久守浩司さんの絵画教室で油彩を習っている本宮さん。
昨年、姉妹展はひらいていますが、個展は初めてということです。
本宮さんの絵の特徴を一言でいうと、筆の運びがとても丁寧だということです。
どの絵も、とりたてて個性的だということはありませんが、落ち着いて安心して見ることができます。
冒頭の画像は「初夏の高島漁港」。
この漁港自体は、風景画の題材としてよくとりあげられますが、暗い建物の玄関越しに入り江や漁船を望む構図が独特です。
あまり人が採用しない構図で描くのは、意欲的だなあと思います。
右側の冬景色は「小樽の路地裏」。
旧手宮線の沿線にある古い建物のお店がモティーフですが、そのメーンの対象を正面に据えるのではなく、やや距離を置いて、手前に空間を持たせたことで、画面に広がりが出ています。
このほか「凍てつく土地」など、何気ない雪景色に、本宮さんの思いが感じられるようです。
油彩9点のほか水彩も15点あります。
「木漏れ日」「花を売る街」「静かな街で」といった一連の作品はスペインが舞台。
スペインというと竹津昇さんですが、さわやかな空気感は共通しています。見ていると「あー、いいなあ、旅に出たいなあ」とすなおに感じます。
やはり異国情緒をただよわせる絵がそばに並んでいましたが、恵庭の「えこりん村」が題材の由。「えこりん村」、筆者は行ったことがありませんが、最近注目されているみたいですね。
08年3月4日(火)-9日(日)11:00-19:00(最終日-17:00)
ギャラリーユリイカ(中央区南3西1 和田ビル2階、地図B)
昨年、姉妹展はひらいていますが、個展は初めてということです。
本宮さんの絵の特徴を一言でいうと、筆の運びがとても丁寧だということです。
どの絵も、とりたてて個性的だということはありませんが、落ち着いて安心して見ることができます。
冒頭の画像は「初夏の高島漁港」。
この漁港自体は、風景画の題材としてよくとりあげられますが、暗い建物の玄関越しに入り江や漁船を望む構図が独特です。
あまり人が採用しない構図で描くのは、意欲的だなあと思います。
右側の冬景色は「小樽の路地裏」。
旧手宮線の沿線にある古い建物のお店がモティーフですが、そのメーンの対象を正面に据えるのではなく、やや距離を置いて、手前に空間を持たせたことで、画面に広がりが出ています。
このほか「凍てつく土地」など、何気ない雪景色に、本宮さんの思いが感じられるようです。
油彩9点のほか水彩も15点あります。
「木漏れ日」「花を売る街」「静かな街で」といった一連の作品はスペインが舞台。
スペインというと竹津昇さんですが、さわやかな空気感は共通しています。見ていると「あー、いいなあ、旅に出たいなあ」とすなおに感じます。
やはり異国情緒をただよわせる絵がそばに並んでいましたが、恵庭の「えこりん村」が題材の由。「えこりん村」、筆者は行ったことがありませんが、最近注目されているみたいですね。
08年3月4日(火)-9日(日)11:00-19:00(最終日-17:00)
ギャラリーユリイカ(中央区南3西1 和田ビル2階、地図B)
えーと、本宮さんご本人ですよね。
こちらこそ、掲載がすっかり遅れてしまい申し訳ないです。
また作品を見るのを、楽しみにしています。
個展の掲載と詳しいコメント有り難うございます。
大変嬉しく光栄です。
又7月の2人展目標に制作に励みたいと思います。