栗栖茜・海上港湾航空技術研究所の井上徹教・鈴木高二朗・海洋研究開発機構の菅寿美・小栗一将・大分工業高等専門学校のズデネクプロハースカの研究グループは、
○海上・港湾・航空技術研究所の大規模波動地盤総合水路を使って、等身大のダミーが人工津波に巻き込まれ水面に浮上できないことを画像的に実証し、また、ダミーの頭部の水中での軌跡を図示した。
○ライフジャケットを着けたダミーは水中に引き込まれることなく、水面にとどまることができた。
○実験結果は、今後の津波による溺死者を激減させる可能性の扉を開いたと考えられる。
津波において、これまで、実際に人体が津波に巻き込まれたときに、水面あるいは水中で人体がどのような動きをするかについての研究はなされてこなかった。そのため、津波に巻き込まれてしまった人々が溺死するのをどうすれば減少させることができるかという喫緊の課題があった。
研究によって、ライフジャケットを着けていないダミーが50 cmの人工津波に巻き込まれていったん水槽の底にまで引きずり込まれ水面に浮上できない。しかし、浮力7kg重のライフジャケットを着けたダミーは水中に引き込まれることなく、水面にとどまることができることを実験によって証明できた。
本研究により、津波に巻き込まれてもライフジャケットを装着していれば、水面に浮上し続けられる可能性が示唆される。つまり、呼吸が確保され、溺死しないですむ。
今後、一般的なライフジャケットの浮力がどの規模の津波にまで有効であるかの確認、さらにライフジャケットを着けて水面を漂流している人たちをできるかぎり短時間のうちに発見するための技術、ライフジャケットを普及させるための改良といった研究が課題となる。
朝から快晴。風もほとんどない。気温は、最高気温25℃位かな。歩けば、汗が出る。
梅田川の堤防で、”コンフリー”が纏まっており、花盛りだ。
”コンフリー”は昭和40年代に「栄養価が高い・糖尿病や高血圧などに良い」とされた健康食品である。畑・花壇やプランターなどに植えて手軽に食べられる野菜としてブームとなった。葉や茎を食べるもので、テンプラにしたり茹でたりした・・私も食べた・・美味しくはなかった。その後、発ガン性物質があると話題となり、肝機能障害(肝硬変・肝不全)を起こす弱い毒性もあることが判明し、摂取を控えるように厚生労働省から通達が出た(2004年6月)。ここで”コンフリー”は野菜ではなくなり、道端の雑草の如くに野生化した。でも薬草として古くから切り傷などに使われている。元来は観賞用にも栽培された植物で、お花は楚々とした雰囲気で素敵だ。
”コンフリー”の名は、コン・フィルマ(・・何語?骨を接合する、との意味)の転訛から、と言う。健康食品として、注目されたのは、コーカサスの長寿村の常食野菜だったから。
コンフリー
別名:鰭玻璃草(ひれはりそう)
ムラサキ科ヒレハリソウ属
多年草
ヨーロッパ・コーカサス地方の原産
明治時代に渡来
開花時期は6月~8月
花は釣鐘状、下向きに咲く
花色は淡紅色で紫・白・ピンクがある
○海上・港湾・航空技術研究所の大規模波動地盤総合水路を使って、等身大のダミーが人工津波に巻き込まれ水面に浮上できないことを画像的に実証し、また、ダミーの頭部の水中での軌跡を図示した。
○ライフジャケットを着けたダミーは水中に引き込まれることなく、水面にとどまることができた。
○実験結果は、今後の津波による溺死者を激減させる可能性の扉を開いたと考えられる。
津波において、これまで、実際に人体が津波に巻き込まれたときに、水面あるいは水中で人体がどのような動きをするかについての研究はなされてこなかった。そのため、津波に巻き込まれてしまった人々が溺死するのをどうすれば減少させることができるかという喫緊の課題があった。
研究によって、ライフジャケットを着けていないダミーが50 cmの人工津波に巻き込まれていったん水槽の底にまで引きずり込まれ水面に浮上できない。しかし、浮力7kg重のライフジャケットを着けたダミーは水中に引き込まれることなく、水面にとどまることができることを実験によって証明できた。
本研究により、津波に巻き込まれてもライフジャケットを装着していれば、水面に浮上し続けられる可能性が示唆される。つまり、呼吸が確保され、溺死しないですむ。
今後、一般的なライフジャケットの浮力がどの規模の津波にまで有効であるかの確認、さらにライフジャケットを着けて水面を漂流している人たちをできるかぎり短時間のうちに発見するための技術、ライフジャケットを普及させるための改良といった研究が課題となる。
朝から快晴。風もほとんどない。気温は、最高気温25℃位かな。歩けば、汗が出る。
梅田川の堤防で、”コンフリー”が纏まっており、花盛りだ。
”コンフリー”は昭和40年代に「栄養価が高い・糖尿病や高血圧などに良い」とされた健康食品である。畑・花壇やプランターなどに植えて手軽に食べられる野菜としてブームとなった。葉や茎を食べるもので、テンプラにしたり茹でたりした・・私も食べた・・美味しくはなかった。その後、発ガン性物質があると話題となり、肝機能障害(肝硬変・肝不全)を起こす弱い毒性もあることが判明し、摂取を控えるように厚生労働省から通達が出た(2004年6月)。ここで”コンフリー”は野菜ではなくなり、道端の雑草の如くに野生化した。でも薬草として古くから切り傷などに使われている。元来は観賞用にも栽培された植物で、お花は楚々とした雰囲気で素敵だ。
”コンフリー”の名は、コン・フィルマ(・・何語?骨を接合する、との意味)の転訛から、と言う。健康食品として、注目されたのは、コーカサスの長寿村の常食野菜だったから。
コンフリー
別名:鰭玻璃草(ひれはりそう)
ムラサキ科ヒレハリソウ属
多年草
ヨーロッパ・コーカサス地方の原産
明治時代に渡来
開花時期は6月~8月
花は釣鐘状、下向きに咲く
花色は淡紅色で紫・白・ピンクがある
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます