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先週の釣行は結果が残念だったものの、わずかに可能性を感じました。
海は確実に上向いていると思われます。
ここはしっかりとその海の変化をリアルタイムで味わいたい!
というわけで4月21日(日)に釣行することにしました。
潮周りは大潮。
気温は高くなる予報です。
風は南風。ひょっとしたらけっこうな波が出るかもしれません。
なんとなくこの日行かなければ後悔する、と思いました。
日の出はほぼ5:00です。
日が昇るのが早くなりました。
朝イチから釣りたいので、2:30自宅出発、4:00過ぎには現地着予定。
実は前回から気になっていたのですが、走行中にカタカタと音が鳴ります。
何か固定されていないものが動いているのかと、
2度ほど車を止めてボートとトレーラーを確認しましたが、
異変に気付きませんでした。
自宅から約50km、時刻は3:20くらいでしょうか。
周りに人家の無い、真っ暗な国道でそれは起こりました。
緩い右カーブです。
車とトレーラーに軽いGがかかり、右にロールします。
「ガジッ!」
鈍い音。
「ゴゴゴゴゴーーーーーッ」
バックミラーを見ると、想像通りボートが右に傾いています。
慌てて車を止めて確認すると、
なんとトレーラーの右タイヤが無くなっていました。
どういうことかというと、トレーラータイヤのナットの締りが悪く、
一部のナットが外れ、残りのナットも緩んでガタガタ動くようになり、
残ったナットについているボルトが折れてタイヤが外れたのです。
前回から気になっていたガタガタいう音は、
トレーラー本体やボートに乗せている荷物ではなく、
右タイヤが緩んで音を立てていたようです。
全く何をやっているんだか!
前回の大トラブルで、メンテナンスをしっかりしなきゃという事で、
3ヶ月に1回はタイヤを外していろいろチェックすることにしました。
そのメンテナンスでタイヤを外し、再び取り付けた際に、
しっかり増し締めをしていなかったのかもしれません。
そもそも、異音がしていることを気にしていたのですから、
タイヤナットまで気に掛ければ未然に防げたトラブルです。
自己嫌悪!
またやってしまいました。
本当にぐっちゃんは学習しませんね。
情けないやら悲しいやら…。
でも、打ちひしがれていても何の解決にもなりません。
路側帯が狭い国道ですから、明るくなれば大量の車の通行があり、ボートは邪魔になります。
少し無理して右のハブ部分をアスファルトに付けた状態で2、300m移動し、
広めの土の駐車場のようなところに移動しました。
上の写真は、車のジャッキでトレーラーを持ち上げ、
ハブ部分を浮かせたところです。
ハブについているボルトが2本だけ残って、3本折れてしまっているのがわかるでしょうか?
とりあえずトレーラーと車を切り離し、
車を運転して取れてしまったタイヤを探しました。
が、ほとんど明かりの無い超田舎です。
車のライトだけでは見つけることができませんでした。
2本だけ残っているボルトにタイヤをはめて動けるようにしなければなりません。
次にスペアタイヤを外そうとしましたが、
スペアタイヤを止めているスペアタイヤボルトとナットが固着してしまっていて、
なかなか外れません。
右タイヤのナットは全て飛んでしまってありませんから、
タイヤがあってもナットをどうにかしなければなりません。
左タイヤのナットを2本外して流用も考えましたが、
スペアタイヤが外れなければそれも意味がありません。
ここはスペアタイヤとナットと油圧ジャッキを取りに一旦家に帰ろうと思いました。
ボートはしばらくこのままですが、通行の邪魔にはならないので大丈夫でしょう。
1時間余で自宅に戻りました。
物置からもう一本の予備タイヤを持ち出し、
前回ホーシングを買った時についてきたナットも持ち、
油圧ジャッキも車に乗せて再度現場に向かいます。
往路2度目、合計3度目の宮野木ジャンクション。
日が昇って明るくなっていますね。
トラブルが起こった現場を通過する際、
右の路側帯にタイヤが立った状態で土壁に寄りかかっているのが見えました。
「あった!」
暗い時間帯にはわかりませんでしたが、明るくなったので見つかったんです。
ボートの場所に辿り着くと、
数人が集まって騒いでいました。
何とここは産地直送の朝市の駐車場で、
ボートがど真ん中に止まっているため駐車場の一部が使えず、
「何でもう少し奥まで動かさないんだ!」
とか、
「警察に連絡するところだったんだぞ」
みたいに怒られてしまいました。
ここに至った事情を説明し、動かせる状態に戻すために無理ができなかったこと、
数十キロ離れた自宅に道具類を取りに戻っていたことを説明。
事情が分かれば気の良い人たちばかりで、
端に移動したらしばらくここに置いておいてもいいとまで言っていただきました。
とりあえずタイヤをはめて端に寄せた図です。
この状態で高速を走るのは危険ですよね。
残りのボルトがいつ折れるかわかりません。
下道でトロトロと帰るにはけっこう距離がありますし、
ゆっくり走れる道ばかりではありません。
この時時間は6:30。
7:00まで待って、例の場所へ電話しました。
例の場所とは、
前回の大トラブル時に助けていただいた、
オサダ板金さんです。
こんな朝早くなのに神対応してくれました。
今回は自走できるので、レッカー車は不要です。
ゆっくり走ってオサダ板金さんに辿り着けました。
ここでまたしばらくNEO-Gucchan号は入院です。
今回はホーシングそのものは問題なく、ハブが傷ついたのとボルトが折れただけで、
オサダ板金さん曰く、
「前回に比べればずいぶん軽いね」
慰めにもなりませんが…。
うまく軽自動車用のボルトが合えばハブもそのまま使えるかも、という話でしたが、
調べてもらったところ流用は不可能だったそうです。
結局、ハブ部分をワンセット注文しました。
今回、外房まで2往復とは言いませんが、
予定よりも多くの距離を走りました。
ランドクルーザープラドが牽引車となって間もなく10ヶ月になるのですが、
走行距離通算10000kmを通過です。
本当は9900km余までしか行かない予定だったんですけどね(笑)
ボートが無い我が家。
ランドマーク的な存在になっているので、
ボートが無いとしっくりきませんね。
問題はGW前に部品がオサダ板金さんに届くかどうかです。
届かなければ…、せっかくの10連休が…(涙)
自業自得なのは重々自覚しております。
トホホ…。
それではまた おやすみなさい