AO式入学試験の追加実施を行うことにしました!
試験日は12月24日ですが、別の日の受験も可能です。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/recruit.html
「水産技術」の授業で、水産技術研究所から講師を呼びました。
今回は水産普及員について。
水産普及員は各県にいるんですが、他県の多くは「水産事務所」と言う事務所に駐在です。
ちなみに農業の普及員は「農林事務所」にいます。
ところが静岡県では水産技術研究所に駐在。
職員も普及員になったり、研究員になったりします。
私もかつては、普及員をして、研究員もしました。
前回の「波乗りサワラ」も普及員の活動の一つです。
他にも漁協直営食堂のサポートをしたり、漁師や漁協の仕事を支援しています。
今回は普及員の門奈さんが、仕事の内容を説明してくれました。
卒業したら漁師になる生徒たちも、学園以外にいろいろな県の支援者がいることを知ってもらえたと思います。
静岡県立漁業学園
漁師になりたいと思った方は、まずは電話、Eメールでご相談ください。
私がどんな質問にもお答えしますよ!
もちろん、ムリに入学をお勧めすることもありませんので、ご安心を!
電話 054-627-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
学園の見学は随時(ずいじ)、受け付けています。
詳しくは学園ホームページをこちらをご覧ください。
できれば授業や実習の見学できる、平日の見学がおすすめです。
平日の見学は園長にご相談ください。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/h30kengaku.html
園長のつぶやき
今回の講師である門奈さんも私と同じ水産技師です。
ほとんどの人は、水産技術研究所の研究員として働くことを希望して、県の水産技師となります。
ところが、採用されたあとに、働く場所は研究所だけはありません。
彼のように普及員になったり、県庁で事務職の人と同じ仕事をしたり、時には水産以外のポスト(職場)につくこともあります。
ほとんどの水産技師が、採用されてから定年までに、研究以外の仕事につく期間があります。
また、静岡県も広いので、単身赴任となることも珍しくありません。
自分が希望していない、思ってもいない仕事になることも良くあります。
・・・というか、その方が多いくらいです。
自分で水産技師になることを希望し、難関の採用試験を突破した人たち。
それでも、自分の思うとおりの仕事ができるのではありません。
世の中、多くの仕事、職場、職種で同じ状況ではないでしょうか?
ですから、仕事は自分で決めるにしてもです。
そこからは巡り会った仕事でがんばるしかありません。
学園の卒業生も、就職先ではいろいろなことがあります。
思っていたのとは違うことばかりです。
そこで、くじけることもあるでしょう。
でも、学園のスタッフは味方です。
卒業後も生徒に寄り添い、一人前の漁師になるのを助けていきます。
もちろん、普及員もね!