北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

続き・2024年10月18日に訪れたギャラリーは11カ所

2024年10月25日 08時20分00秒 | つれづれ日録
(承前)

 「喫茶ペエジ。」は北21条通りの近くだったので
「もしかしたら、北24条駅と北18条駅、どっちに歩いていってもあまり変わらないのでは? むしろ斜め通りの分、北18条駅のほうが近いかも」
と思って、地下鉄南北線の北18条駅まで歩きました。

 しかし、北区や東区って、開拓使が都市計画の線を引いた中心部と異なり、「条」の幅が規則的ではないのですね。
 遠かったです…。
(なお「丁目」を規定する南北の縦通りは、中心部の道路を延長しているため、中心部と間隔は変わりません)

 西18丁目で降りて、北翔大学円山キャンパスへ。
 井桁雅臣さんに久しぶりに会いました。

■井桁雅臣展2024「花に染む。」 (10月8~19日、札幌) - 北海道美術ネット別館

キャンバスに絵の具を染み込ませるステイニングと呼ばれる技法で美しい絵画を制作する札幌の井桁雅臣さんが、年に2度の個展を開くのは初めてだと思います。制作に時間のかか...

goo blog


 迷いましたが、市資料館まで徒歩。
 陶芸のstudio TADA 展など。
 
 コンチネンタルギャラリーで第15回長谷川豊 作陶展

 まったくノーマークでしたが、個性的な陶芸でした。
 北広島に穴窯を持っているといい、器はわずかで、大半がオブジェです。
 それも沖縄の平和をテーマにしたシリーズなどがあり、画像左のタイトルは「辺野古」というのですから、少なくとも道内にはほとんどいないタイプの陶芸家です。

 そんな人の個展が15回目を数えるまで、ぜんぜん知らなかったとは、北海道美術ネットとしてはかなり敗北感を抱いています。
 

 
 地下鉄東西線に一駅だけ乗って大通へ。

 らいらっく・ぎゃらりいは、移転記念の企画展シリーズが終わって、通常の貸しギャラリーモードになりました。
 その第1弾が「ひこばえ展」。
 もともとNHK文化センターの日本画展で、道内在住の女性日本画家のはしりである伴百合野さんが講師を務めていましたが、同センターが閉鎖されて道新文化センターに移り、いまは講師も伊藤洋子さんに引き継いでいます。

 教室の生徒さんのほか伴さん、伊藤さんが賛助出品していました。

 さいとうギャラリーでは、北海道テキスタイル協会展。
 同協会はこの展示をもって解散するとのこと。
 会場の方は高齢化などを理由に挙げておられましたが、この協会ぐらい、若手も含めてさまざまな世代が参加している団体は道内のアート業界にほかにないと思います。残念。

 カフェ・ビストロ+ギャラリー・オマージュで「三人の画家展 石川孝司 仲浩克 やまだるみ」を見て、この日は切り上げました。


 これで10月になって足を運んだギャラリーなど展覧会会場は計67カ所になりました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。