前回記事で宣言した通り、
11月4日金曜日、平日ですが有給休暇をいただき、
エリアトラウトへ行ってきました。
前回台風による増水で休業となり、
上司を連れて行けなかったうらたんざわ渓流釣場に、
今回は1人でチャレンジです。
6:00にちょうど間に合うように車を走らせます。
間もなく到着の看板です。
いつもはうらたんざわ渓流釣場の赤い看板が目立ちますが、
今回は紅葉で赤い看板がむしろ保護色になってしまっていました(笑)
そう、このあたりは標高400~500m。
一足先に紅葉真っ盛りです。
ん?
あれ?ゲートが閉まっている。
ありゃ、そういえば10月までは6:00オープンでしたが、
11月からは7:00に変更になるんでした。
すっかりまだ10月のつもりでいましたよ。
少し戻ってキャンプ場とかで紅葉を楽しんで、
7:00少し前にもう一度うらたんざわ渓流釣場に向かいました。
今度はしっかり開場していましたよ。
釣り場周辺もこんな風にいい感じに紅葉しています。
風が吹くと落ち葉が舞って、
水面に落下します。
これがけっこう邪魔だったりしますね(笑)
平日で釣り人は少ないのですが、
ぐっちゃんは定番の最下流のマスに行きました。
受付からも一番遠いエリアですが、その分独占できました。
開始早々ニジマスゲット。
この日はひたすら数を釣ることに専念しようと思いました。
持ち帰りは上限10尾ですが、あまりそこにはこだわらず、
どんどんリリースして行きます。
- ネットインしてキャッチ or キャッチ&リリース
- リリーサーを使ってリリース
- 足元まで寄せて手でリリース
- 足元まで寄せてオートリリース
以上がカウント対象。
フッキングしてもファイト中にばらした場合はノーカウントです。
こんなこと、平日じゃなきゃできないですよね。
休日は流石にもう少し人が多いので、魚も擦れやすいですし。
スプーン、クランクベイト、セニョールトルネードなど、どのルアーでも釣れました。
カウンターを忘れたのでスマホのカウンターのスクリーンショットです。
釣り始めは7:15くらいだったと思うので、
30分強でツ抜けです。
2時間で30尾だから、
時速15尾ペースですね。
ただ、予想通りこのあたりからペースは一気にダウンします。
日が昇って、水面に日光が差すようになると、さらにペースダウン。
朝は6℃でライトダウンジャケットを着てスタートしたのですが、
この頃には2枚脱いで長袖シャツだけに。
寒暖差がハンパないです。
ここがぐっちゃんのマスですね。
ここと最上流だけ反対側が崖になっていて片側からしか投げられないんです。
最下流のここは手前が浅く、少し遠投して崖の手前に入れないと釣果が伸びないのですが、
それゆえに人気があまりなく、けっこう空いています。
ぐっちゃん的にはここが大好き。
ちゃんとコントロールして崖の手前まで投げれば、
高確率でアタリが出るんです。
お、こんな珍しいトラウトが釣れましたよ。
サイズは40cmジャスト。
何かわからず、スタッフさんに尋ねたところ、
というらしいです。
タイガートラウト(虎鱒)はブラウントラウト(Salmo trutta)とブルックトラウト(カワマス)(Salvelinus fontinalis)の生殖能力のない異種交配の雑種第一代(F1)である。タイガーの名称は明瞭なその虫食い模様に由来し、それはまるでトラの縞模様を連想させる。(Wikipediaより抜粋)
この時のスタッフさんにニジマスを避けてヤマメを釣るテクニックを教わりました。
簡単に言えば、ニジマスが追いつけない速度で巻く、という事なのですが、
なんとかヤマメをゲットしました。模様が薄いですけど。
ペースは落ちましたが、12:34にようやく50尾突破。
13:20頃に放流。
この後がデカサーモンゲットのチャンスなのですが、
赤金のスプーンに好反応も大物は食ってこず。
ここまで最下流に近い3マスほどで釣っていたのですが、
最後に最上流のマスに行ってみようと思い大移動しました。
こんな感じでけっこう長いマスです。
逆に壁までの距離は短め。
手前からそこそこ水深があり、大きなマスが多数泳いでいます。
ここは下流に比べると受付に近いので、人気のポイントだと思います。
この日のように平日で空いているなら、狙ってみたいポイントですね。
クランクベイトで連続ヒット、かなりいい感じと思ったのに、
ニジマスを手でリリースしようとクランクベイトを握ったところ、
「パキッ」と折れてしまいました。
こんなこともあるんですね。
この日一番数が釣れたルアーだったのに…(涙)
15:30、67尾でストップフィッシング。
これだけ釣ればやりきった感があります。
持ち帰りはタイガートラウト1尾、ヤマメ1尾、ニジマス6尾。
帰る前に、もう一度紅葉に染まった釣り場を撮影。
帰り道でも、
山全体が紅葉しているこんな景色を見ることができました。
実は翌日、愛知の実家に行く際に、
東名高速が大渋滞していたために、
この近くの「道志みち」を走って、
山中湖経由で御殿場に抜けるという観光コースを通ったのですが、
道志みちの紅葉は天下一品でしたよ。
こんな景色があって、それほど有名でないところが驚き。
山中湖も紅葉祭りの真っただ中で、
まさに今が紅葉のピークでした。
紅葉は1週間の遅れが命取りになります。
この記事がアップされる次の週末(11月11日、12日)が、
道志みちの紅葉のラストチャンスでしょう。
本当にキレイなので、気になる方は是非。
道志みちに至る各道路は混雑しても、道志みちは混みませんから安心して(笑)
それではまた おやすみなさい
今気づきましたが、海の風景と違って管理釣り場やワカサギ釣りの景色って額縁に収まった絵の様に雰囲気が変わらないですね。
風や波の外的要因が少なく環境が安定しているせいでしょうね。
それにしても、カウンターで数えないとわからないほどよく釣れるって、彼らは餌場から初めて自然界に放出されて何もわかっていないんでしょうか。
タイガートラウトはキモ格好いいですが、お味はいかがでしたでしょうか?
若かりし頃は仕事が楽しくて、休みなんていらないと思ったこともありましたが、
今は週末が待ち遠しい超ベテラン社員です(笑)
週末に釣りに行かないなんてもったいない、という感じです。海釣だとこうはいきませんけど。
海は天候で劇的に雰囲気が変わりますが、それでも何度も通っていれば、前にもこんな状況があったなーと思います。
湖や川は周りを山に囲まれて穏やかなのが割と当たり前ですが、反対に繊細な釣りが多いので風が強い日などは釣行自体を自粛するというのもあります。
例外として霞ヶ浦はかなり風は吹くし、波も出ますが、風裏になったり波を防ぐ堤防があったりするので釣りになります。
湖も季節によって大きく雰囲気が変わりますし、富士山の雪の量などわかりやすい変化です。今は見渡す限り紅葉ですね。ただ、せいぜい4つくらいの額縁があれば事足りるかも(笑)
この管理釣り場は非常によく釣れるんです。水質もクリアなので目で見て魚が追ってくるのがよくわかります。ストリームタイプの管理釣り場はこうなのか、ここだけが釣れるのかはわかりませんが、明らかにポンドタイプの管理釣り場よりも釣りやすいと思います。
放流直後だと大物も釣れますが、しばらくして擦れてくると、客寄せの釣れない大物になりますね。
タイガートラウトですが、ムニエルにして食べました。品のある味でおいしかったですよ。