進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

季節感無視の海に翻弄されて・・・

2014年10月26日 | ゴムボートJEX325 釣行記

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今週は日曜日に用事があったので、珍しく土曜日に浮いてきました。

天気はまずまず、風もそれほど強く吹かない予報です。

ただし、週中に通過した低気圧の影響で、東からの波が2.5mのち2mと高めの予報。

波の高さを心配して、出航を躊躇した人もけっこういたのではないでしょうか?

 

少々不安でしたが、日曜日に来れない以上、勝負をかけるしかありません。

現地に着くと、波やうねりがそこそこありそうな事が、出航場所からも伺えます。

それでも、いそいそと暗いうちから準備開始。

前週に比べ、ボートの数は非常に少なく、知り合いは皆勤賞男のタダノさんだけでした。

 

明るくなって、出航準備完了。

岸払いして入り江の外に出たとたん、けっこうなうねりが…。

うーん、これはやばいかな?

 

とりあえず、沖のジギングポイントに行ってみます。

ちょうど日の出直後で素晴らしい朝焼けです。

波はご覧の通り。

でも、沖に行ってもそれほど変わりませんでした。

うねりはありますが、外房の海としては決して大きな方ではありません。

むしろ、風が弱い分、秋の平均より釣りやすいぐらいでした。

 

水温は22.5℃、やや落ち着いてきましたが、気温が12℃くらいですから温かく感じます。

問題は潮で、大潮なのにほとんど流れません。

北東の風に押されるように、沖に向かって流されます。

潮が効いている大潮の日は、西から東へけっこうなスピードで流されるのに、

これはちょっとまずいんじゃない?

 

何度か目の流しで、スロージギングタックルに上層部でアタリ!

直後から真横に走ります。

これは間違いなく、あのデコッパチ君でしょう。

 

やっぱり・・・。

これは、先週に引き続き、シイラ祭りの始まりか!?

しかし、この後はシイラすら来ない静かな時間が続きました。

2時間半経過。

ダメです。ジギングに反応がありません。

 

さすがにここでジギングを一時諦めて、キャスティングを試すべくシャローへ。

FRPボートで2人でキャスティングをしている先客がいました。

一定の距離をとってこちらも投げ始めました。

ときどきFRPボートのキャスティング師をチェックしますが、釣れている気配はありません。

水深5mの激浅ゾーンから25mほどのゾーンまで、岩礁帯をくまなく投げまくります。

ときどき、投げジギングを織り交ぜながら、投げ続ける事2時間。

スロージグをチョイ投げしてしゃくり、フォールさせている時にアタリ!

一瞬ググッと引きましたが、すぐに力が無くなりました。

そこそこ重さがあるので外れてはいないようですが、生命反応が弱い…。

これは根魚ですね。

おお、これは嬉しい外道、高級魚のアカハタです。

尺をやや上回るサイズ。

釣り味はもう一つですが、とりあえずお土産にはなります。

我が家では、根魚の方が青物より人気があります(涙)

 

時合い到来かと思いましたが、後が続かず。

投げジギングもキャスティングも次の反応がありませんでした。

 

 

時間は既に11:00をまわっています。

干潮を過ぎて上潮に入ったところで、再びジギングポイントへ。

 

何度か流していると、中層やや深めでひったくるようなアタリ!

やたら横に走るので、またシイラ?と思ったのですが、

ソウダガツオのような微振動が手元に伝わってきます。

これは、うわさの・・・

この夏、外房を席巻したと噂のハガツオではないですか。

実はぐっちゃん、ハガツオを釣ったのはこれが初めて。

悩んだのですが、美味というネット情報を信じて持ち帰ることに…。

 

その後、次の流しで、さらに底近くでヒット!

ガンガンと首を振るので、最初はヒラマサ?いや真鯛?などと思ったのですが、

激しく動く割にドラグはチリッとも鳴りません。

巻き上げるにつれ横に走り始めて、またしても微振動…。

ちょっとサイズアップしましたが、55cmほどの、やっぱりハガツオ。

シイラにハガツオって、まんま夏の海じゃないですか。

ハガツオを2本持って帰っても、食べてくれる人はいないので、こいつはリリースしました。

 

これでジギングに見切りが付きました。

その後は別のキャスティングポイントへ移動し、ひたすら投げまくりました。

結局、13:45まで投げまくって、キャスティングではノーバイト、ノーフィッシュに終わりました。

一体、いつになったら秋の海になってくれるんでしょうか?

地元の漁師さんによると、漁師でもほとんどヒラマサが獲れていない、とのことでした。

うーん、厳しいですね。

昨年の今頃は釣れなくても、日に何度かはアタックがあったり、ボイルを見れたりしたんですが…。

使ったガソリンは8リットルくらいでしょうか。

今回は海上でこまめにエンジンを止めて燃費を稼ぎました。

 

持ち帰ったハガツオを刺身で食べてみました。

カツオというより、サワラのような食感で、身が非常に柔らかかったです。

味はサワラとマグロの中間みたいな感じかな。

個人的にはもう少し身がしまっていた方が好きですが、次女は気に入ってたくさん食べていました。

 

だんだん、もうヒラマサは釣れないんじゃないかという気になってきました。

でも、ぐっちゃんが釣るのを待ってくれている人もいますので、まだまだ頑張りますよ。

漁師曰く、

「いつも釣れちゃったらつまらないし、市場の価値も下がるだろ?」

その通りですね。

釣れないのもヒラマサ釣りの醍醐味?ですね。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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コメント (19)
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