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ナム・ジュン・パイクさん死去

2006年02月01日 14時01分27秒 | 新聞などのニュースから
 (以下引用)韓国の聯合ニュースなどによると、29日、米フロリダ州マイアミの自宅で死去、73歳。詳しい死因は不明。

 1932年、ソウル生まれ。東京大で美術を学んだ後、当時の西ドイツに留学。ビデオアートの先駆けとして世界的に高い評価を受け、ニューヨークなどを拠点に活躍した。
(引用終わり)

 1月31日の北海道新聞朝刊に、ソウル発共同の記事が出ていました。

 パイクさんといえば、ヴィデオアートの分野では世界的な巨匠とされています。
 モニターを何台も積み上げたインスタレーションとか、1986年だったと思うけどかのヨーゼフ・ボイスと東京でパフォーマンスをやったりとか、あるいは、「東は東、西は西」とうたった英国の詩人キップリングに対抗して、急激に狭くなる世界を主題にした「バイ、バイ、キップリング」をNHKの正月番組かなにかで発表したりとか、なにかと話題に事欠かないアーティストでした。
 また、韓国系では最も有名な美術家だったことはまちがいないと思います(李ウファン氏も韓国出身だけど)。

 ただ、筆者は、作品を実見した記憶が、どうもないようで…。あまり、くわしい論評はできないです。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ワタリウム (竹津昇)
2006-02-01 14:37:16
偶然、わたしもその展示を観た事があります。

ヨゼフ・ボイスとナムジュン・パイクの作品をみたことがあります。東京のワタリウムだったと思います。

かなりな衝撃でした。
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ボイスとパイク (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2006-02-01 15:57:05
竹津さんこんにちは。



くだんの2人はパフォーマンスだけでなく、展示もやっていたのですね。



筆者はそのころ東京に住んでいたのですが、映画ばかり見ていて、美術の方はぜんぜんでした。今にして思えばもったいないというか、もっと見ておけばよかったなあと思います。
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