進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

悪天候の合間に…、ヒラマサゲットもトレーラートラブル再び!

2017年11月27日 | NEO390 釣行記

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ウィークデーから週末の天気予報とにらめっこしていたぐっちゃん。

23日の祝日は大雨&強風でNG、

25日土曜日は前日までの波が残るもののそこそこ穏やか、

26日日曜日は再び強風、という予報でした。

消去法で25日土曜日の釣行が決定、相棒I君と外房へ行きました。

AM3:00の外気温です。3℃ですよ。

いよいよ冬到来ですかね。

 

同じ考えの方々が多かったようで、この日の外房は大賑わいでした。

ステキチさん、JBB280さん、タダノさん、へべれけんさん、海坊主さん、

SRVさん、遅れてRAIJINさん他大型トレーラブルが3艇、

その他ゴムボート、小型FRP艇も何艇か参戦です。

 

到着まで気づきませんでしたが、ひとつとんでもない問題が…。

着いて車を降りるとなんだか焦げ臭いにおいがします。

左フェンダーとタイヤが少しボートに負荷をかけると擦れるほど接近していました。

「こ、これはなぜ…?」

よく見るとボートが左下がりになっています。

ぐっちゃんのNEOトレーラー、10年選手であちこち部品交換していますが、

まだ手を付けていなかった板バネ、左側のリーフスプリングが折れてしまったんです。

板バネはこんな形をしています。

これはまだ折れていない右側の板バネですが、

こうしてみるとかなりひどく錆びていますね。

 

なんとかNEOを海に浮かべて確認してみると、

3本ある板バネのうち、短い2本が割れて1本だけで支える形に…。

その結果左側が下がる形になって、

ボート本体とフェンダーが当たってしまっていました。

そして押し下げられたフェンダーがタイヤに当たって焦げ臭い匂いがしたというわけです。

これはフェンダーを外して、何らかの処置をしないと帰れないかもしれません。

うまくボートを乗せても、1枚しか残っていない板バネ、いつ折れるかわかりません。

 

考えても仕方ないので、釣りを終えてから何とかしましょ、と岸払い。

まあ、海に浮いているうちはトレーラーの事は忘れましょう。

 

 

港から出ると予想外に、

「波が高く、うねりがでかい」

という状態。

風は西風で、想定よりはかなり強いです。

時間とともに穏やかになる予報ですが、朝イチは港内にも波が入り込んで来る荒れ模様。

港を出たとたんに襲ってくる波とうねり。

「これは、アジ場でもけっこう波があるんじゃ?」

港の入り口付近は風やうねりの向きによっては三角波が立って危険なのですが、

この日は若干その傾向にありました。

 

沖は大荒れだったのでほとんどの人は港近くのアジ場で頑張ったようですが、

相当釣り辛かったとの事でした。

 

我々はどうしたかというと、

まずはいつもよりは岸寄りでキャスティング。

岸よりとはいえかなりうねりがあります。

30分ほど頑張りましたがヒラマサからのチェイスはゼロ。

 

ここは意を決してジギングポイントまで行ってみましょう。

波が激しいためにスピードは出せません。

10~15㎞/hほどの速度で移動。

ジギングポイントに着くと、

ご覧のような大うねり。

魚探の水深が5mくらいの範囲でコロコロ変化します。

うねりの間隔は広いので何とか釣りはできますが、

最大高低差5mのうねりはなかなか経験できませんよ。

「これはダメかも…」

とおそるおそる第1投。

水深35mほどで、残り10mくらいまで来たところでひったくるようなアタリ。

「おーっ、1投目から来たっ!」

「えー、マジですか?」

なんと1投目からイナワラゲットです。

関東ではサンパクと言われる、イナダ以上ワラサ以下というサイズですね。

丸っこくてうまそうではありますが、サイズ不足にてリリース。

 

この写真を見ても海が荒れ気味なのがわかりますよね。

でも、魚がいることがわかったからやる気出ました。

 

次いで3投目…。

魚探反応は、

こんな感じでした。

「ガンッ!」

非常にわかりやすいアタリ。

反射的に大アワセ3発。

「うりゃー、おりゃー、よっしゃー!」

がっちりフッキングしました。

「えー、またですか?」

「さっきよりはでかいよ、これは本命だと思う」

「ふーん、いいっすねぇ」

「動画撮ってくれよー」

「へいへい、ちょっとお待ちを。ジグ回収しますね」

その間、けっこうなファイトを楽しんで、

緩めのドラグがかなり鳴ったのですが、

I君がカメラを構えた時は、ほぼファイトが終了していました。

 

2017年11月25日 外房ヒラマサ

 

渋いという情報を覆す3投目でのヒラマサゲットです。

75cm、4kgといったところですね。

けっこう太っていました。

 

揺れるボートに立ってI君が写真も撮ってくれました。

 

ちなみに水温は、

2週間で2℃ほども下降していました。

 

その後、今度はI君に。

「よしっ、あたった!」

大きくアワセを入れるI君。

「スカッ」

「……涙」

I君は3回ほどアタリがあったものの、1度もフッキングしないアンラッキーぶり。

一方ぐっちゃんには3度目のアタリが…。

「あれ?引かないなー」

「首振ってないっすね…」

あがってきたのはメーター越えのアカヤガラでした。

触りたくないのでブリ上げしようとロッドを振っていたら、

フックが外れてオートリリースしちゃいました。

「あー、写真だけは撮りたかったですねー」

 

ここまでは調子が良かったのですが、

徐々に波、うねり、そして一向に弱まらない風が我々を蝕みます。

何度も生あくびが出るようになりました。

「I君、おら船酔いしかけてるかも」

「えー、マジですか?」

「うーん、このうねりで細かい作業したからなあ」

「どうしようもなくなったらいったん戻りましょう」

 

しばらく頑張ったのですがAM8:30頃に断念。

アジ場でステキチさんやタダノさんと情報交換して一旦帰航しました。

AM9:00~11:00まで休憩です。

港は風が無く日差しが心地よい感じ。

I君は堤防上で、ぐっちゃんは車内で仮眠。

戻ってみると、いろいろな方から、

「あの人が有名な爆睡王子ですか?」

って聞かれました。

ブロガーとしてちょっと反省。

思った以上に浸透しちゃってますね(笑)

ちなみにこの日のI君はこの休憩の2時間以外全く寝ませんでした。

この男、やるときはやります。

釣果はありませんでしたけどね(爆)

 

結局、AM11:00~PM2:00まで再チャレンジしましたが、

釣果は無し。

こんなベイト反応がところどころでありましたが、残念無念です。

帰り際にアジ場に寄ってみましたが、

岸寄りだというのにこんなうねりがありましたよ。

結局、この日は終日釣り辛い海況のままでした。

 

実はこのデータは前回からの2回分です。

リセットし忘れました。

前回は、

だったので、引き算すれば、

移動距離は30km弱だったことがわかります。

最高速度はこの日は17km/hくらいでした。

滑走させることができる海況ではなかったからです。

燃料の減りも少な目で、10リットルくらいの使用でしたね。

 

実際は沖上がりしてからが大変でした。

トレーラーのフェンダーを外し、ボートを乗せて、

タイヤと船体が干渉しないようつっかいをかませました。

ステキチさんがたくさん工具を持っていてくれて大助かりでした。

最悪ボートを係留したまま空のトレーラーだけで帰ることも覚悟しましたが、

何とか80km以上を走りきり、帰り着きました。

ただし板バネは最後の1枚も折れて、フェンダーが車軸に直接乗る形に…。

 

仕方ないので翌日、

こんな形で木材を挟み込んで応急処置しました。

さらに、

互換性があると思われる板バネ(リーフスプリング)を発注。

ちょうどトレーラーの車検なので、いつもの丸重自動車で整備してもらいます。

 

26日日曜日は非常に強い風が吹いていましたね。

こゆきの散歩中、空から降ってきたどんぐりでかなり頭を打ちました(笑)

お友達とふざけあうこゆき。

スポーツサングラスを借りてご機嫌です。

 

さて、復活はいつになるのか?

板バネが加工無しで使えることを祈るばかりですね。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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コメント (14)
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