ユニークな陶人形をつくる札幌の前田はるなさんが3年ぶりとなる札幌での個展を開き、終了間際に駆け込んできました。
超絶技巧ということでもなければ、鋭く社会を撃つというタイプでもなく、実用性に富んでいるわけでもありません。ひたすら、ゆるいです。
かといって、抱腹絶倒のセンスというのでもなさそうで、とにかく、見ていると
「まあ、こういう作品もあってもいいよなあ」
というのんびりした気持ちになってくるのです。
冒頭画像の左側は「トカゲ人」。
どうしてなのかはわかりませんが、トカゲと人間が合体しています。
右側は
「今日はゴロゴロしていい日 (好きなテレビを観て、食べたいモノを食べて、ゴロゴロする、そんな日なのです。)」
という長い題の作品。
横になっている猫人間の前には、食べ残したカレーライスや、ポテトチップスが置かれているという、なかなか細かい作品でもあります。
中央で元気よく腕を挙げている猫は
「素になると猫が出るにゃー!」。
右にも、なぞの生き物がいます。
ほかにも「悪魔オーラ出てる? マジで?」といった妙な題の作品や、幼稚園児を題材にした「園児1号」「園児2号」など。
3枚目の画像、右から二つめは「アヒルの詰め合わせ」です。
前回の個展にも出ていた家のシリーズ「a town」は184個に増殖していました。
「楽しいって言われるのがいちばんうれしいです」
と笑う前田さんです。
超絶技巧ということでもなければ、鋭く社会を撃つというタイプでもなく、実用性に富んでいるわけでもありません。ひたすら、ゆるいです。
かといって、抱腹絶倒のセンスというのでもなさそうで、とにかく、見ていると
「まあ、こういう作品もあってもいいよなあ」
というのんびりした気持ちになってくるのです。
冒頭画像の左側は「トカゲ人」。
どうしてなのかはわかりませんが、トカゲと人間が合体しています。
右側は
「今日はゴロゴロしていい日 (好きなテレビを観て、食べたいモノを食べて、ゴロゴロする、そんな日なのです。)」
という長い題の作品。
横になっている猫人間の前には、食べ残したカレーライスや、ポテトチップスが置かれているという、なかなか細かい作品でもあります。
中央で元気よく腕を挙げている猫は
「素になると猫が出るにゃー!」。
右にも、なぞの生き物がいます。
ほかにも「悪魔オーラ出てる? マジで?」といった妙な題の作品や、幼稚園児を題材にした「園児1号」「園児2号」など。
3枚目の画像、右から二つめは「アヒルの詰め合わせ」です。
前回の個展にも出ていた家のシリーズ「a town」は184個に増殖していました。
※個数を訂正しました。
「楽しいって言われるのがいちばんうれしいです」
と笑う前田さんです。
悲惨なニュースの多い昨今、こういうアートもあるといいよなあ、としみじみ思うのでした。
2022年3月28日(月)~4月3日(日)午前10時(初日正午)~午後6時(最終日午後4時)
らいらっく・ぎゃらりい(中央区大通西4 北海道銀行本店 )
前田はるなさんのツイッター @S8YzeLwLeHnOD6w
過去の関連記事へのリンク
■前田はるな 土から生まれた作品展 (2019)
■美工展 (2010)
2022年3月28日(月)~4月3日(日)午前10時(初日正午)~午後6時(最終日午後4時)
らいらっく・ぎゃらりい(中央区大通西4 北海道銀行本店 )
前田はるなさんのツイッター @S8YzeLwLeHnOD6w
過去の関連記事へのリンク
■前田はるな 土から生まれた作品展 (2019)
■美工展 (2010)
お引越しや引き継ぎのお疲れがピークに達し、前日は寝込んでおられたにもかかわらず、4月3日は6カ所も展覧会場を回られたとのこと。
梁井さんパワーおそるべし、です。
blogに取り上げてくださってありがとうございます。
フルスロットルで活動される梁井さんをも、のんびりした気持ちにさせうる、ひたすらゆるい作風(これってきっとポジティブ)なのですね。ね?
肯定的にとらえてこれからも作り続けていきたいと思います。^_^
あ、それから、ひとつ訂正があります。
「a town」は184に増殖しています。
❌84個→⭕️184個
まだまだ増殖させますっ!
また、いつか土から生まれたゆる〜い展覧会を観て全身の力を抜いて弛緩してください。(^ ^)
フルスロットルなんてめっそうもないお話で、私は以前、休日には10カ所とか20カ所、平気で回っていました。
いまはこちらの体力もなくなり、また、中心部のギャラリーが減って行き来に時間がかかることもあって、そんなに多くのギャラリー・美術館を回れなくなってしまっています。
「ゆるい系陶芸」
でいえば、20日から茶廊法邑(東区)で始まる2人展に出品する砂川の内海眞治さんも、なかなかゆるいので、お時間があればご覧ください。
それでは。また!
コメントをありがとうございました。当ブログを今後ともよろしくお願いします。