長谷川哲さんは1946年生まれ、愛知拠点の、写真を素材とした現代美術の作家。
慶応大法学部の卒業で、アートは独学だということです。
北海道との縁は、97年の第26回現代日本美術展で「北海道立帯広美術館賞」を受賞し、作品「HOME」シリーズの1点が同館所蔵となったこと。
当時の学芸課長だった寺嶋さんが現在は後志管内ニセコ町の有島記念館長を務めていることを知った長谷川さんが、昨年、さっぽろ天 . . . 本文を読む
案内のメールは来ましたが、略歴も作家ステイトメントを書いた紙などは会場になく、どこを拠点とするどんな人なのかもわかりませんでしたが、札幌拠点で海外でも活動している抽象画家山本雄基さんのアシスタントを務めていたとのこと。
緻密な計算に基づいた「冷たい抽象」を描く手伝いをしてきたわけですが、今回の(おそらく初の)個展は、絵の具を相当な厚さまで盛り上げた絵が多いです。
冒頭画像は、右が「spik . . . 本文を読む