北海道新聞2024年11月20日付おくやみ面の岩見沢市の項に載っている有村尚孝さんは、新道展の元会員で、岩見沢郊外の風景を描いていた有村さんではないでしょうか。91歳。
美術ジャーナリストの五十嵐恒さんがホクレン広報誌に寄せた文章によると有村さんは1933年(昭和8年)、檜山管内江差町生まれ。北海道学芸大(現在の北海道教育大)函館分校を卒業し、新道展には65年初入選を果たしています。また創元展でも入選を重ね、準会員になっています。本職は教員で、北村中央中(現在は岩見沢市内)校長を最後に退職しました。
新道展では66年、第11回展で奨励賞。翌67年に読売新聞社賞を受けて会友となり、68年に会員に推挙されました。
2021年に退会しています。
青や緑を中心に伸びやかな筆で、岩見沢を遠望する風景をよく描いていたという印象が強いです。オーソドックスな写実というよりは、どこかセザンヌを思わせるおおらかなタッチが持ち味でした。
ご冥福をお祈りします。
過去の関連記事へのリンク
■旧夕張市美術館収蔵作品展2022 =名前のみ
■第63回新道展 (2018)
■街を描く(2014)
岩見沢市・毛陽センターでの展示 (2002、画像なし)
■新道展会員小品展(2002、題名のみ、画像なし)
美術ジャーナリストの五十嵐恒さんがホクレン広報誌に寄せた文章によると有村さんは1933年(昭和8年)、檜山管内江差町生まれ。北海道学芸大(現在の北海道教育大)函館分校を卒業し、新道展には65年初入選を果たしています。また創元展でも入選を重ね、準会員になっています。本職は教員で、北村中央中(現在は岩見沢市内)校長を最後に退職しました。
新道展では66年、第11回展で奨励賞。翌67年に読売新聞社賞を受けて会友となり、68年に会員に推挙されました。
2021年に退会しています。
青や緑を中心に伸びやかな筆で、岩見沢を遠望する風景をよく描いていたという印象が強いです。オーソドックスな写実というよりは、どこかセザンヌを思わせるおおらかなタッチが持ち味でした。
ご冥福をお祈りします。
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岩見沢市・毛陽センターでの展示 (2002、画像なし)
■新道展会員小品展(2002、題名のみ、画像なし)