北海道美術ネット別館

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■春展2009 (4月12日まで)

2009年04月09日 23時36分39秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 ART-MAN Galleryが春夏秋冬の季節にあわせてひらいているグループ展。
 春展は7回目で、松川修平さん、橋本光一さん、オカチユウヤさん、吉栄介さん、國重奈穂さんの5人が絵画を出品しています。

 個性的な絵を描く松川さんは、額装していない大小の絵を10枚、間隔を開けずにびっちりと詰めて壁に掛けています。
 今回も、題はついていません。
 全体的には、後ろ向きの女性(?)が複数登場する絵が多いです。
 画像で右端にかかっているのは、左奥で3人が横に並んでブランコにすわり、手前で女性2人が向こう側を向いて立っているという図柄。
 パンプスをはいている女性がプールの高いへりによじのぼっている絵もあります。
 ライオンのかたわらで、本を読んでいる女性の絵は、顔を正面に向けています。
 うーん。ふしぎ。


           

 國重さんは1987年生まれの若手。北海道芸術デザイン専門学校の出身で、「光の絵描きさん」を名乗って似顔絵も手がけています。
 正面の2点はアクリルガッシュで描いたもので、輝かしい色彩が配されたパノラマ的な構図が目を引きます。
 ご本人が好きだという猫が描き込まれ、遠くでは海に日が沈んでいます。
 「夢に出てきたり、描きたいものを自由に描いています。将来は絵本も手がけたいですね」
と話す國重さんは、ことし6月、ほくせんギャラリーivoryで個展を開くそうです
 

2009年4月7日(火)-12日(日)11:00-19:00
ART-MAN gallery(中央区南4東4)


松川修平(ニュー素朴派)個展「Narcotic」 (2008年11月)
松川修平の世界(2007年)



・地下鉄東西線「バスセンター前」駅7番出口から徒歩6分
・地下鉄東豊線「豊水すすきの」駅1番出口から徒歩9分
・中央バス「南4東1」「豊平橋」から徒歩4分(市民会館前の「北1条」、ジュンク堂近くの「南1条」から乗ると、大半の便で数分で着きます)


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