6日前のことなので、かなりわすれています。まずいな…。
最近は週末に催しが多く、いそがしさに拍車がかかっています。
帯広行きの疲れが抜け切れておらず、雨の降る中、出発。
西岡3条5丁目でバスを降り、送電線の鉄塔の脇を東へ進んで、福住の「アートサロン細川」へ。「細川マルシェ」が開かれているので、ちょっとのぞいて、澄川ビールをちょっと飲みました。フルーティーな味でした。
福住2条5丁目から中央バス「大谷地駅行き」に乗り、南郷18丁目駅で地下鉄東西線に乗り継ぎ。
菊水で降りて、ギャラリー犬養へ。
下の階では「幼年期の終り」と題して「飴屋晶貴 × Terusan 二人展」が開かれていました。
飴屋さんは鉛筆画で、道外でも盛んに発表しています。
相変わらず描き込みが細かくて、すごい。陰影のつけ方も鉛筆画の極致といった趣です。
画像は右から「Strangers in the Night 4」「Strangers in the Night 5」。
いずれも、頭部が犬などの動物になっている人間が登場しています。
Tesusan さんは初めて拝見。
プロフィルによれば「北海道在住」とのこと。
飴屋さんよりは少し大きめの紙に、鉛筆のほかガッシュやアクリル、パステルなどを用いています。
リアルな画風は飴屋さんと共通するところもありますが、こちらは2人展の題(アーサー・C・クラークのSF小説の古典)に由来するのか、ひと昔前のSFっぽい世界を描いた作品がいくつかあります。
画像左「可視光線」は、月面とおぼしき風景の向こうに、巨大な人が現れます。宇宙服・ヘルメットの上部に「CCCP」とあるのは、ソビエト連邦をあらわす「USSR」のロシア語表記。1980年代以前のSF映画のテイストが謎めいていて、楽しくもあります。
一方で、口を手でふさがれる女性の顔を小さな窓越しに描く「うしろ向きの祝福」は、どこかヒチコックを思わせます。
上のフロアは道教大で彫刻を学んだ卒業生たちによる「立体作品展 Heykel VI」。
板本信雄、及川千春、梶田みなみ、澁谷知愛、清野佳彦、土田琢磨、引山絵里の7氏。
梶田さんは今回も独自の空想世界。
澁谷さんは猫のための「じゃらし観音」。
土田さんは若いころの作品も出していました。
※澁谷さんのお名前が間違っていましたので、修正しました。たいへん申し訳ありませんでした
菊水駅に戻り、東西線で円山公園駅へ。
Retara Space で仲村うてな個展。
何の変哲もない街の風景などを写実的に描いた日本画7点。
この日はギャラリートークでした。聞き手は、札幌大谷大の先輩にあたる葛西由香さん。
歩いてすぐの所にあるギャラリー愛海詩で、日本工芸会正会員の木工作家、甲斐幸太郎作品展。
クスノキなどの器などを見ると、やはり北海道にはない素材と表現だなと感じます。
円山公園駅→西18丁目駅。
南5西11のトラムニストギャラリーで「The Way I am 重なる道 佐藤雅子写真展」。
佐藤雅子さんは東京在住の山岳写真家。
札幌に親類が多いことから、初めてこちらで開催することになりました。
画像の左は北アルプスでとらえた星空で、よく見ると遠くに富士山が見えています。
ぼんやりした三角形の光芒は、右半分が冬の銀河(天の川)、左半分は黄道光です。黄道光がこんなにはっきりと写るのは珍しいです。
佐藤さんが父親の遺品を整理していたら、北アルプスの写真が出てきたそう。そんなことをしていたとは生前、全く知らなかったとのことで、今回は亡父のモノクロ写真もおりまぜて展示していました。
以上いずれも20日まで。
佐藤さんとの話が弾んだため、タクシーを拾って、中島公園にある豊平館へ。
豊平館では「第10回北の聲アート賞」の贈呈式。
次いで、CAI03で、高橋喜代史個展のオープニングのギャラリートーク。
この続きは別項で書きたいと思います。
最近は週末に催しが多く、いそがしさに拍車がかかっています。
帯広行きの疲れが抜け切れておらず、雨の降る中、出発。
西岡3条5丁目でバスを降り、送電線の鉄塔の脇を東へ進んで、福住の「アートサロン細川」へ。「細川マルシェ」が開かれているので、ちょっとのぞいて、澄川ビールをちょっと飲みました。フルーティーな味でした。
福住2条5丁目から中央バス「大谷地駅行き」に乗り、南郷18丁目駅で地下鉄東西線に乗り継ぎ。
菊水で降りて、ギャラリー犬養へ。
下の階では「幼年期の終り」と題して「飴屋晶貴 × Terusan 二人展」が開かれていました。
飴屋さんは鉛筆画で、道外でも盛んに発表しています。
相変わらず描き込みが細かくて、すごい。陰影のつけ方も鉛筆画の極致といった趣です。
画像は右から「Strangers in the Night 4」「Strangers in the Night 5」。
いずれも、頭部が犬などの動物になっている人間が登場しています。
Tesusan さんは初めて拝見。
プロフィルによれば「北海道在住」とのこと。
飴屋さんよりは少し大きめの紙に、鉛筆のほかガッシュやアクリル、パステルなどを用いています。
リアルな画風は飴屋さんと共通するところもありますが、こちらは2人展の題(アーサー・C・クラークのSF小説の古典)に由来するのか、ひと昔前のSFっぽい世界を描いた作品がいくつかあります。
画像左「可視光線」は、月面とおぼしき風景の向こうに、巨大な人が現れます。宇宙服・ヘルメットの上部に「CCCP」とあるのは、ソビエト連邦をあらわす「USSR」のロシア語表記。1980年代以前のSF映画のテイストが謎めいていて、楽しくもあります。
一方で、口を手でふさがれる女性の顔を小さな窓越しに描く「うしろ向きの祝福」は、どこかヒチコックを思わせます。
上のフロアは道教大で彫刻を学んだ卒業生たちによる「立体作品展 Heykel VI」。
板本信雄、及川千春、梶田みなみ、澁谷知愛、清野佳彦、土田琢磨、引山絵里の7氏。
梶田さんは今回も独自の空想世界。
澁谷さんは猫のための「じゃらし観音」。
土田さんは若いころの作品も出していました。
※澁谷さんのお名前が間違っていましたので、修正しました。たいへん申し訳ありませんでした
菊水駅に戻り、東西線で円山公園駅へ。
Retara Space で仲村うてな個展。
何の変哲もない街の風景などを写実的に描いた日本画7点。
この日はギャラリートークでした。聞き手は、札幌大谷大の先輩にあたる葛西由香さん。
歩いてすぐの所にあるギャラリー愛海詩で、日本工芸会正会員の木工作家、甲斐幸太郎作品展。
クスノキなどの器などを見ると、やはり北海道にはない素材と表現だなと感じます。
円山公園駅→西18丁目駅。
南5西11のトラムニストギャラリーで「The Way I am 重なる道 佐藤雅子写真展」。
佐藤雅子さんは東京在住の山岳写真家。
札幌に親類が多いことから、初めてこちらで開催することになりました。
画像の左は北アルプスでとらえた星空で、よく見ると遠くに富士山が見えています。
ぼんやりした三角形の光芒は、右半分が冬の銀河(天の川)、左半分は黄道光です。黄道光がこんなにはっきりと写るのは珍しいです。
佐藤さんが父親の遺品を整理していたら、北アルプスの写真が出てきたそう。そんなことをしていたとは生前、全く知らなかったとのことで、今回は亡父のモノクロ写真もおりまぜて展示していました。
以上いずれも20日まで。
佐藤さんとの話が弾んだため、タクシーを拾って、中島公園にある豊平館へ。
豊平館では「第10回北の聲アート賞」の贈呈式。
次いで、CAI03で、高橋喜代史個展のオープニングのギャラリートーク。
この続きは別項で書きたいと思います。