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2009年のベスト5は

2009年12月25日 23時58分03秒 | アートに関するインターネット・ブログなど
 やってまいりました、恒例のベスト5です。 

 みなさんも、ぜひぜひコメント欄で参加してください。
 参加がないと、すごく寂しいです。

 筆者は

◆水脈の肖像(12月、道立近代美術館)
さっぽろフォトステージ(11-12月、札幌市写真ライブラリー)
幌内布引アートプロジェクト(9-11月、三笠市)
森山大道 北海道<序章>(6-8月、札幌宮の森美術館など)
佐藤萬寿夫ドローイング展(4月、札幌時計台ギャラリー)
 =順不同

 次点に
Sanghee Song Solo Exhibition シャンヒ・ソン個展(2-3月、CAI02)

 「水脈の肖像」展は鋭意執筆中です。

 釧路で見た岡部昌生フロッタージュ・プロジェクト 雄別炭礦を掘るNorthern Aspects #02 杉山留美子 ―光満ちる時- (7-10月、道立近代美術館)、北海道のアウトサイダーアート(道立旭川美術館で開催中)などなど、興味深い展覧会は多かったです。書では中野北溟の世界(9-10月、同)も。

 ハコトリ、Zaworld、樽前Arty、マジカルキャンプなど、催し形式の発表がいつになく多かったのもことしの特徴でしょう。
 しかし、期間が短い展覧が増えるのは、見る方は正直言ってつらいです(ハコトリ、Zaworldは長かったけど)。

 あと、これは道外なのでベスト5には入りませんが、目黒区美術館で27日までひらかれている’文化’資源としての<炭鉱>展は、特筆すべき成果だと思います。


 全国紙の年末回顧については、弐代目・青い日記帳さんがうまくまとめてくださっているので、お読みください。

 ま、どーせ北海道の美術展なんて、だれも見に来ちゃいないんだよってグチりたくなるわけですが。

 ただ、仔細に見ると、牧島如鳩展や「絵画と写真の交差」など、道内で開催されたものも、道外に巡回したおかげで、取り上げられているようです。
 牧島如鳩、見てないんだけど。こりゃ失敗したかなあ。


 ※過去のベスト5へのリンク
2007年
2006年
2002年
2001年
2000年


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2009-12-27 23:09:58
果澄さん、良かったですよねー。
ただ、以前「新人賞」に選んだので、今回は涙をのんで?見送らせていただきました。
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今年のベスト5は、、、 (エゾ三毛猫)
2009-12-27 08:31:20
と、言えるほど観ていないので、
順不同で印象に残った展覧会は

・アート!-ト!マート!
 札幌市役所ロビーで開催された
 ごった煮のようなイベント。
 お金をかけなくてもアイデアで
 盛り上げられる一例でした。

・果澄さんさぱらホールでの個展
 テレビでも特集されてましたが、
 これからの作品が楽しみです。
 それにしても書道8段って、、、

・奥井理君を特集したテレビ番組
 再放送がありましたが、両親の
 想いを考えると心が悼みます。
 
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トラバどうもです (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2009-12-26 15:30:03
SHさんのリストを見ていると
「ああ、これも挙げれば良かったかな」
と思えてきます。
ということは、ことしは豊作だったのかもしれないですね。
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Unknown (SH)
2009-12-26 13:17:10
トラックバックさせていただきましたが、私も以下の展覧会についてはリストアップしていますので、好みが近い所もあるかもしれません。

・さっぽろフォトステージ
・森山大道 北海道<序章>
・佐藤萬寿夫ドローイング展

スカンジナビア風景画展は今でも記憶に残る、いい展覧会でした。ああいうのを発掘してやってほしいものです。
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ありがとうございます (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2009-12-26 12:29:12
 SHさん、いつもどうもです。
 「炎舞」とか「悲母観音」が相手だとなかなかツライですよね。
 それにしても、過去のベスト5では、スカンジナビア風景画展などが重なっていたりしたわけで、これほどまでに雰囲気の異なるリストになったのは意外というか。ほんとに好みが違うなあ。
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Unknown (SH)
2009-12-26 12:08:51
ヤナイさん、こんにちは。
私も牧島如鳩は図録を見て、行けば良かったと反省中です。

以下、今年の良かった展覧会ですが、道外も入ってます。

●市立小樽美術館「第3回北海道現代具象展」。柏本龍太の作品が良かった。
●山種美術館「速水御舟‐日本画への挑戦」。「炎舞」はやはり名作だ。
●東京芸術大学美術館「常設展」。狩野芳崖の「悲母観音」が素晴らしい。
●ARTスペース201「林啓一 PAPER WORKS 2009 「シトロン」小さな夏の個展」

こうして見ると、私とヤナイさんの好みというのは、大幅に違いますね。
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