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最近の札幌(1)ー北4条西3丁目の全面的な再開発工事で札幌駅前が変わる

2024年11月12日 17時03分00秒 | つれづれ日録
 札幌の街なかを歩いていて気づいたことなどを、何回かゆるい筆致でつづっていきます。

 まずは札幌駅前の話題。
 駅舎の真っ正面にあたる北4条西3丁目のブロック全てが大工事中になっています。

「ロビーがミニギャラリーになっていた北海道銀行札幌駅前支店が去年閉まったけど、建て替えになるよー」
とか
「パーキングのエレベーターが珍しい種類だった北海道建設会館が閉まるよー」
といった個々の情報は聞いていたんですが…。

 以前、札幌西武のA館・B館が建っていた空き地はもちろんのこと、4丁目通り(駅前通り)沿いの角がまるい雑居ビルまでも含めて、あの一角すべてが再開発になるんですね。
 
  
中通りの北側・南側、両方です。
 札幌西武がまだあったころの中通りは、れんが造りの建物が両方にあって、石畳調の舗道とあいまって、好きなたたずまいでした。

 平和不動産のサイト( https://www.heiwa-net.co.jp/news/detail.php?id=130 )によると、商業棟と業務棟(一部ホテル)からなるビルが建設され、約165m・地上32階、地下7階とのこと。
 2028年度に完成を予定しているようです。

 札幌はあちこちで再開発事業が進んでいて、4丁目プラザ跡とか、北海道銀行と旧札幌銀行の本店などで工事が進んでいますが、1丁目区画まるごとというのはかなり大規模なほうではないでしょうか。
 
 この影響で北5条通り側が歩行者全面通行止めになっています
 まあ、1ブロックまるごとが工事中で、少なくとも地上部分に用事のある歩行者は、建設関係者以外はいるはずがないので、やむを得ない措置なのでしょう。ただ、例えば、東急百貨店から六花亭札幌本店方面へ歩いて直進しようとした場合、いったん反対側の歩道に渡るなど遠回りを強いられることになります。
 
 
 さらに、札幌駅周辺では、こんなことも行われています。
 地下鉄南北線さっぽろ駅のホーム増設工事です。 

 この駅のホームは1971年開業以降、基本的なつくりが変わっていません。
 同線「すすきの駅」は階段や改札口の増設などを行い、乗降客の増加に対応してきたのに対し、さっぽろ駅は「島式」のため、階段を増やしたりホームの幅を拡幅したりといった工事が難しいのです。
 とくにJR札幌駅に通じる北側の階段は、慢性的な混雑が発生していたようです。

 筆者が思い出すのは、東京の地下鉄の赤坂見附駅でしょうか。
 丸の内線と銀座線の乗換駅として多くのビジネス客が利用しています。
 
 さっぽろ駅も、島式のホーム1本から、もう1本のホームを増設するようです。
 現在のホームが麻生行き専用になるようです。
 新しいホームは1番線の真駒内行きで、現ホームの東側にできるとのこと。
(概要が載っているページには、札幌市交通局のサイトから飛べます)

伊藤・岩田地崎・岩倉JV 南北線さっぽろ駅ホーム増設工事作業所

南北線さっぽろ駅 ホーム増設土木工事のトップページです。

伊藤・岩田地崎・岩倉JV 南北線さっぽろ駅ホーム増設工事作業所



 周辺では、新幹線延伸に伴う札幌駅の改装、センチュリーロイヤルホテルの取り壊しなども行われ、2028年度までは雑然とした状態が続きそうです。
 新幹線延伸は2030年度開業予定が繰り延べになり、最終的に落ち着くのがいつになるのか、見当もつきません。


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