北海道新聞2009年11月25日社会面によると、旭川在住の書家、赤石蘭邦さんが亡くなりました。92歳でした。
赤石さんは旭川師範学校(現道教大旭川校)時代から金子鴎亭(「鴎」は正字)に師事。1951年に日本書道美術院賞を受賞した、と記事にあります。
また「札幌の書」(さっぽろ文庫)によると、戦後いち早く1946年、北海道書道文化連盟展の旗揚げに参集。この団体はほどなく終息しますが、1955年に始まって現在に続いている北海道書道展の第1回に近代詩文の審査員として参加します。
筆者は晩年の飄逸、朴訥とした書風しか見ていません。また、ご本人を存じ上げておりません。
ことし5月の北海道書道展には、招待作家として
「夏あをき中にひろがるガラスの香」
という近代詩文を出品していました。
北海道書道展の第1回審査員の訃報が続きます。これで、14人のうち、現在もご存命なのは、小樽の宇野静山さんだけでしょうか。
(中野北溟さんは第1回展で会員推挙)
ご冥福をお祈りします。
赤石さんは旭川師範学校(現道教大旭川校)時代から金子鴎亭(「鴎」は正字)に師事。1951年に日本書道美術院賞を受賞した、と記事にあります。
また「札幌の書」(さっぽろ文庫)によると、戦後いち早く1946年、北海道書道文化連盟展の旗揚げに参集。この団体はほどなく終息しますが、1955年に始まって現在に続いている北海道書道展の第1回に近代詩文の審査員として参加します。
筆者は晩年の飄逸、朴訥とした書風しか見ていません。また、ご本人を存じ上げておりません。
ことし5月の北海道書道展には、招待作家として
「夏あをき中にひろがるガラスの香」
という近代詩文を出品していました。
北海道書道展の第1回審査員の訃報が続きます。これで、14人のうち、現在もご存命なのは、小樽の宇野静山さんだけでしょうか。
(中野北溟さんは第1回展で会員推挙)
ご冥福をお祈りします。