谷瀬のつり橋を観光し、いよいよ本命に向かいます。
「神に呼ばれないと辿り着けない神社」である玉置神社(たまきじんじゃ)。
前にも書きましたが、当日まで全然行く気はありませんでした。
朝起きた後に、なんとなく行かなきゃって思ったんです。
まさに呼ばれたわけですね。
十津川村の中心部から山道に入り、ガンガン登ります。
なかなかの勾配です。
どんどん景色が変わり、
とんでもない山奥です。
十津川村の中心部は標高数十メートルなのですが、
約1000mの高地です。
なかなかたどり着けないのは、道が険しくて狭いところもあるというのと、
駐車場のキャパがそれほど大きくないということもあると思います。
運良くぐっちゃんは駐車できました。
玉置神社は世界遺産熊野大社の奥の院という扱いです。
行くのはとても大変なので熊野大社とは参拝者数が雲泥の差ですが、
熊野参道を本気で制覇するなら外せない神社なんです。
この鳥居をくぐると境内で、一気に空気が変わります。
奈良県最強のパワースポットですから。
大量ののぼりが参道を彩ります。
ここで参道が2本に分かれます。
右側の正式な参道は多少アップダウンがあり、
左側は平坦な道になっています。
そして、どちらも玉置神社本殿へ行けます。
さすが、山の中の神社だけあって気が利いていますね。
ちなみに右側の正式な参道でもアップダウンはそれほど激しくありません。
駐車場から本殿まではそれほど厳しい山道ではありません。
本当の険しさは、本殿を過ぎた後にやってきます(笑)
ぐっちゃんは正式な参道を進みました。
玉置神社の特徴の一つは、とても大きな杉の木が大量にあるということ。
そして、参道沿いには御神木がいくつかあります。
奈良県で一番太い杉だそうです。
そしていよいよ本殿へ。
本殿の規模は熊野大社や大神神社のように立派ではありませんが、
いかにも歴史がある希少な山の中の神社です。
摂社、末社もいくつかありますし、
御神木も立派です。
さて、これで参拝は終了ですが、この玉置神社からさらに標高にして100mほど山登りをすると、
玉置山の山頂に行けます。
険しいんだろうなと思っていましたが、本当に険しかったです。
大汗をかき、何度も休憩して、
ようやくたどり着いた山頂。
これでようやく、「神に呼ばれないと辿り着けない神社」コンプリートです。
下りはショートカットで駐車場に戻れる別ルート。
傾斜も緩やかで歩きやすい道でした。
山頂に登るだけならこちらから来るほうが楽ですね。
地図で見るとこんな感じ。
下側の参道から進んで、山頂まで行き、上側の道を下ってきたというわけ。
実は奈良に引っ越してすぐにこの神社の存在を知って、
いつかは行きたいと思っていました。
突然神に呼ばれてあっけなく行けてしまったわけですが、
本当に素晴らしい体験ができました。
簡単に行けないからこそ、行く価値がありますよ。
おすすめです!
それではまた おやすみなさい
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます