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11月12日日曜日、外房へ行ってきました。
10日金曜日に船検を通して、翌11日に釣行したかったのですが、
残念ながら南風の暴風&大荒れ予報でした。
日曜日は徐々に風が納まるという予報でしたし、
北風なので少々吹いても出れるでしょ、という目論見です。
この日は館山湾でミニボートフェスティバルが開催される日です。
昨年はビル・ジャックさんのクルーとして参加しましたが、
このミニボートフェスティバルの参加資格は13フィート以下、15馬力以下のミニボートのみ。
NEO-Gucchan号やステキチさんのTOMBOY123は30馬力なので対象外です。
この日は北風が強く、館山は南風よりも北風に弱いのでどうなったのか?
たーさんやあひさんが参加していたはずなので、
そのうち大会の様子がブログアップされるでしょう。
というわけで、この日は外房貸し切りか?と思いましたが、
なんとケン・マリーン愛用者のチームが揃って参戦。
ミニボートフェスに参加予定だったけど、北風でボートが出せない可能性もあるので、
それならば風裏になるこっちへ、ということらしいです。
ミニボートフェス、ドタキャンが相次いでいますが大丈夫だったのかな?
そうそう、最近Facebookで友達になったNEO374さんも
ケン・マリーンチームの一員として参戦されていました。
ぐっちゃんとともに外房宣言していたステキチさんも登場。
ぐっちゃんの相棒はいつものI君です。
現地に着いて、というかそれまでの道中でも感じていたのですが、
「風、強くね??」
そう、体感的にも相当な風が吹いていたんです。
強風のため、明るくなってから出ようということで、
AM6:10、日の出とともに出航です。
やる気満々、朝日に向かってファイティングポーズをとるI君(嘘)
風が強く波もうねりもありますが、そんなことは関係ありません。
ジギングポイントまで一直線、そしてジギングスタート。
釣り始めて10分ほど、AM6:30でした。
「おおっ、あたった!」
ぐっちゃんにファーストヒット!
大きくアワセを入れがっちりフッキング。
かなり暴れますが、ドラグは出ません。
首振りも小刻みです。
「これは…、あれかな?」
正解でした。カンパチ(ショゴ)です。50cmくらいですかね。
幸先の良いヒットでがぜんやる気になるI君とぐっちゃん。
ベイト反応は上々、
水温は20.5℃(眉唾ですが)、先週と変化なし。
しかし、その後が続きません。
30分、1時間が経過してようやくI君に、
「よしっ、きたっ!」
穂先に魚の重みがググッと乗って、そのタイミングで大アワセ。
ぐっちゃんの目から見て完璧なアワセでしたが、
「グググッ、スカンッ」
なんと一旦フィッキングしたと見せかけてのフックアウト。
「がーーーん!」
「このパターンはやばいね~。取り返しがつかないかもよ(笑)」
「とほほ…」
その後の魚探反応は、
こんなだったり、
こんなだったりしますが、どうにも魚からの反応は薄ーいです。
お触りが2回ほどありましたがフッキングには至らず…。
悪い予感は的中しました。
その後アタリがなくなって、ついにAM8:00ころに、
「眠いっす…」
I君はバウに立ってジギングやキャスティングをしているのですが、
時折膝がカクンとなって態勢を崩すようになっていました。
風と波がけっこうあるのでバランスを取りづらいのかと思っていましたが、
どうやら立ったまま寝落ちしそうになっていたんですね。
いそいそとスターンの方に移動し、
クーラーボックスの上に座り、足を後方に投げだし、
操縦席の背もたれにもたれかかるI君。
爆睡王子の姿勢になりました。
もはやこうなったら止めようがありません。
爆睡街道まっしぐら。
戦線離脱して寝てしまったI君を横目に、
ぐっちゃんは移動を繰り返しながらジギングを続けます。
「シャクシャクシャク…(ぐっちゃんがロッドをしゃくる音)」
「かくん、かくん、かくん(I君の頭がボートの揺れに合わせて動く音)」
そして左舷を向いて座りながらしゃくるぐっちゃんの左わき腹後方あたりに、
「コンッ」
硬い何かが当たります。
それが何かぐっちゃんにはわかっていたのですが、無視して釣りを続けると、
「ゴンッ!」
魚のアタリじゃありませんよ。
「無視無視…、しゃくしゃくしゃく…」
「コンッ、コンッ(ダブル)」
もう我慢できません。
ぐっちゃん、バウに移動してその状況を激写!
そう、ぐっちゃんの左背中に当たっていたのは、
この矢印部分です。
正確には左背中側の肋骨あたりをガンガン攻める爆睡王子の石頭。
よくこれで起きないなーと逆に感心してしまいましたよ。
本人が、
「頭突きなんて、そんな失礼なことはしていない!」
と言い張るので、この写真見ても白を切るのか?という意味の写真掲載です(爆)
この後も、酷い波の中を何とか操船して移動するのですが、
わが爆睡王子はそれすらもハンモッグの揺れのように睡眠の糧にしてしまいます。
ご覧ください、この波。
爆睡王子はこの程度じゃ起きませんよ。
けっこうな時間、写真のジギング船が見える位置で釣りをしていたのですが、
後で確認したところ、彼にはその記憶が全然ありませんでした。
あまりに波風が酷くて、予報に反して納まらないので、
一旦休憩して出航場所へ。
そしたらステキチさんが早々に沖上がりして、ボートをトレーラーに積み込もうとしています。
「もう帰るの?」
「LINEしたでしょ。もうおなかいっぱいですよ」
ん?LINE? 確認してないぞ。
ステキチさんのクーラーボックスを覗くと驚きの光景が…。
あるいはこの記事の一番最後のバナー写真を見てね(笑)
ついでにクリックしてみてね(爆)
30分ほど休憩して風が弱くなりだしたところで再出航。
浅場に入ってきているならキャスティングだーということで、
西のポイントに向かいました。
2人で投げますが、時すでに遅しか、全く反応無し。
少しずつ東に移動しながら実績場を叩いていきますが、
そのうちまた風が吹き出しました。
例によって爆睡王子I君はスターンの新定位置へ。
(写真は使いまわしです)
そして、
ご覧のようにまた荒れだしました。
ここはもう、アジ場でベイトに付いた青物を狙うしかないと、
北風ならよほどのことがあっても穏やかなアジ場へ。
ここでヒットさせたのは、
40cm強くらいのイナダ。
雑に扱ってブリ上げしようとしたところ、
魚体が舷に当たり、その衝撃でフックが外れてしまいオートリリース。
持ち帰る気はありませんでしたが写真は撮りたかったなー。
強風を克服できずに不完全燃焼で終了です。
12:00を過ぎ、潮が上げ止まりとなったところでストップフィッシング。
風と波がきつくて、正直釣りにならなかった部分もありました。
何とか結果を出したいと頑張ってしゃくり続けた結果、肩や腕がパンパンの筋肉痛に。
片付け終わってPM1:20に現地出発、幸い渋滞もほとんどなく、PM3:30には自宅へ。
翌日I君に確認したところ、彼はこの2時間10分のドライブを、
断片的に合計3分くらい覚えていたようです。
まあ、助手席では寝てくれているくらいの方が、こっちも気を使わなくていいので問題ありませんが…、
釣りに来たんだからボートの上では…、ね?
翌日のぐっちゃんとI君の会話。
「昨日は頑張りすぎて、腕と肩はひどい筋肉痛なんだよ。」
「あらー弱っちいですね。おいらなんかどこも痛くもかゆくもありませんよ。」
「ところでキミ、何をしに外房に行ったんだっけ?」
「……そ、そりは…、(寝るために……)」
※追記
この日、帰り際に草刈エンジンさんにご挨拶いただきました。
彼はJES383を新艇で購入したゴムボーターで、ユニックでアプローチという必殺技も持っています。
彼のJESのドーリーは、初代Gucchan号の物をsaiさん経由で譲渡されたとの事でした。
いろんな所でボーターは繋がっているんですね~。
3.5馬力さん、Gakuさんなどなど、ブログでのやり取りしかない方々の情報も聞けて楽しかったです。
ミニボート人口、決して多くはないと思うので、お互いに協力しながら楽しみたいですね。
ところで家に帰ってから気づいたことが…。
何と、実売4万円もしたフルトンのトレーラージャッキ、
ハンドルのネジが外れて、取っ手がどっかに行っちゃいました(涙)
ハンドル固定用の爪は数回の使用で折れてなくなってしまったし、
タイヤのストッパー付きという売り文句でしたが、実際には全然使い物になりません。
ジャッキそのものはそれなりに優秀だと思うのですが、
細かいところのクオリティは、所詮アメリカンですね。
仕方がないので取っ手部分を自作です。
材料はこれ。ホームセンターで1000円弱で揃えました。
ボルトの太さ調整に布テープも少し使いました。
で、
自作ハンドルノブ完成です。
良かった良かった。これでまた次の釣りに行けますね。
今回はどうにも締まらない内容でした。
こんな日もありますよね。
次回はこっそり泳がせのタックルも持参するかも…。
それではまた おやすみなさい