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台風15号が猛威を振るってから1週間。
まだ千葉県は多くの世帯が停電していて、復旧の目途が立たないところもあります。
時間が経つにつれ、我が家に近い場所でも屋根が飛ぶなどけっこうな被害があったことがわかり、
今更ながら自然災害の恐ろしさを感じているところです。
我が家の最寄りの公園です。
いたるところで倒木や枝折れが見られ、折れたり倒れた看板が一ヶ所に集められています。
歩道にかかる枝を伐採するなどして、かろうじて歩くスペースだけは確保していますが、
なかなか痛ましい光景です。
しばらく復旧は難しいと思っていましたが、
今日までにほとんどの倒木や枝は片付けられました。
おそらくは市の職員と近所の有志によって撤去されたものと思われます。
ただ、移動できないほどの大きな木が倒れている場所はいまだに立入禁止になっており、
しばらくはこのダメージが残りそうですね。
ニュースを見ても、徐々に復旧が進んでからようやく千葉県の悲惨さを紹介するようになりました。
東京や神奈川が大したことなかったので、
まさか千葉がこんなに深刻な事態になっているとは思わなかったのでしょうか。
千葉県人に言わせれば、「いまさら…」な報道ですが、
1週間以上電気が来ない生活を考えてみたら、本当に笑えないですよ。
太平洋に台風の卵があり、今週末には台風になって日本にも影響が出ると思われていました。
しかし実際には台風にはならず、熱帯性低気圧のまま日本に近づく予報になっています。
14日はけっこう荒れると思われていましたが、外房は凪だったようです。
それでも、15、16日は低気圧の影響で海は荒れるでしょう。
つまり、釣りに行くなら14日、という感じでした。
ところで、ぐっちゃんがなぜマイボート釣りをしているかというと、
「陸っぱりは釣れないくせに、人気釣り場は混み合う」
「遊漁船は船頭まかせでポイントを探す楽しみがない」
「遊漁船はすぐ横に他人がいて、気を使うしお祭りも多い」
なんていうのが理由ですかね。
特に自分のボートでできる釣りに関しては、遊漁船に乗ろうとは思いません。
そんなわけで、マイボート釣り師になってから一度も遊漁船には乗ったことがありませんでした。
普段は外房の実力派ジギンガーとして一目置かれている釣り仲間のKen君。
Gucchan号でも高確率でヒラマサを仕留めている我らがエースです。
その彼が最近嵌っているのが、東京湾内のマダコ釣り。
実は今年はマダコが25年ぶりの大豊漁なんです。
本当はGucchan号で行きたいと誘われたのですが、
ポイントの近くに出航できる場所がありません。
今回はやむを得ず、マダコ狙いの遊漁船に乗ることにしました。
ネットでタコエギ、スイベル、オモリを購入。
さすがに人気があるようで、タコ用のスイベルは超品薄でした。
浦安に6:00集合。
吉久さんという遊漁船屋さんです。
この大盛況ぶり。
もちろんタコだけでなく、アジなども選べます。
合計で4隻の遊漁船を所有しています。
それにしても、ここの車の数は全てではありません。
半数ほどはここに入らず、別の駐車場に移動されているんです。
とりあえずミヨシに立って記念撮影
マダコ釣りは一番人気で、大量の釣り人が乗り込みます。
その数約30人。
いくらサイズが大きくても、ちょっとこれは詰め込みすぎじゃないの?という数でした。
実際、釣り場では結構お祭りがありました。
出航は7:00。
1時間近く東京湾を進み、最初に着いたポイントは木更津の北側でした。
私有地で立入禁止ですが、岸壁ギリギリに付けて釣りをするスタイル。
なんとなく船釣りという感じがしません(笑)
風がけっこう強くて肌寒いくらい。
想定外に寒かったし、若干雨も降っていたので、薄手のジャンパーを着ています。
波もご覧の通り、湾内特有のピッチが短い波がかなりあります。
風や波や潮流に邪魔されて、なかなか釣果が上がりません。
実は以前Ken君は同じ船に乗っていて、
その時には20杯以上釣りあげて竿頭になったそうです。
しかし、今回は大苦戦。
木更津から市原まで岸沿いを何ヶ所も攻めましたが、どうにも釣れません。
結局、船長が千葉側を諦め、神奈川側に移動するまで、
ほとんどアタリもなく2人揃ってボーズでした。
移動して神奈川側へ。
大きな船舶がたくさん浮かんでいます。
海の色は赤錆色で、お世辞にもキレイとは言えません。
出航場所近くの浦安の海だって汚いですが、ここまで赤くはありませんでした。
もちろん木更津の海ももう少しマシでした。
マダコは富津より南側は漁業権が設定されていて遊漁船は操業できません。
従ってどうしても湾奥の釣りになるのですが、
この日の海は、台風後の川からの濁りも入って、どこも透明度はゼロの海でした。
こちらは千葉側と違ってけっこう根がかりします。
半面でタコの魚影も濃そうです。
カニ餌でテンヤ釣りをしている左舷側の人が次々とヒットさせます。
右舷側は基本的にタコエギ釣りなのですが、こっちはやや分が悪い感じ。
それでも、徐々にヒットし始めました。
ぐっちゃん、狙って釣った初めてのマダコ。
まあ、今まで狙ったことなかったですしね。
三重県の筏でクロダイ釣りをしていたころは、よく外道で釣りましたが…。
Ken君、根掛かりかも~と言いながら格闘して、
あがってきたのは自切したと思われるタコの足。
この足からしてけっこうなサイズだったと思われますが、残念!
結局、ぐっちゃんは小ぶりなサイズのマダコを4杯ゲット。
タコが逃げないように大きな洗濯ネットに入れて保管しています。
上は洗濯ネットのジッパーを開いて写したものです。
14:45頃にストップフィッシング。
上の写真は終了浦安の釣り宿に戻る途中のスナップ。
皆、疲労でぐったりしています。
途中で台風で壊れてしまった本牧の海づり施設の桟橋を見ました。
この他にも、海の上にかかる橋が崩壊しているところもあって、改めて今回の台風のすごさを思い知りました。
釣れて当たり前、20杯は固いと思って行ったので、
超残念な貧果に終わりました。
ただ、たった4回ですがタコのアタリを味わえたのと、
次回に繋がる釣り方の体験ができたので良しとします。
30人乗って10人は1杯かオデコだったと船長が言っていましたから、
まあ、まともな方だったのかもしれません。
タコは一晩冷凍して、その後解凍。
こうするとぬめりが取れやすくなるそうです。
米ぬかをもらってきてタコを揉んでぬめりを取ります。
ぬめり取り完了。
塩と醤油とみりんを少々入れたゆで汁で煮ます。
いい色&形状になりました。
あっという間に茹で上がりました。
小さいので1杯3~4分で茹で上がります。
頭と足を切り分けて、半分は冷凍して保存しました。
残りは今日の夕食で、
タコとジャガイモの煮つけになりました。
想像以上に柔らかくて美味しかったですよ。
これでタコ釣りに嵌ったんじゃないかって?
残念ながらそれはないですね。
それなりに楽しかったですが、やはり引き味に欠けてただ重いだけだし、
そもそも、ぐっちゃんが遊漁船に乗らない理由である、
「遊漁船はすぐ横に他人がいて、気を使うしお祭りも多い」
は今回特に実感した部分です。
ただ、美味しいし、愛知にいたころに楽しんだクロダイの前打ち(脈釣り)に似ていてゲーム性はあるので、
NEO-Gucchan号で行けるのならチャレンジするかもしれません。
次は外房、と思っていますが、
今現在、来週の3連休も荒れそうな予報ですね。
もう少し秋雨前線が南下して、秋晴れの季節にならないと厳しいのかもしれません。
また天気予報とにらめっこですね。
それではまた おやすみなさい
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