環権と重さを比較した。青銅品は重さが89.3グラム。茶戸里で出土した最大の環権(22.73グラム)の約4倍に当たるという。これまで見つかっている古代の分銅は質量が2の累乗倍という法則性があり、環権の可能性が高いと判断した。外径12.7cm、内径11.25cmで厚さ0.7cm。平たん面もあり、積み重ねに適した形状。集落跡の川底から弥生後期の土器と出土した。下鈎では中国の前漢鏡(紀元前1世紀ごろ)の破片もあり、鏡とともに弥生中期にもたらされた可能性もあるという。
輪内さんは「大陸から計量技術とともに伝わってきたとみられる。今回は単独での出土だが、ほかの重さの環権が国内で見つかる可能性は高い」としている。
下鈎遺跡では青銅器や祭祀に使う赤色顔料「朱」を生産しており、市教委は「中国か朝鮮半島からの渡来品と考えられる。他地域との交易や、青銅の配合、朱の計量など精密な計量に用いたのだろう」としており、弥生時代に度量衡制度が伝わっていたことを示す史料として注目されそうだ。
天気は晴れ。最高気温28℃と夏日となった。
◆日最高気温によって、夏日、真夏日、猛暑日と日最高気温によって決められる。
最高気温が25℃を超えた日を夏日、30℃を超えた日を真夏日、35℃を超えた日を猛暑日と言い夏の暑さの目安としている。
暑い日に見つけた”シラー”の花。小さな花に囲まれて咲きだした。シラーは属名(ユリ科シラー属)で、およそ80種程と沢山の種類がある。中でも、良く見られるのが星型の花を沢山付ける”シラー・ペルビアナ(学名:Scilla peruviana)”で、これをシラー(又は、スキラ)と呼ぶことがある。和名は”大蔓穂(おおつるぼ)”だが、”シラー”の名が知られている・・らしい。
小さな花が花茎の先端にまとまり、花色は濃い青紫色。葉は線形や帯状で地際から出ている。因みに、地下茎部分が有毒、と言う。
シラー(シラー・ペルビアナ)
別名:大蔓穂(おおつるぼ)
英名:Cuban lily、Peruvian lily
学名:Scilla peruviana
ユリ科ツルボ属(シラー属またはスキラ属)
秋植え球根
原産地はポルトガルなど
日本へは明治中期に観賞用として渡来
開花時期は4月~6月
花色は濃い青紫色や白色
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