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2018年7月8日。新川河口→札幌市北区→中央区

2018年07月10日 14時00分03秒 | つれづれ日録
 休刊日につき仕事は休み。

 前項で書いたとおり、今年、そして最後の帯広コンテンポラリーアートは「河口」というタイトルで、会期も会場も作家一任という、なんだかすごいことになっている。
 参加作家のひとり澁谷俊彦さんは、札幌市手稲区の「バッタ塚」あたりから新川河口附近(小樽市)にかけて作品を設置している。あえて目立たない、自然と一体化したようなスタイルの作品で、観光シーズン本格化の前にかなりの部分を撤去してしまうそうなので、現地に案内してもらうことにした。

 地図で見ると、バッタ塚は、札幌の果てのような所である。
 ふつうなら自動車で赴くだろうが、
公共交通機関で行ったらどうなるかやってみたくなり、JRの手稲行き普通列車で終点へ。

 札幌圏の列車としては、日曜の朝とあって、見たことがないくらい空いていた。




 手稲駅北口からジェイ・アール北海道バスの循環71番に乗車する。
 こちらも客は数人。

 手稲駅を出て、北へ向かい、手稲山口団地のなかを一周して、元にもどってくる路線だ。


 手稲山口団地という名だが、いまの住所は「手稲区曙」である。昔は、手稲山口の番地地区だったと思われる。
 住んでおられる方には失礼な表現かもしれないが、手稲駅の北方に広がる住宅街の中では最果てに位置しており、この団地が「ひし形」だとしたら、右上の片は新川、左上の片は国道337号で、いずれもそれを超えると、市街化強制区域の、家のない平地が広がっているのだ。

 それを超えて、国道を信号のある交叉点で渡り、新川の左岸沿いに歩き出す(冒頭画像)。
 中上流で新川に沿って走る新川通は幹線道路で、車の往来も激しいが、このあたりまで来ると、人も車もまったく通らない。

 しばらくのどかな道を歩き、札幌急配の事務所の前で道なりに左に曲がる。
 濁川(JR稲穂駅のプラットフォームから見える川)を渡り、こんどは右に折れて、スラッジセンターのわきをかすめて、ふたたび新川沿いに出る。
 さきほどとは違って、舗装されていない小さな道だ。

 すぐに「手稲山口バッタ塚」の看板がある。
 そこから、繁茂するイタドリの中の小道を入っていけば、バッタ塚の駐車場に出る。








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