北海道美術ネット別館

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■どんだりこんだりいこか展 (2024年11月13~17日、小樽)

2024年11月16日 23時17分20秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 江別の長畑ふみ子さんがデザインした案内はがきだったので、なぜ小樽で? と思ったのですが、長畑さんの教室展ではなくグループ展のようです。絵画と工芸あわせて8人が出品しています。
 
 小樽の道展会員、末永正子さんが「season」と題した絵を4点、「one day」2点、題の記載のない絵を1点の計7点も出していました。
 旧作だと思うのですが、「season」の1点は、列車の車窓風景や窓にたれ落ちる雨のしずくを思わせ、即興的に走る筆跡が情感ゆたかな抽象絵画です。

 長畑さんは6点。「あれから79年 江別の世田谷」と題したスケッチが、IからIIIまで3点あり、マンサードルーフの家ととがった屋根のサイロが描かれていました。戦争末期、東京の世田谷から疎開・入植した人たちが開墾した地区が江別にあり、いまも世田谷の地名が残ります。

 高瀬眞智子さん「そりあそび」は青系をふんだんに使って、雪山で遊ぶ子どもたちを描いた大作。そりやミニスキーのシュプールが画面上を自在に走る曲線として重要な役目を果たしています。

2024年11月13日(水)~17日(日)午前9時半~午後5時
市立小樽美術館1階ギャラリー(小樽市色内1)

■末永正子展 (2019年2月1~17日、札幌)=その2・2月16日から17日へ - 北海道美術ネット別館

(承前)16日4カ所目は、ギャラリーレタラの末永正子さんの個展。冒頭画像は、4枚組みの抽象画「FourSeasons」。四つのキャンバスからなるが、どれが春で、どれが冬―というこ...

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・JR小樽駅から約720メートル、徒歩9分

・都市間高速バス「高速おたる号」などを「市役所通」で降車、約680メートル、徒歩9分


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