漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
18日のブログで紹介した定置網の体験乗船をYouTubeにアップしました。
https://www.youtube.com/watch?v=XeF--1AeVoE
7月22日は大阪市で漁業就業支援フェアに参加しました。
なぜか最初の30分間、我々のブースには誰一人やってきませんでした。
それになりに来場者はいるのに...?
隣は、焼津船員労務協会のブース。
説明に来ていたのは、マグロはえ縄漁船の人ですが、学園の卒業生とのこと。
何人か、若い方が説明を聞いていました。
敗北感に打ちひしがれていると、30分経過後は次々と人が来て、合計で8人の方にお話しをさせていただきました。それでも、東京会場の半数でした。残念。
もしかして、園長の人相が悪くて近寄り難かった?
中には滋賀県から、はるばる来た高校生も。
事前に学園に問い合わせをくれた方で、私がフェアの紹介をしたので来てくれたそうです。
イケメンの連れがいたので、友達かと思ったらお兄さんでした。
感心したのは、質問事項をメモ書きして持ってきたこと。
学園見学者でも、このような準備をしてくる人はマレです。
オープンキャンパスに来てくれるのが楽しみです。
残念ながら、この人以外は学園を知らない方ばかりでした。
ある人は、高校を卒業して浪人中。
「去年のうちに知っていれば、受験したのに...」
と残念そうでした。
知名度が低くくてごめんなさい。
まだ遅くはありません。来年の受験を待っています!
8月19、20日は模擬授業も体験できるオープンキャンパスを行います。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/harunokengakukai.html
加えて、8月の学園見学会平日版も14日から18日まで開催します。
土曜、日曜は来ることができない方は、こちらへご参加ください。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/kengakukai-aug.html
なお、どちらも事前に申し込みが必要です。
詳しくはホームページをご覧ください。
お問い合わせ、お申し込みは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
園長のつぶやき
中学生くらいのお子さんを連れたご両親が我々のブースの前にいらっしゃいました。
「ぜひ息子に説明をして欲しい」
とお話しがあったのですが、その息子さんは高校生でご両親と離れて会場内を見ているとのこと。
連れていたのは、その弟さんだんたんですね。
「すぐ連れてきます」
とおっしゃっていましたが、それきりになりました。
きっと高校生の息子さんは、学校に行くより、すぐに漁師になりたかったんでしょう。
親は勉強の重要性を分かっていても、本人は勉強は不要と思っている...よくあります。
東京会場でも、同じ話がありました。
また30後半と思われるカップルが
「参考に静岡でどんな漁業があるか教えて欲しい」
といらっしゃいました。
恐らく転職を考えているんでしょうね。
「航海日数が長い漁業は行きたくない」
とのことでしたが、「安易に誰でも出来る仕事なら給料も安い」ことをお話ししました。
フェアでは「誰でも、何歳でも、OK。経験、資格問わず」と言う仕事の紹介もあります。
それが沿岸漁業で、仕事は半日、給料も多い...ならいくらでもやる人はいるはずです。
40歳、50歳を過ぎた方ならいざ知らず、
学園に入学可能な30歳以下の方なら、しっかり資格と技能を身につけて
高度な技術が要求される大型漁船で活躍して欲しいと思います。
だって今ならチャンスがあるんですから!