![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/59/b4a7ee13b318ae63288e4b88f287fa3c.jpg)
(承前)
気がふさぐ日々が続いています。
7月10日。
お休みをとって、斜里まで日帰りの旅に出ることにしました。
この1カ月ほど北海道は天気が悪いことが多く、晴れているうちに行っておきたかったのです。
なお、最初に述べておくことにしますが、おなじオホーツク管内といっても、遠軽から斜里までの距離を、今回の小旅行であらためて痛感しました。
公共交通機関で4時間ほどかかります。ということは、札幌よりも遠いくらいなのです。
朝8時半過ぎの普通列車で出発。
2輛編成の「キハ40」系ディーゼルカーです。
高校生の通学時間帯が済んでいるので、1輛に6人前後しか乗っていません。
群青色のモケット(シート)は筆者が子どもの頃から変わっておらず、なつかしい感じです。
(もっとも、筆者が小さい時分には、まだ背もたれが木の古い客車が走っていました)
さすがに「JNR」のロゴが中央に入った天井の扇風機は、いくらか近代的な設備(ウインドファン?)に切り替えられていました。
筆者は窓を小さくあけて、風を感じながら列車に揺られていました。
夏の風はとても心地よいものでした。
じぶんの幸福感がこれほどまでに風と結びついているとは、この年になってはじめて知りました。
しかし、持参したパソコンをときどき開いて、仕事の残りをやりながらの汽車旅でした。
出かける前は、さまざまな心配事があたまの中をふさいでいましたが、風に当たっていると、そういう悩みや思いわずらう気持ちは、すこしずつとけていくようでした。
長いシリーズになりそうな気がしますが、おつきあいください。
アートの話もけっこう出てくるはずです。
気がふさぐ日々が続いています。
7月10日。
お休みをとって、斜里まで日帰りの旅に出ることにしました。
この1カ月ほど北海道は天気が悪いことが多く、晴れているうちに行っておきたかったのです。
なお、最初に述べておくことにしますが、おなじオホーツク管内といっても、遠軽から斜里までの距離を、今回の小旅行であらためて痛感しました。
公共交通機関で4時間ほどかかります。ということは、札幌よりも遠いくらいなのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/a9/958889c35d19f65dccb5922709f0135b.jpg)
2輛編成の「キハ40」系ディーゼルカーです。
高校生の通学時間帯が済んでいるので、1輛に6人前後しか乗っていません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/90/5c262e1a5dcc93e32251784ed2719ed7.jpg)
(もっとも、筆者が小さい時分には、まだ背もたれが木の古い客車が走っていました)
さすがに「JNR」のロゴが中央に入った天井の扇風機は、いくらか近代的な設備(ウインドファン?)に切り替えられていました。
筆者は窓を小さくあけて、風を感じながら列車に揺られていました。
夏の風はとても心地よいものでした。
じぶんの幸福感がこれほどまでに風と結びついているとは、この年になってはじめて知りました。
しかし、持参したパソコンをときどき開いて、仕事の残りをやりながらの汽車旅でした。
出かける前は、さまざまな心配事があたまの中をふさいでいましたが、風に当たっていると、そういう悩みや思いわずらう気持ちは、すこしずつとけていくようでした。
長いシリーズになりそうな気がしますが、おつきあいください。
アートの話もけっこう出てくるはずです。
(この項続く)