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量産普及型の優れた新磁歪材料が開発される

2014-01-31 | 社会・経済

 弘前大学(北日本新エネルギー研究所古屋泰文教授)、東北大学(金属材料研究所山浦真一准教授、中嶋宇史助教)、東北特殊鋼株式会社(社長山口桂一郎)は、「振動発電やワイヤレスセンサーの実用化と普及促進が期待される、高性能で量産加工性に優れた鉄基の磁歪材料を共同開発した」と発表した(2013年12月13日)。
 研究グループでは、かねてより非希土類鉄系の磁歪合金の実用化を目指した基礎研究開発をし、また、鉄鋼生産設備により低コストで製造できる量産工程の確立を目指していた。その結果、原料が比較的安価な鉄コバルト(Fe-Co)合金に、圧延や熱処理を施すことにより、超磁歪材料レベルに近い150ppm 程度の磁歪を得ることに成功した。
 これにより大幅にコストダウンした磁歪材料の提供が可能となり、構造物・輸送機器・自然の振動などを利用した配線不要の分散型電源の普及が図れると期待される。
 ◆磁歪(じわい)材
 磁場を加えると僅かに変形する材料。普通の鉄でも20ppm程の磁歪を示す。
 磁化方向に変形する性質(磁歪)があり、圧力や振動を加えると、逆に磁場を発生する性質(逆磁歪)がある。磁場の変化はコイルを通じて電気に変換できる。
 実用化されているのは、1000ppm以上の磁歪を示すターフェノールD(Fe-Dy-Tb;鉄-ジスプロシウム-テルビウム合金)や200ppmを示すガルフェノール(Fe-Ga; 鉄-ガリウム合金)などだが、高価なレアメタルを含み、非常に高価なため、一般にはあまり普及していないと言う。

 

 今日は朝から雪。一時的に日が射したこともあった。風も強く、横殴りの雪で寒さが増す感じ。
 フユサンゴがまだ赤橙色の実を付けている。落ちた実もあるが、まだ緑色もあり春まで赤い実が見られるかな。
 秋~冬に小さな花が咲き、小さな実を付ける。この実は、緑~黄~オレンジ~赤色と変化し、春まで楽しめると言う・・寒い冬でも大丈夫かな。
 名(フユサンゴ:冬珊瑚)の由来は、冬でも見られる鮮やか赤い色の実を珊瑚に見立た、と名の通り。

Fuyusango401311 フユサンゴ(冬珊瑚)
別名:玉珊瑚(タマサンゴ)
   ソラナム(Solanum)
英名:Christmas cherry
ナス科ナス属
南アメリカ原産、明治の中頃に渡来
常緑低木
半耐寒性種
開花時期は5月~8月
花は白い星形、花径1.5cm程
開花後に実を付ける(径1~1.5cm)
実は最初緑色で黄色 → 橙色となる
実の鑑賞期は10月~12月


Fuyusango401312 Fuyusango401313


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