進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

ゴールデンウィーク緒戦、強風と鳥山!

2019年04月30日 | NEO390 釣行記

 ←ポチッとお願いします
にほんブログ村

 

ついにゴールデンウィーク10連休に突入しました。

そして初日にNEO-Gucchan号が復活。

もう、行くしかないでしょってことで4月28日日曜日に釣行しました。

 

この日は小潮で北風予報。

徐々に風が弱まるはずで、比較的釣りやすそうです。

きっと大混雑だろうと予想し、早めに出発。

4:00頃に現地に着きました。

もう防寒着は不要かと思っていましたが、前日は非常に寒くて、

この日の朝も気温は6℃。

風が吹いたら相当寒そうです。

 

予想外に空いていて、

JBB280さん、ステキチさん、第三宗吉丸さんとぐっちゃん。

わずか4艘でした。

 

日の出は4:52。

日の出ほんの少し前に一番で出航です。

まずは近場のキャスティングからスタート。

2流ししました。

いかにも釣れそうな海面でしたが、ちょっと潮が動いていない感じ。

早々に諦めジギングポイントへ。

日の出です。

きれいですね。

しかし、いつものポイントにはベイトがいません。

潮は西から東にゆるやかに流れていますが、

ボートは風に負けて北から南へ、つまり沖に向かって流されます。

 

ようやく激しく反応があるポイントを見つけました。

しかし、アタリはありません。

風があるので波立っています。

ボートを入れ直すために移動すると手や顔にかかる飛沫が冷たいです。

「これは水温が低いのか??」

ぐっちゃんの水温計はコードの接触が思わしくないらしく最近は全然表示されません。

後からステキチさんに聞いたのですが、

「朝の水温は15℃も無かったよ」

なるほどですね。

 

ふと西の地平線を見ると、

なんと外房から富士山がくっきり見えます。

内房の東京湾側なら何度も見たことがありますが、

外房からこんなにくっきり富士山が見えるのは初めてかもしれません。

うーん、気付いてないだけかもしれませんね。

冬ならともかく、この季節では相当珍しいと思います。

 

ジギングポイントも2流しで見切りをつけ、徐々に深場に移動します。

北風なので風と波に押される移動。

帰りが怖いパターンです。

60m、80m、100mと移動して行きます。

魚探反応は深くなるほど賑やかに。

とは言え、反応は底周辺。

さらに出たり消えたりを繰り返します。

 

水深80mラインで本日のファーストヒット!

半分ほどしゃくりあげたところであたりました。

ドラグは全く出ません。

巻き上げを開始すると小刻みな振動が伝わります。

こ、こりは…、

やはりハーザーでした。

魚探の中層には反応が無かったのですが、どこから来るのかこのバーサー。

これはいかんと移動。

 

水深100mではこんな反応。

いかにも釣れそうですが…、

今度は底から10mか15mしゃくったところでヒット!

「よっしゃー!」

と思ったのですが、やはり引きません。

みるみる上がってきて、やはり例の小刻みなダンスが始まります。

またしてもバーサー。

この時はわかりませんでしたが、後で調べたら「マサバ」ですね。

30cm~40cmくらいの群れがいるようです。

 

このままサバに遊んでもらおうかとも考えましたが、

100mオーバーのジギングはきつすぎます。

そもそもサバは持ち帰る気もありませんから、ここは移動でしょう。

 

東へ、東へ…。

このところ東の海ではオオマサがけっこう上がっています。

ちょっと風も納まってきたような気がします。

かの有名根方面にチャレンジしましょう。

 

しかし…、

東に行くほど風は強くなり、

うねりが高くなり、波が大きくなります。

陸が風避けにならない海域まで来ると、相当な大荒れ状態でした。

まだ半分も来ていませんが、15km/h以上は出せない海況です。

経験上、もっと進めばもっと酷くなるでしょう。

有名根からはかなり手前の根回りでジギングを再開しました。

 

ふと沖を見ると、ステキチさんのトンボーイがかの有名根方面に向かって行くのが見えます。

おお、チャレンジャーだ!

追いかけようかと思いましたが、ずぶ濡れ必至の海況で、

行くだけ無駄と判断しました。

実際、ステキチさんも程なく諦めて戻ったそうです。

 

大荒れになる手前の海域で頑張っていたところ、

鳥がどんどん集まってきて、鳥山が形成されました。

近づいても魚探反応は静かなものでした。

半信半疑でキャスティング。

でも、この状態でフローティングミノーは鳥の餌食になるだけです。

ジグを投げてナナメ引きにチェンジ。

別の鳥山。

さらに別の鳥山。

 

もっと強烈な鳥山。

 

この日最強の鳥山!!

30分ほどでしたが、周囲一面鳥だらけになりました。

時間は9:00~9:30頃だったと思います。

時々魚探も、

こんな激熱反応や、

こんな

「上も下も」

反応を見せますが、長続きしません。

そもそも、写真を撮っている場合じゃないので、強烈反応の写真は2枚だけです。

 

海中全てを覆いつくすような大きな群れではなく、

比較的小さな群れがいくつもある感じでした。

鳥も数はいるのですが、いまひとつやる気がない感じ。

魚の群れを見つけきれていないのかもしれません。

 

結局、魚をかけることはできず、どんどん風が強くなるので戻ることに。

ジギングポイントに戻って少し頑張りましたが、

ここも強風エリアになりました。

風が北から東に変わり、遮る陸地が無くなったのです。

 

ちょっと厳しいくらいの波が来るようになりました。

もうここまでか?

 

東からの風だと、付近の避難港に指定されている漁港の目の前のアジ場でも、

そこそこ波立ってしまいます。

一応アジ場に行ってみると、

JBB280さん。

認証旗が風の強さを物語っています。

 

ステキチさんも東の海から逃れてここに来ていました。

普段はベタ凪のアジ場ですが、そこそこ波がありますね。

それ以上に風が強く、

アンカリングやスポットロックをしていないとあっという間にボートが流されます。

 

ぐっちゃんはアジングを試そうと思いましたが、

風が強すぎて2.3gのジグヘッドではなかなか沈んでいきません。

風下に投げても、着底するころにはボートが仕掛けを追い越す感じ。

こりゃ、ダメだ。

わざわざi-pilotを使う気にもなれず、ここでストップフィッシング。

 

北風が南風になって弱まる予報だったのですが、

北風は一瞬だけ南に変わり、その後すぐに東に変わってまた強くなりました。

最終的には漁港の入り江すぐのところまで波がジャバジャバ立つ感じで、

もう釣れないから帰りな、と言っているような海でした。

距離は沖と東への移動だけでしたがちょこちょこ動いたので、

43kmとそこそこ行きましたね。

最高速は朝イチ計測です。

後半は出航場所近くでも全然飛ばせない海でした。

 

ほぼ半分減りましたので、12リットルくらいの消費でしょうか。

 

13:00くらいには片付け終わって帰れたはずですが、

ステキチさん、JBB280さん、第三宗吉丸さんと釣り談義で盛り上がり、

現地出発は17:00近くになっていました。

 

この日はI君、KenKen君が遊漁船でチャレンジしていましたが、

船中ゼロの大惨敗だったそうです。

結局、かの有名根に行けても釣れなかったという事ですね。

東の海で爆発した先週はトレーラートラブルで出航すらかなわず、

今週は海が変わってしまって大惨敗。

まさかこれは、例の…、

「負のスパイラル」???

 

ゴールデンウィーク中にもう一回釣行する予定です。

過去のデータからはそろそろ開幕宣言となるはずですが、どうなるでしょうか?

それではまた おやすみなさい

 

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする